弾丸トラベルは怖くない!

マイル、飛行機、鉄道、海外・日本国内トラベル情報、ホテル、海外発券など

イスタンブール空港 ターキッシュエアラインズ MILES & SMILE ラウンジにアクセスしてみた

スポンサーリンク

ターキッシュエアラインズの本丸であるイスタンブール空港のMILES & SMILE ラウンジにアクセスしてみましたので、お伝えします。

二段階なラウンジ構成

以前のIST空港のラウンジは搭乗クラスや会員種別のアクセス制限はありませんでしたが、新ISTではラウンジは利用する対象者でラウンジは別となっています。

ビジネスクラス利用者とMiles&Smilesの Elite Plus Card会員が利用できるのが、ビジネスクラスラウンジであり、Miles&Smilesの Elite Plus Cardより下の会員とスターアライアンスゴールド会員(ビジネスクラスではない搭乗)の会員が利用できるMILES & SMILE ラウンジに分かれます。

シンガポール航空のシルバークリスラウンジとクリスフライヤーゴールドラウンジのような格差であります。まあ、ユナイテッドクラブとポラリスとも言えます。

今回はターキッシュエアラインズのエコノミーかつNH*Gでしたので、MILES & SMILE ラウンジの利用でした。

ANAがイスタンブールに就航した際にビジネスクラス利用者やANA運航便のエコノミー利用のダイヤモンド会員向けがどちらのラウンジが設定されるか今から気になるところであります。

ラウンジアクセス

場所的にはパスポートコントロール後のエアサイド中心部から向かって左側に進んで場所にあります。ちょうどiGAラウンジの反対側の上にあります。ラウンジ専用のエスカレーターでワンフロア上がります。このあたりはANAラウンジを彷彿とさせます。

旧IST空港の最後にオープンした同社のラウンジと同様に自動改札がついており、航空券を翳せばアクセスできます。コペンハーゲンやオスロのスカンジナビア航空とシステム的には同等であります。ANAの国内線も実質、セルフサービスなのでフラッパーゲートにしてしまえば良いのにと感じてしまいました。

広大なラウンジであります。まずは透明のロッカーがあります。既視感があると思うと旧IST空港にも同じものがあった記憶があり、リサイクルしているのかもしれません。日本のラウンジだとラウンジ席に荷物を置いたままで食事に行ったりするのが当たり前ですが、ここでは結構預けている人もいます。これが治安のデフォルトかもしれません。

とにかく広く、シートの間隔も随分とられている感じであります。ターキッシュエアラインズのハブ空港で最大の利用者をカバーするラウンジだけあり、規模が違います。

大きなモニターだけのスペースがあったりします。トルコ戦の国際試合とか中継されると盛り上がりそうなスペースでもあります。オンラインイベントとか有償で設定もできそうであります。

シアタールーム的なスペースがあります。最新のANA Suite ラウンジのNAPルームとは方向性は違いますが、眠れそうな場所もあります。なんとなく、健康ランドのシアタールームみたいでもあります。映画は流れていてもいびきと歯ぎしりのオンパレードであります。

広大かつ吹き抜けなラウンジ

ラウンジはターミナルエアサイドの2階部分にあり、吹き抜けとなっています。このあたりはPEKやHKG、TGのBKKを彷彿とさせます。以前、PEKのラウンジで自然を感じさせるために小鳥の囀りが聞こえる演出があると思ったら、本物だったことがありましたが、ISTではそんなことはありませんでした。

フードコーナーは数か所にあり、自分の座席から近いところにあるのであまり移動しなくて良いところであります。セルフサービスはあまり、香りがきつくないもの中心であります。

一方で、良くも悪くもかおりの強いホットミールのエリアも複数あり、有人の即席カウンターも複数あるくらいの広さでありました。旅も終盤で胃の調子がズタズタでしたので、食べませんでしたが、卵料理や麺類、汁物などが中心でした。このあたりは座席から離れていました。

寿司とかあったら、驚愕でしたがさすがにはありませんでした。巻物は結構ありますが、握りはなかなかないですね。こういう、即席カウンターで働いてる人はシェフなのか調理師なのか、そうした資格がなくともケアフリーでできる職種なのか確認してみたいところでもあります。

野菜類もホテルのラウンジ級にあります。あ、ミニトマトが一つこぼれていました。ANAの成田のアライバルラウンジのドリンクカウンター近くにあるオブジェがミニトマト盛りに見えてしまう事を思い出してしまいました。

ソフトドリンクはコンビニのように個別パックであり、種類も多くあります。ゴミは多そうですが、衛生管理と持ち運びは万全でもあります。整然としており、本棚みたいです。

ワインは一式ワゴンに載せていられました。泡1種、赤3種、白3種ぐらいありました。このワゴン事をガラガラして、どこかに消えたくなってしまいました。しかし、スクリューキャップの銘柄がありません。

ターキッシュエアラインズラウンジ専用のWi-Fiもありますが、空港のWi-Fiもあり、楽天のローミングとかも強いので、選択肢はあります。

キッズルームもあります。鹿児島空港の展示ブースかと思いましたが、意外と利用者は少なかったです。トルコの人口は9,000万人くらいで、少子化とは言え、日本の方が人口は多いのでそうした感じかもしれません。飛行機モックのコックピットの窓が最近のエアバスの窓の縁取りに似ているのが何ともシュールでした。まあ、200系の末期にリニューアルにも似ていましたが。

昔の日本にもよくあったポップコーンマシンがあったりします。海外では当たり前なのかレトロとして置いているのか不明ですが、ありました。なんとなくジャンクフードに感じますが、ポップコーンはダイエット時には良いかもしれません。まあ、ビールとポップコーンを過剰に繰り返しては元も子もありませんが。

ラウンジからの景色

ラウンジの一部ではゲートの景色もありますが、基本的には吹き抜けの空間であり、エアサイドビューであります。そのため、静粛とはかけ離れており、喧噪であります。ただ、着席して向かいの人との話が聞こえないというわけでもなく、開放感を好む人には良いかもしれません。

大規模空港で拡張性を備えている北京や香港やバンコクなどに似ており、そうした空港におけるラウンジ設置を倣ったのかのように見えます。それでも、ZOOMで打ち合わせはノンキャンのイヤフォンはあった方が良いかもしれません。

最後に

世界屈指の大空港となったイスタンブール空港をハブとするターキッシュエアラインズの拠点ラウンジだけあり、その規模は広大であります。昔と違って、ビジネスクラス利用者向けのラウンジが出来たりとターキッシュエアラインズのマイル会員以外からするとスペックダウンのようにも見えますが、スワンナプーム空港のオーキッドやユナイテッドクラブと比較すると全然良い感じであります。

ビジネスクラス利用時のラウンジがどれぐらいなのかは興味深いところでもあり、機会があったら利用してみたいところです。

Copyright ©Dangan-Lucky All rights reserved.