スターアライアンス塗装機のB787-9で早朝の羽田空港に到着しましたので、お伝えします。
ミュンヘン・フランツ ヨーゼフ シュトラウス空港
3時間前に来るとどのクラスもあまり混んでいません。すぐに搭乗券をもらい、出国します。
入国も出国もここ、ミュンヘン空港からでした。最近はスタンプが押される機会が減っているので、スタンプ出来るところはスタンプラリーのように押してもらっている感じであります。
ラウンジから近いのはいつものことですが、便利であり、羽田空港の方がラウンジから遠いぐらいであります。晴れの日が続くミュンヘンともお別れであります。
ダイヤモンド行列とは無縁であり、前には事前改札しかおらず、ガラス張りの搭乗橋からスターアライアンス塗装が少し見えます。今回はL2のみに接続され、いつもは後方に向かうのみですが、機種方向に向かう感じでした。
ビジネススタッガード
Staggeredとは千鳥状と言う意味であり、配列的にはジグザグや交互と言った意味が近いようです。今のビジネスクラスではスタンダードであります。
本日は4C席であり、窓側ではあるものの窓まではテーブルがあるので少し遠い席であります。通路挟んでの4E席はちょっと遠いのでプライバシー感はあります。このテーブルの下には後席の人の脚があると追うと複雑です。
ウィンドウが外の強い日差しを防ぐために、カラーレンズのように青くなっており、機内照明もブルーとなっており、シートモニターのブルーも相まって、調和された雰囲気が出ています。
ウェルカムドリンクはシャンパンでした。いつのころからかスパークリングワインからシャンパンに代わっています。チェイサー替わりでオレンジジュースにしておけばよいのですが。
離陸
ベルトサインが点灯し、離陸であります。搭乗客が少ないのかあっという間のドアクローズでした。
のどかな天気のフラットな空港をタキシングしていきます。滑走路まではすぐであり、特段、行列待ちもなく、すんなり離陸であります。
ミュンヘンの平原を離陸していきます。新緑の時期なので、緑がまぶしい台地が続きます。
機内食のみ
アボカドのマリネと蟹のサラダ パプリカとコーンのタルト
メニューは3月から5月の間は同じメニューなので、アミューズとかは食べ飽きてしまっていますが、それでも食べてしまいます。
ホワイトアスパラガスと生ハムのサラダ仕立て グリビッシュソース
シャキシャキしたサラダであります。こちらも洋食にすると毎回同じものになってしまいます。
牛フィレ肉のステーキ モリーユ茸とマデイラワインソース
肉だけは毎回、食べても飽きませんがやはり、ステーキはグリルプレートに乗ったジュワーが良いですが、さすがに空の上では厳しいでしょう。しかし、いつかはそんな時代が来てほしいものです。生きているうちは無理かもしれませんが。
食事を終えるとアゼルバジャンからカスピ海を越えてカザフスタンに入ったところでした。もうアジアという感じであります。
ひたすら爆睡
空港近くのホテルでも時差ボケも関係なく熟睡したのですが、機内でも食後は眠くなり、デザートも食べずにすぐにシートをフラットにして眠ってしまいました。映画なども徐々に新作となっていくので意外と見尽くしてしまい、寝るのが一番であります。
蒸し鶏と青梗菜の塩昆布炒め 鮭柚香焼き
起されるくらい熟睡してしまい、朝食のアレンジを考えるほど頭も働かず、とりあえず和食にしました。朝食の定番と言えば鮭でありますが、とりあえずお腹に詰め込む感じでした。
食べ終える頃には地上が近くなり、あっという間に羽田空港であります。ミュンヘンが3時間ぐらい前に出発した感覚でした。エコノミーはそうでしょうが、ビジネスクラスでも時間が短く感じるとその後の疲れが少ない感じでした。
早朝の羽田空港
早着で6時半にはゲートに到着してしまいました。朝6時半に羽田空港にいることは珍しくありませんが、6時半に到着と言うのは国内線ではほぼ皆無なので貴重な体験であります。
人も少ない到着ゲートであります。第3ターミナルであれば、もう少し賑やかなのでしょうが、ANA便のみでしかも、早朝到着は限られるのでガラガラであります。
朝の静寂を感じられるターミナルでした。
羽田空港から一歩でも早く出ようとするとモノレール一択であります。京急は結構混むので、モノレールであります。リムジンバスがあると良いのですが、早朝はなく、人手不足なのかもしれません。天空橋からは人が乗ってきましたが、浜松町までは空いている感じでした。その後の山手線も混雑率100%という感じではなく帰宅でした。
最後に
機内での過ごし方はいろいろありますが、やはり眠るのが一番であります。機内食はもちろんありますが、足を延ばせるビジネスクラスでは意図的にフルフラットにして横になった方が到着した日の体は楽であり、その日の夜もぐっすり眠れます。