新型コロナでズタズタとなっていた国際線新規就航ですが、ようやく深圳便が就航となり、概要をまとめてみましたので、お伝えします。
スケジュール
便名はNH931/932便であり、成田発着となります。スケジュールは下記のとおりです。
12月14日から毎週月曜日の運航
NH931 NRT8:55→SZX13:05
NH932 SZX14:35→NRT19:25
機材はいずれもボーイング787-9型機と当初の予定の機材よりも大型化しています。お茶引きの機材をなくすためなのかの運用です。週一便ではありますが。
成田発着で、成田発は朝9時前と結構の早さです。一方で、成田到着は20時前と検査なしでもないと都内まで戻ってくるのはかなり遅くなりそうです。
マイル数
ANAのフライトマイル・プレミアムポイントのシュミレーションサイトでは下記のとおりとなっています。
区間マイル 1,813マイル
プレミアムポイント 3,119PP(100%加算の場合)
東京からの場合、香港とほぼ同等の距離と言えます。
深圳とは
深圳(シンセン)とは中国4大都市(北京、上海、広州)であり、周辺を含めた人口は約1,500万人となり、東京を超過するような世界屈指の大都市と言えます。
日本ではこれまで直行便がなかったため、認知度が低いですが、超高層ビルが343棟超あり、アジアの中では東京、香港、上海に匹敵する摩天楼でもあります。
最近は観光にも力を入れているようであり、意外と楽しめるようです。
香港から近いため、香港とセットで観光と言うのが同国の体制が極端に変化しない限りにおいては良いかもしれません。
SZX
空港は深圳宝安国際空港(SZX)であり、中心部から地下鉄にて35分程でアクセスできます。地下鉄11号線の中心部にある福田駅から始発列車がでているようです。
深圳宝安国際空港には滑走路が2本あり、3,400mと3,800mの滑走路が2本あり、大都市としては今後さらに増えないと結構厳しいのかもしれません。
空港には直結のホテルがあり、ホテルはハイアット リージェンシー 深圳 エアポートとなります。深圳タッチには有効なホテルとなり得るでしょう。
最後に
本当は3月末に新規就航、華々しい2020年でしたが、なぜか2020年の年の瀬に近隣の中国路線の開業となってしまいました。
とは言っても新規就航であり、これを機に徐々にでも新規路線を継続してほしいところです。コストもかかるため、なかなか厳しいかもしれませんが、頑張って欲しいところです。
海外に自由に行けることになったら、一度は行ってみたい深圳、いつ行けるのかチェックしていきたいと思います。