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ANAビジネスクラス搭乗記 ロンドン行き211便 北極圏の世界

ANA211便でロンドンまで行きましたので、その様子をお伝えします。

国内線と勘違いしてしまう第2ターミナル国際線ゲート

いつものようにスイートラウンジを早めに出てゲートに。今回は69番ゲートと言う事で国際線では聞きなれないなと思い、進んで行きます。階段いらずのスロープを降り、さにらエスカレーターを降りて東側に進んでいきます。

国内線と分断するシャッターです。国内線でこの辺りを歩く時とは光景が違うシャッターであります。

既視感のある景色であります。待っている搭乗客が多いのも国内線を彷彿とさせてしまいます。夏場だと急いでくると汗だくになりますが、国際線はラウンジから近いため余裕であります。

突き当りまで来ると67番ゲートであります。大館能代と宮崎行きの案内が出ているではありませんか。パスポートコントロールは通過したものの、どこか間違ったところを歩いてしまったのではと不安になります。

しかし、69番ゲートに行くときちんとロンドン(LHR)とサインされていました。一安心であります。以前は70番台のゲートとバスラウンジのみ国際線でしたが、需要拡大に伴い午前中はピア全てを国際線に使用している模様であります。

先ほどの宮崎が13:30や大館能代が16:30と言うので納得であります。であれば、国際線の運用の時は消灯しておくのが良いのではとも思ってしまいました。

手前が国際線用のゲートであります。そして奥にあるのが国内線用の旧SKiPのゲートであります。搭乗者側はスマホであればほぼ同じ仕様のQRコードでありますが、そのあとのプロセスが違うためゲートが二つ存在します。

ドイツの場合だと国内線とシェンゲン圏内と非シェンゲン国間との通過ではパスポートコントロールの有無はありますが、搭乗券の仕組みは同じもので違和感を感じませんが、日本の場合は独特と言うのが良くわかります。

THE Room

そろそろ両手で数えられなくぐらいの利用回数となってきたTHE Roomであります。すでに登場してから5年が経過しようとしており、トリプルセブンについてはほぼ切り替えが完了するのではないかと思います。

B787にはどういったビジネスクラスのシートが設定されるのか楽しみであります。ヨーロッパ便メインな787なので飛行時間が長いのはまだ続きそうですし、機外カメラや4Kのモニター、そして、77W程広くなくても良いので扉付き個室にしてほしいところであります。

とはいっても広さとプライバシーはありがたさを実感するところであります。また、77Wという大きな機材に搭乗できる少ない機会でもあります。

そして、L2ドアより後ろのTHE Roomの席の場合は翼の上となるため、地上が見られないのですが、同機では機外もカメラがあり、その映像は24インチの高精細4Kモニターで見られるのである意味、窓代わりにもなります。

今回はスパークリングワインではなく、シャンパンでした。スパークリングワインが足りなかったのか、ロンドン線ではサービスに力を入れているためにシャンパンなのか不明であります。以前のようにグラス(小さいガラス製)で提供して欲しいところであります。

こちらは機外カメラの前方の映像であります。B滑走路からの離陸であります。進入禁止のランプとかは特に光っていませんでした。

あいにくの天気であり、スカイツリーも見えないくらいのあっという間に雲の中に入ってしまいました。こうなるとカメラも窓もあまり関係なく、何も見えなくなってしまいます。すぐにスクリーンカーテンをおろして、機内食モードであります。

アメリカに向かうのと同じように北北東に進路をとります。朝発でロンドンには夕方到着のため、フライト全区間日中と言うルートでもあります。さすがにずっと窓は開けているのは憚られます。

ヨーロッパに行くとなると国内の通過点としては新潟でしたが、今では茨城であります。時代も変わったものでありますが、また時代が変わるかもしれません。

機内食 3-5月メニュー

まずはアミューズであります。

ANAオリジナルスティックムール貝のマリネ チーズとオリーブ

この2か月間で6回ビジネスクラスに搭乗していますが、すべて同じものでした。プレミアムクラスだとあられと比較すると随分良いものでありますが。中身の進化はありますが、この形式20年以上、続いているのではないでしょうか。

