羽田空港の国内線のANAラウンジにて軽食が提供されるとのことで推察してみました。
ANA国内線ラウンジの食事提供ついて
国際線のラウンジはプライオリティパスで利用できるラウンジでも航空会社のラウンジでも食事はホットミールの提供がデフォルトであり、ラマダンを順守する国の空港ラウンジ以外ではアルコールの常時提供も基本はあります。
ただ、日本国内線のラウンジとなると飛行時間が短いこともあり、空港ラウンジに滞在する時間が短いこともあってか、かなり飲食提供は限定されています。
食事についてはANA・JAL、独自運営(カード会社)どちらもスナック(有料でホットミールもある場合も)が基本であり、ドリンクについてはソフトドリンクがデフォルトであり、航空会社のラウンジでは生ビールとウィスキー、焼酎が無料で飲める程度となっています。
ただ、最上級会員向けのラウンジ(羽田、伊丹、福岡、沖縄、新千歳)では、サービスが少し厚くなり、おにぎりやパン、スイーツ(小麦系)、味噌汁やスープ(手作りではないベンディングマシン)があったりします。アルコールについてはビール以外の醸造酒であるワインや日本酒も提供されています。
ラウンジホームページのお知らせ
2025年3月19日から第2ターミナル 本館とサテライトが接続され、バスでの移動が減ることとなり、その接続部にANA LOUNGEが出来るのではないかと思いANAラウンジのホームページを見てみました。しかし、執筆断面では特に新しいラウンジはないようでした。
ただ、気になったのが以下のお知らせであります。本館北と本館南それぞれ出ていました。
本館北
お知らせ
8:00~9:00および18:00~19:00は混雑が予想されます。
ANA LOUNGE(本館南/62番ゲート前)では、2025年3月19日~5月31日の間、17:30~19:00限定で軽食を提供しております。ぜひご利用下さい。
本館南
お知らせ
2025年3月19日~5月31日の間、17:30~19:00限定で軽食を提供します。
最新の混雑状況はこちらからご確認いただけます。
2024年12月19日に、キッズルームは「ANA ポケモン Kids TV ラウンジ」としてリニューアルいたしました。
なんと2025年3月19日から2か月半近く、夕方限定で軽食を提供するとのことです。ダイヤモンド会員を18年連続継続しているので、国内線はスイートラウンジが専らであり、ANAラウンジは幹線以外の空港ぐらいしか利用しないので、羽田のANAラウンジがどのようになっているか不明でありますが、敢えて混雑する時間帯に提供する軽食とは気になるところであります。
羽田空港 ANA LOUNGE(本館北)|国内線ラウンジ|ANA
羽田空港 ANA LOUNGE(本館南)|国内線ラウンジ|ANA
軽食の定義
軽食とは何かGPTに聞いてみました。以下のとおりです。
軽食(けいしょく)の定義は、主に軽い食事やおやつを指し、通常は朝食や昼食、夕食のような本格的な食事に比べて少量で簡単なものです。以下のような特徴があります:
軽い食事: 重くない、手軽に食べられる料理やスナック。
少量: 量が少なく、腹を満たすというよりも空腹をしのぐために食べるもの。
時間帯: 本格的な食事の間に食べることが多く、例えばおやつや午後の小腹を満たすためのもの。
簡単: 調理が簡単で、持ち運びがしやすいもの(サンドイッチ、果物、クッキー、軽いサラダなど)が多い。
軽食は、食事の補助的な役割を果たすことが多く、また、体力が必要な活動の合間にエネルギー補給としても食べられます。
スナックというとANAラウンジではブルボンのナッツや柿の種が混在したおつまみであり、既に提供されています。敢えてお知らせとして記載するところではないので、軽食と言いつつ、もう少し調理されたものが提供されるのではないでしょうか。
17:30からスタートと言うのが気になったのですが、ANAスイートラウンジ@羽田では17:30からはカレーが提供されいます。最近国内線を利用していないのでリアルタイムで実況できないですが、17時半になると大行列ができます。ダイヤモンド会員なのに並んでまでカレーかと思ってしまいますが、時間が限られると並ぶのでしょう。
スイートラウンジだけでなく、ANAラウンジでもカレーが提供されるとなるとなかなかとなると思います。羽田にはプライオリティパスで利用できるラウンジは国内線では実質ないですし、期間限定の時期が転勤などで新たにANAを利用する人が多い時期だけに機会としているのかもしれません。
ビハインドになりつつ
JALとANAは日本の二大キャリアであり、JALはJLの2レターコードであり、ナショナルフラッグキャリアであります。一方でANAは全日空、ALL NIPPON AIRWAYS NHであり、海外の空港で機体を見かけても、知らない人は何処の国の航空会社かわかりません。
実績的には国内線でも国際線でもANAの方が大きく、サービス的にもモンドセレクションよりはまともなレーティング会社では評価が高くなっています。
ボーイング787という新世代の機材を世界に先駆けて導入して、当時としてはビジネスクラス以上のビジネスクラスを導入したことにより、先進性からサービス・実績ともに拡大したと言えます。
利権の巣窟と言われた後に、JALについては経営破綻があり、厳しい時代が続いていたのですが、一人ひとりがJALが浸透しているのか、新機材の選択がうまく行っているのか最近はテイルウィンドの様であります。
第三位と言われたアライアンスであるワンワールドもハワイアン航空、スターラックス航空、フィジー・エアウェイズ、オマーン・エアなどの加入予定があり、小粒ではありますが、世界地図的にはかなりカバー拡大となる見込みです。
一方で最強であるスターアライアンスはスカンジナビア航空が早々にスカイチームに移籍し、旧アリタリアの加盟が予定されているものの新鮮さが薄れつつあります。
こうしたなかで、ANAとしては新路線を就航したりしていますが、機内サービスが陳腐化しており、先陣を切るから後を追われる立場(ビハインド)になりつつあると感じています。そうした中でキャッシュカウでもある国内線において、ラウンジと言う1ピースのサービスで少し変えるのはビハインドという実感があるのかもしれません。
まあ、ダイヤモンド会員なので敢えてANAラウンジ@羽田に行くことはないと思いますが、気になるところです。
最後に
ANA HDの社長は年頭あいさつで2023年は「跳ね」、2024年は「躍動」の思いをお伝えしましたが、2025年に向けては「撓」の一文字に思い至りました。とコメントしています。攻撃前に身をたたむハブや矢を放つ前の引き絞った弓の如く、力を「撓(たわ)めて」と言う意であり、今年は固める年のようであり、地味なサービスチェンジがしかないようでもありますが、18個目のダイヤモンド獲得に少しはテイルウィンドになった感じであります。再来週に軽食を経験してみたいところではあります。