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ANAスイートラウンジの一番はどこか? 何となくランキングしてみました。

ANAファーストクラス搭乗者やダイヤモンド会員に限定されたアクセスのANAスイートラウンジでありますが、その中でベストのラウンジはどこか考察してみました。

ANAスイートラウンジの所在

ANAスイートラウンジ、正式にはANA SUITE LOUNGEでありますが、二か国、7空港にあります。

同社では国際線と日本国内線にそれぞれ設けており、下記のとおりです。

国際線

羽田空港

成田空港

ダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル空港)

国内線

札幌新千歳空港

羽田空港

大阪伊丹空港

福岡空港

沖縄那覇空港

国際線と国内線のラウンジの違いはIATA加盟のフルサービスキャリアであることも有るのか、食事とドリンクが充実しているところにあります。

日本国内の各スイートラウンジでは食事の提供は有りますが、賞味期限の短いものではおにぎりやいなりだけであり、後はワッフルやパンとなります。

また、暖かい飲み物も味噌汁サーバーの味噌汁となっています。以前はホテルの朝食のバイキングのように電熱鍋に味噌汁の提供はありましたが、ルーツとしては味噌汁サーバーとは変わらなかったと言えます。

まあ、日によって味噌の種類を変えて、事前に羅臼昆布から出汁をとり(ポリタンク100個分級)、提供していれば、素晴らしいのですが、そこまでは無理であり、味は提供形態ぐらいでした。

一方で国際線は機内食×2倍ぐらいも食べられるホットミールやサラダやフルーツがあり、ギャップを感じてしまいます。

まあ、アルコールについては国内線ではスパークリングはなく、国際線ではそれがあり、ロゼも有る場合も有ると言ったところであります。

ビールやウィスキーと言うポイントではあまり差分がないかもしれません。ワイン好きの人は得しているのかもしれません。

ベストANAスイートラウンジはどこか

以上のように、国際線の方が食事などのケイタリングではベストであり、羽田国際線や成田空港がベストでありますが、そうなのでしょうか。

たしかに、国際線は利用した際はシャワールームも有り、その後にドリンクと食事の選択肢もあり、ベストと言えますが、日々利用する回数をかけた場合にそうなるかの微妙であります。

そんな中で弾丸の独断と偏見でベストANAベストスイートラウンジを選択してみました。

第3位 羽田空港ターミナル3 国際線スイートラウンジ

ええっ!と言う声があるかもしれませんが、そうです。アクセスは良いのですが、広くなく、同ターミナル内にあるもう一つのスイートラウンジはいまだに検疫関連に召し上げられており、狭いと言うところがあります。また、一時期はプライオリティパス会員にも提供されたことも有り、純血的にはなかなか許されない場所でもあります。

第2位 大阪伊丹空港スイートラウンジ

ここは国内線専用のラウンジであり、国際線と比較するとサービスレベルは食事など低いものの、広さと滑走路にほぼ面しており、そうしたことが個人的にはベストと言えます。

お腹の面ではおにぎりかいなりかマネケンワッフルかブルボンのおつまみとなりますが、広いのがなかなかいい場所でもあります。

広さ的には羽田国内線がベストかもしれませんが、なんか混んでおり、伊丹もダイヤモンド巣窟とは言え、座れるスペースがあるのは良いと言えます。

沖縄は絶対的に狭くかつ、窓はないです。新千歳はいい空間ではありますが、体感しようではあるものの防音しようではないため、ADOの763のエンジン音はうるさい所でもあります。後発ではありますが、ソウル金浦空港(GMP)との新たにエアサイドに出来たOZラウンジにそっくりです。

第1位 成田空港国際線スイートラウンジ

ANAスイートラウンジ 成田空港

同社源泉の始まりでもあります。導線的にもよく、飛行機との距離も近い場所であります。ビジネスブースやシャワーなど羽田でもありますが、それと対比すると、天井高や窓の面積が大きく、海外に行く前のゆったり感はフライトでは羽田優勢となった今でも軍配は有りそうです。

成田までのアクセスが都心から時間がかかるためか、余裕をもって自宅を出るためか、成田での時間も有るためかゆったりできるのもメリットと言えます。

羽田の場合はラウンジで自席をみつけて腰を下ろして、搭乗券の搭乗時間を見ると1時間足らずという事もあるので、意外と落ち着けるのも成田のメリットかもしれません。

ほぼベールを剥がしていない国際線T2

以上のように体感的にはいまだに成田空港の方が良く感じますが、それから脱却すべく、造られた羽田空港第2ターミナルの国際線エリアであります。

2020年にちょこっと開業したものの、封印されてしまいもう3年も経ちます。おそらくここが、ANAにとっても、ANA利用者にとっても桃源郷であり、期待が大きいところですが、経費も掛かるのかT3のみの運用となっています。

半沢直樹の新作ではロケ地に利用されましたが、それもずいぶん昔の話となり、国内線利用では真上だったりするので微妙でありますが、残念でもあります。

マイル修行をすると国内線感覚で海外から到着し、ダイヤモンド会員だとアライバルラウンジで足湯とか浸かれる(意味があるのか)のも良かったかもしれません。

実際はビールとつまみを嗜みに三三五五かもしれませんが。

ラウンジのクオリティ以上に気になるのが、羽田空港までアクセス時間であります。成田空港と比較すると近いですが、中央環状線開通によりバスで30分以内で新宿からアクセスでき、JR東日本が2031年に東京駅方面からアクセスが改善できると言っても新幹線の方が楽は楽ですよね。

東京、品川はもちろんですが、新横浜も結構便利となり、札幌方面も2030年代には結構変わりそうです。

色々と考えるところはありますが、高速輸送体系は紆余曲折しながら、変革していくものと言うのは常のようでも有ります。

最後に

ANAスイートラウンジができた当初はサプライズでしたが、今の経済構造を見ると当たり前にもなっています。国内線ではスープとパンとワインが差分のラウンジでありますが、利用者は年々増えているようです。人口が増えるヒトと同様でもあります。

その中で、ベストなスイートラウンジはどこかと言うのは無駄な検証とも言えますが、過渡期としては自己満かもしれません。

航空会社マイレージサービスの上限が見えつつも、違う面でのメリットを探してしまうのはどうかと思いつつも、その奴隷かも知れません。

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