アペタイザー 柑橘香る海老と帆立貝のマリネ 玉葱のムース、桜が香る根菜サラダを梅酢ソースで、椎茸と鶏肉のハーブジュレ寄せ

こちらも何度も食べています。マックは同じものを食べても飽きないのは不思議であります。写真的には随分、映える画であります。機内食に限らず、昔と比較すると食べ物は随分美味しくなっており、最近はルッキズムもあり、美味しくてきれいな食べ物が多くなっています。

桜ブレッドは桜色だけでなく、形も桜型であります。桜餅ほど桜の香りはしませんでした。このあたりも映え重視かもしれません。THE Room独特の青白い照明とのコントラスも印象的であります。

メインディッシュはイトヨリ鯛のスチーム トマトコンフィソースと ハーブバター 2種の味わいで 

機内食では王道のジャガイモとインゲンが添えられている鯛であります。ジャガイモよりはみずみずしい白株でもよさそうであります。洋食ではサーモンよりは鯛の方があっている感じがします。

 チーズ(フレッシュ、セミハード、ブルー)

ワインをもう少しいただくためにチーズを頼んでみました。フルーツよりは本格的な感じがします。

今日は朝早かったため、食後はすぐに眠ります。アリューシャン列島あたりで床に就きます。残り時間は8時間ぐらいでありました。

北極圏の景色を楽しむ

目が覚めると北極に最も近い辺りを飛んでいます。ロンドンまで後4時間くらいであります。天気が悪いこともありましたが、今回は比較的地上が見えるくらいでしたので、北極圏の世界を楽しみます。そこで役立つのか機外カメラと4Kモニターであります。

グリーンランド上空に到達していきます。流氷がきれいに見えます。南の方だと夏場は普通に海なので、この時期でも流氷が見られるのは季節と北の位置と言う事かもしれません。

しばらく、雪原が見えていますが、グリーンランドを横断し終える頃には氷河が見えます。なかなか国内線では味わえない景色であります。ロンドン線は自分の目に代わって、カメラが精細に捉えてくれるので、ついつい見てしまいます。

グリーンランドを通過します。約1時間くらいの北極圏の世界は終了であります。フランクフルトやミュンヘン発の深夜便では見られない景色であります。一方で、窓側だとオーロラを目視できるチャンスはありますが。

ロシア経由でもかなりの高緯度を飛んでいましたが、今のルートは緯度が高く、グリーンランド上空を通過することもあり、有事とは言え、なかなか魅力的であります。

そして、ロンドン・ヒースロー空港まで後2時間くらいであり、食事の時間であります。夕方2時と言えども、日本時間では21時ぐらいなので晩御飯と考えれば良いのですが。

2度目の食事は赤魚の竜田揚げ 銀あん掛け俵御飯魚介とズッキーニのコンキリエを選択できましたが、グリーンサラダと"ヘルシー" かつ丼にしてみました。二度目の食事の洋食はメニューの時点から選択する食指が伸びないのは何とかして欲しいところであります。パスタだと伸びてしまい、マカロニだと惣菜になってしまうからなのでしょうか。

テムズ川上空を通過してヒースローに向けて降下していきます。翼があるとやはり景色は見づらいですね。777-9となったら、さらに翼は長くなるので景色はますます見づらくなりそうです。最初のうちは離陸前と着陸後の翼の動きはよく見てしまいそうですが。

機外カメラからヒースロー空港の滑走路が見えます。まだ、距離があるためか意外と短く見えます。14時間近いフライトもこれにて終了であります。前方カメラの解像度は今一のようです。カメラは同じでもオートフォーカスの問題かもしれません。

最後に

今回は飛行時間14時間ぐらいの羽田からロンドン線に搭乗しました。もともと国内線ターミナルであったところをちょっとの増床と運用でカバーした結果、国内線のような感覚で海外に飛ぶという感覚も新鮮でありました。

また、何度か経験していますが、北極圏フライトの景色も貴重であり、太陽が出ているフライトなので時間を忘れて見入ってしまいました。

ボーイング777-9が運用されるときにはこの景色は見られなくなるかもしれませんが、新型機で経験してみたいところであもあります。

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