ANAミラノ直行便のプレミアムエコノミー往復とビジネスクラスにアップグレードできる運賃を調べてみましたので、お伝えします。
直行便 イスタンブール=羽田 プレミアムエコノミー往復
ミラノ線に続いて、こちらのも願の直行便なので、乗り換えはありません。イスタンブールから東京まで行こうとするとANAではなく、ターキッシュエアラインズ一択でしたが、選択肢が増えたかたちとなります。
スケジュール的にはイスタンブールは夜発18:10であり、羽田には昼前に到着と欧州線としては不思議な時間帯です。
一方で羽田発は朝8:15と国際線では相当早い時間に出発し、イスタンブールには16時前に到着します。イスタンブール市内までは地下鉄で直結しているので、18時前にホテルにチェックインできそうです。また、乗り継ぎでも東欧や南欧にも同日中には到着できそうであります。
運賃・予約クラス・プレミアムポイント
そして気になる、運賃・予約クラス・プレミアムポイントは以下のとおりです。
運賃 238,260円
予約クラス Nクラス(70%+400PP)
プレミアムポイント 8,846PP
PP単価 26.93円/PP
燃油サーチャージなかりせば、20万円以下の運賃となり、単価もそこそこなのですが、やはり今の時代は26円台と単価も悪くなっています。
こちらのNクラスは払い戻しはできないものの、予約変更は可能です。ただし、1回の変更で数万円の手数料を課金されてしまうので、発券時には旅程を実質決めてしまう必要があります。
また、Nクラスはビジネスクラスにアップグレードはできないのは注意点であります。
ビジネスクラスへアップグレード可能なエコノミー運賃
続いては、ビジネスクラスへアップグレード可能なエコノミークラスの運賃となります。
旅程は少し違いますが、同じく直行便であり、フライト時間帯は同じであります。ちなみに、イスタンブール発は飛行時間・11時間10分と欧州線では短いフライトであります。羽田発は13時間40分とユーラシア大陸ルートでも、西向きとなると結構、時間はかかります。
運賃・予約クラス・プレミアムポイント
さて、気になる、運賃・予約クラス・プレミアムポイントは以下のとおりです。
運賃 231,960円
予約クラス Hクラス(70%+0PP)
プレミアムポイント 8,046PP
PP単価 28.83円/PP
ミラノ発券と同様にプレミアムエコノミーよりも単価は悪いですが、差はそれほど広くありません。アップグレードだけが唯一の希望の光と言った運賃とも言えそうです。
イスタンブールはANAにとっても新たな都市
イスタンブールは一応、欧州路線としてカテゴライズされていますが、ロンドン、パリ、ミラノ、ブリュッセル、フランクフルト、ミュンヘン、ウィーンであれば、ルフトハンザグループの各は空港で接続でき、場合によってはNH便名のコードシェアが出来ますが、イスタンブールの場合はその可能性もありますが、大半はターキッシュエアラインズとの接続となります。
また、中東やアフリカとの接続が多くなり、運賃設定などもこれまでのヨーロッパの直行便都市との接続とは違い、色々な発券地が出てきそうですが、これからなのかもしれません。そうすると、カイロ発券やチュニス発券、トリビシ発券などでてくるとどうなるか楽しみではありますが、対策も多々ありそうです。
また、ロンドンやパリなどはシドニー、金浦発券などの設定はありますが、イスタンブールは現時点では現実的な運賃の設定はなく、これはミラノやストックホルムとは異なりそうでもあります。
最後に
イスタンブール線は2025年2月12日からの就航であり、冬ダイヤの発表しか現時点ではないので、4月以降を検索するとこれまでのフランクフルト経由などとなり、2月と3月だけが直行便の区間が検索できると言う状態です。
時間が経てば4月以降の運賃や設定都市の拡大も想定されるので、これからのポテンシャルに期待したいところでもあります。メキシコシティもなんだかんだで、続いていますし、利用することが多い路線となりそうです。