ロンドン・ヒースロー空港のターミナル2の国際線エリアにあるプラザ・プレミアム・ラウンジを利用してみましたので、お伝えします。
ロケーション
ロケーションはヒースロー空港の通称クイーン・ターミナルと呼ばれるターミナル2の国際線エリアにあります。手荷物検査を通過したAゲートが近くのコンコースに位置します。そういえばイギリスは出国の際にパスポートコントロールがないのは特徴的であります。EU各国だと出入国どちらも不機嫌そうなパスポートコントロールを通過しないといけないのですが。
地下道を潜ってアクセスするゲートBまで同ラウンジから15分くらいはかかります。ゲートBに行く際に手荷物検査場のようなボトルネックとなるような場所はありませんが、上下移動があるのでかなり時間はかかります。
いつもゲートBに向かう途中のコンコースにあるバーレストランのところにある赤い牛が気になってしまいます。
また、同ラウンジは他のターミナルから入国せずに乗り継いで来た利用者のターミナル2への入り口にも近いところであります。以前は乗り継ぎカウンターがオープンするまで待たされたこともありますが、現在は自動チェックイン機やオンラインチェックイン機があるので、便利になりました。
ラウンジレポート
受付にてプライオリティパスと搭乗券を渡せば、すんなりとアクセスできました。スカイトラックス社の受賞の証が多くあるのは、色々な意味でさすがプラザプレミアムラウンジ時と言った感じでしょうか。
受付の横がすぐラウンジではなく、少しアプローチがあります。羽田のT2の国際線スイートラウンジのような感じでもあります。
同ラウンジ使われているルームフレグランスの紹介もしていたりします。人が多くてあまり、その香りを感じることはありませんでした。写真のとおり、ほぼほぼ使い切れそうな感じでもあります。
ラウンジは大きく分けて2区画に分かれており、ソファなどで静かにくつろぐスペースと食事をするダイニングスペースに分かれています。同ラウンジには窓がなく、開放感はありませんが、混雑していなければ比較的静かな雰囲気であります。
ダイニングエリアはかなりのテーブルがありますが、激込みと言った感じであります。シンガポール航空の指定ラウンジとなっているためから混雑しているのでしょうか。
プライオリティパスで利用できるラウンジによくありがちな煮込み系のホットミールであります。味の濃い汁でパンやライスと食べるのがちょうど良い感じであります。そうしたものでお腹を膨らませて満足をとろうと言う事かもしれません。
こちらも良くありがちなトマト味のペンネであります。お酒が進むとタバスコ大量にかけて後で後悔してしまうので今日はやめておきます。
ホテルの朝食にありそうなサラダと乳製品であります。規模の割には食事はきちんとしています。ただ、利用する人が多いためなのか、それとも補充間隔が長いためなのか結構空いているのが多い印象的でした。
英国によくあるフレッシュドリンクコーナーであります。フルーツジュースはオレンジのみでした。
コーラなどの清涼飲料水はすべて缶であり、補充の頻度はあまり、多くないようであります。缶だと瓶より軽い分、持ち帰られたりする気もするのですが、そこは日本の某ラウンジで一時期、おにぎりを持ち帰る人が続出しているようなことが起きているのか不明であります。
アルコールに関してはカウンターでオーダーするタイプであります。同空港のユナイテッドクラブもカウンターでオーダーするタイプなので、当局の規制でそうしているのかと思うと同空港の別のラウンジではそうでもなかったりするので、プラザプレミアム流と言ったところでしょう。クアラルンプールとかもそうでした。
最後に
スターアライアンスゴールド会員でなく、プライオリティパス保有であれば、一択ではありますが、ANA便が出発するゲートBまでは15分くらいかかるので心理的には落ち着かない面もあります。
また、A380などの大型機を飛ばしているシンガポール航空の指定のラウンジにもなっているようなのでSQ出発便前はかなり混んでいる印象もありました。とは言え、それなりの評価を受けているプラザプレミアムラウンジだけあるので、食事やドリンクは一通りあります。ただ、もう少し広ければゆったり寛げるかなと感じてしまいました。