ANAアップグレードポイント2025年も積算されましたが、色々と思ってみました。
ANAアップグレードポイントが加算
2025年2月7日付でプレミアムポイント連動分アップグレードポイントの40ポイントとSFCカード会員アップグレードポイントの4ポイントが付与されました。
これで4月以降のフライトでもアップグレードできる体制となりました。マイルではいつでもできるのですが、マイルの選択肢の広さを考えると数は少ないものの、アップグレードポイントの役割も重要性でもあります。
昨年のアップグレードポイント履歴
残りの16ポイントは年度末に付与されるので、それまでは44ポイントで前借申請と言ったところです。まあ、そもそも航空券を発券さえしておりませんが。
4月頃にはメンタル的に経済的にも海外に行きたくないと思っていそうでもあります。そうにはなりたくないところですが。
懲りないマイル修業
毎年のこの時期は同じ日記となっている気がして、過去の記事を確認してみると以下のとおりです。
2025年 60ポイント
2024年 60ポイント
2023年 70ポイント
2022年 70ポイント
2021年 82ポイント
2020年 60ポイント
2020年にはアップグレードポイント!もらおうキャンペーンという施策があり、12ポイント余計に付与されたこともあり、2021年使えたのは82ポイントでした。
なかかな使えずに繰り越した時期もあり、一時100ポイント超となった時期もありました。
しかし、その後70が続いたものの、60ポイントが直近2年では続いています。気が付けば2019年のマイル修業と同じ60ポイントとなっており、5年たってもやっていることは変わらないと言う事に気づいてしまいます。
結局、2019年と同じ水準に戻ったと言えます。まあ、2019年と比較すると路線(国際線)が増え、選択肢が増えているように見えています。
一方で運賃が高くなり、マイル修業で有用な海外発券のプレミアムポイント単価が上がってしまったこともあり、エンゲル係数ならぬ、ANA係数は増すことであります。所得上昇は国の施策を咎めても何もないので、自分で道を開くところでもあり、そう考えるとこの5年は飛行機に乗らずに所得倍増に勤しめば良かったとか感じてしまいます。
過ぎたことは仕方ありませんが。
年々行く訪問地は増えており、それなりの満足感はあるものの、それだけであります。まあ、新しい国に行く際に何となく、つまずきそうなポイントとか気配を感じるのでそういうのは良いですが、自分しか知らない領域であります。
アップグレードは良いが飽きるけど依存しかない
アップグレードするとワンランクまたはツーランク上のクラスに搭乗できるのではありますが、それが常態化すると、慣れると言うか飽きてきてしまうところでもあります。そうすると粗が見えたり、とネガティブになってしまい、最初のころはワクワクしていた感じが減ってしまうところであります。
いみじくも、最上級会員となると機内ではワクワクで満たされる世界ではなくなっていると言う事でもあります。
ANAにとっては事情もあり、B787が出た時はJALと比較すると圧倒的に刷新感がありましたが、中年となり、完熟した787の前にJALのA350-1000が出てくるとどうしても若い機材の方が良くなるのは甲斐性にも通じると言えます。
本来であれば、777-9が既にサービスインして対抗していたのでしょうが、納入遅れや財務もあり、今のような状態が続いているのでしょう。
まあ、787のビジネスクラスはTHE Roomのように改装してもよさそうですが、色々な視点から焦点が合わないのでしょう。
そうした事からも、最上級会員としては年々、サービスが劣化しているようにも見え、ワクワクしないことが増えているようです。
それであれば、最新機材が増えるJALにポッピングすれば良いのではと言うのはありますが、結局、ポッパーとなり、30年ぐらいの経歴があれば、ポッピングしても累計の上級会員年数は15年を超えてくるので良いかもしれませんが、そんなに空中にいるのも効率的かと考えてしまいます。
まあ、紫修行も有りですが、今はそんな気分でないと言うのがもっともな回答でしょう。
結局はビジネスクラス依存症となり、ボロボロなシートで依然と比較すると簡略化した機内食に甘んじることとなります。中毒となるのはやはり12時間超の移動時間にスペースがあることにドーパミンが出てしまうと言う事になりそうです。
そう言えば、ラーメンが変わる
ANAビジネスクラスに搭乗となると、名物と言うか一風堂のラーメンでしたが、それが遂に変わるようです。
【日本出発便】
“ANAオリジナル ~恵みの北海道~ 濃厚ねぎ味噌ラーメン”北海道の合わせ味噌に野菜出汁を加え、アクセントにニンニクや生姜を効かせたスープは、濃厚で癖になる味わいです。麺はスープと相性の良いモチモチとした中太麺を合わせ、トッピングには3種類のねぎをふんだんに使用しました。
【海外出発便】
“ANAオリジナル ~香る福岡~ コク旨とんこつ風ラーメン”練りごまをベースに香味野菜の風味を加えたクリーミーでコクのあるとんこつ風スープによく絡む極細麺を合わせ、トッピングには福岡とんこつラーメンの定番である食感豊かなきくらげと紅生姜をご用意しました。また、マー油風香味油で味わいの変化をお楽しみください。
対象クラス:ANA運航便の国際線ファーストクラス・ビジネスクラス
対象路線:
【アメリカ線】シアトル・サンフランシスコ・ロサンゼルス・シカゴ・ニューヨーク・ワシントンD.C.・ヒューストン・ホノルル
【カナダ・メキシコ線】バンクーバー・メキシコシティ
【ヨーロッパ線】ロンドン・パリ・フランクフルト・ミュンヘン・ブリュッセル・ウィーン・ミラノ・ストックホルム・イスタンブール
【アジア・オセアニア線】シンガポール・バンコク・ジャカルタ・クアラルンプール・ホーチミンシティ・ハノイ・デリー・ムンバイ・シドニー・パース
と言う事であります。
誕生ではなく、リニューアルと言い回しが何とも物語っています。
何となく、一風堂と言う名前を使わなくして、コスト削減をして、中身は変わらないと言うところかもしれません。ブランド名は名ばかりで結局は成田で自力で作ったものなのでキャッシュアウトは名前代だけだったのかもしれません。
麺自体はカップ麺と同じ乾麺であります。まあ、カップ麺のジャンキーさが欲しくなることは多々あるので、生生に拘ることがベストアンサーとは言えないですが。
まあ、企業としては余計となっていた名前代を削り、これまでと同等のものを提供するのは利益率も良くなるのでしょうが、変化がないと言え、ワクワクは足りないのかもしれません。3月1日の便からだそうです。
最後に
アップグレードポイントが積算され、過去と比較してみましたが、毎年同じ時期に同じことをしていることを改めて認識しました。
変わらないことは安定しているとも言えますが、変わらないことは相対的に落ちぶれていくと言う危機感もあり、何かすべてリセットしてみたいと思うところであります。
結構、加齢してるのでそうした勇気も減っており、これまで蓄積に依存するところがアップグレードポイントに出ているとも感じてしまいました。