北米発券の東京往復について、スターアライアンスで7円台、スカイチームで3円台のチケットをまとめてみました。
スターアライアンス
スターアライアンスで北米発東京行きと言えば、ANA、ユナイテッド、エアカナダ、ルフトハンザ、オーストリアなどあるものの、70%加算されているキャリアは検索してがっかりとなります。
唯一、100%なのはエアカナダであり、エアカナダで検索してみました。
モントリオール=東京 プレミアムエコノミー往復
シルクドソレイユのモントリオールであり、ダウンタウンは世俗的な世界もあり、意外と楽しめるかもしれません。
往路はちょっと早めですが、3月1日モントリオール発の、3月29日東京成田発となります。ラストミニッツで安い運賃が出てくる傾向があるので、夏休みや紅葉シーズンにその時期が近くなったら調べてみるのもよいかもしれません。
今回のコツとしてはバンクーバー乗り換えでモントリオール=バンクーバー、バンクーバー=成田ともにワイドボディ機材であります。
プレミアムエコノミーが設定されているところが肝であり、100%加算ができるとともに、快適なシートで移動できるということがポイントであります。
運賃・予約クラス・プレミアムポイント
運賃と予約クラスとプレミアムポイントは下記のとおりです。
運賃 約106,783円
予約クラス Nクラス(100%+400PP)
プレミアムポイント 15,538PP
PP単価 6.87円/PP
モントリオールから東京まで直行便もありますが、敢えてワイドボディ機の設定のあるカナダ国内をバンクーバーまで移動することにより、搭乗ポイントを獲得することにより、単価を6円台まで下げます。
Nクラスのため、ANAマイルの場合は、スターアライアンスアップグレードはできませんので、単価の安くて一気に稼げるルートとして割り切るか、カナダの旅を楽しむために活用することとなります。
プレミアムエコノミーは人気がないといっても、6円台は貴重な存在であり、オークションアップグレードとか余裕があれば適用して、使う方が正規アップグレード運賃よりはましかもしれません。
エアカナダにライバル心を燃やすスカイチーム
スカイチームキャリアにおいて、モントリオール発でエアカナダに対抗するような運賃を出しているキャリアがあります。それはアエロメヒコであります。
カナダ在住でアジアと往来するにはエアカナダがベストですが、それがないと米系を利用することとなります。日本人であれば、ESTAを申請すれば、簡単なことであり、SFOやLAXから帰国できますが、日本人出ないとそうとも限りません。
USを踏まないで日本まで行くルートの方がベストであり、アエロメヒコはそうした需要を狙っているのかもしれません。
アエロメヒコ プレミアムエコノミー モントリオール=成田往復
日程は同じ3/1モントリオール発の3/29成田発となります。アエロメヒコの場合、プレミアムエコノミーと言ってもワイドボディ機材でも3-3-3配列であり、シートピッチも38インチは担保されておらず、積算クラスの方が優先かもしれません。
こうした場合には、オークションアップグレードやマイル加算キャリアのアップグレードシステムを使うこととなりそうです。
運賃・予約クラス・ステイタスポイント
運賃・予約クラス・ステイタスポイントは下記のとおりです。
運賃 約111,223円
予約クラス Wクラス(スカイマイル150%)
ステイタスポイント27,928MQM
MQM単価 3.98円/MQM
となり、スカイマイルとは驚異的な単価と言えます。ただし、ほぼエコノミーであり、それに耐えられ場合はOKでありますが、そうでない場合は、ビジネスクラスへのアップグレード画策を色々とすることとなります。
快適性だけ見るとエアカナダでありますが、デルタ・スカイマイル・プラチナ・メダリオンをキープしようとすると奇跡的なルートと言えます。
これを活用すれば日本の常識では考えられない、デルタ・ダイヤモンド・メダリオンも夢ではなくなります。
最後に
ちょっと前まではビジネスクラス運賃自体、またはお金をかけずにアップグレードできる海外発券運賃でもお手頃なプレミアムエコノミー運賃がありましたが、近年はきちんとプレミアムエコノミーに座る代わりにとても安いシートがあり、苦行の上の達成感が再来しているかもしれません。
そうした意味ではプレミアムエコノミーを使い倒すのも今後のトレンドかもしれません。