
羽田からソウル金浦までANAエコノミークラスに搭乗してみましたので、お伝えします。
ついつい国内線癖が

羽田空港に行く際はほぼ、モノレール浜松町駅から行くのですが、第2ターミナルに到着した際に国内線の出発階に上ることを考えると浜松町駅のホームでは一番奥(文化放送方)の端の車両まで進んでしまいます。
第3ターミナルでも同様に一番文化放送方の端の車両がANAのチェックインカウンターにも便利なのでそれが長年しみついていましたが、T2の国際線が出来てからは進行方向1番前の車両(田町方)に乗らないといけないのですが、ついつい癖が出てしまいます。
羽田空港第二ターミナルの改札横の吉野家は長年続いているので、丸亀と言い、ジャパニーズ・ファーストフードが一番人気なのかもしれません。

いつもとは気分を変えて国内線出発階から国際線出発階を目指します。しかし、外人はスペースがあるとベンチにひっくり返ったり、シベタリアンとなったりするのは自宅でもそうなのでしょうか。靴を脱ぐ人とそうでない人がいるのは国際色豊かというところかもしれません。

HNDとHaneda Nice Dayをかけているようです。大喜利のようです。
この後、ファーストクラスカウンターに寄るもワンオペで時間がかかっていたので、退散してWalletで手荷物検査を通過しました。


スイートラウンジに。受付後いつも食事のお誘いがあるのですが、パソコン作業があるのでお断りして直進してカウンター席に。このスイートラウンジはデスク付きの個室ブース席がないんですよね。
国内線スイートは拡張したところにもあり、T3のスイートもあり、成田もあるのですが、不思議であります。ナップブースの方に一応、T3のテレビ付き個室ブースのようなところはありますが、テーブルが狭いのでパソコンを膝の上で対応となってしまいます。
本日はソウルまでなので、よくよく考えると、スイートラウンジで食べて機内では寝てしまう方が良いのかと感じて後悔してしまいました。

もう見られないスターウォーズジェットがいました。やはり、このエリアに来ると主力の路線便が多いので、国際線感が漂います。

本日は16:10発の865便であります。ソウル便は昼ぐらいにあると良いのですが、なかなかそうも行かないのでしょう。そのかわり、静かなスイートラウンジで昼下がりにまったり出来るのは良いですが。
搭乗

色々なゲートがあり過ぎて最近ついて行けないのですが、このゲートは結局使わずに右側のゲートからのアクセスとなりました。うーん良くわからないのかセキュリティ対策なのか不明です。

本日はオンラインチェックインピッタリで確保したエコノミー最前列窓側でした往年の修業時代と同様です。763の最前列は窓がないエリアがないので少しストレスはありますが。


その分、足下は広いので文句はないでしょう。本日は自宅の下駄箱に眠っていたプレミアムクラスのスリッパを忘れずに持ってきました。どこかのホテルのスリッパも眠っているのですが、本日はANA便なのでANAのスリッパにしてみました。気分はプレミアムエコノミーぐらいにはなるでしょう。

梅雨明けしてすっかり夏空でした。今日は景色が良さそうです。汗だくになるけど夏は景色が良い。

A滑走路16Rからの離陸です。そんな強い南風もありません。遠くに雲はありますが、快晴です。

角度をかなりつけて離陸していきます。金属音が時代を感じるB767でもあります。

このまま相模湾の方面に行くと思いきや、旋回して都心の方に。小松や富山に行くルートに似ています。これぞ東京と言うような景色が夕方になりきらない太陽の日差しで青く光っています。

皇居上空です。千鳥ヶ淵や半蔵門や四谷が見えます。このあと奥多摩から山梨と通過し行きます。どうしても8月12日のことを思い出してしまいました。
食事と山陰の景色

ベルトサインが消えると機内食です。最前列なのでイの一番で食事が配られます。一択のカツカレーでした。変に洋風なものよりもカレーの方がいい感じです。
カレーのルーは機内食と言う事もあってか、カレーパンの餡のような粘度でした。味自体はカレーパンに近い感じであり、スパイシーでした。カツと一緒に食べるとカツの衣がますますカレーパンを感じさせるところであります。
葉物のサラダと冷製のもう一品あるのはANAらしいところであります。いつもだと、機内食要らないかと思いますが、ドストレートなカレーである意味、ラウンジで食べなかったのが裏目の裏目に出て良い感じでした。

機内食を終えるとアルプスを越えて若狭湾に入ります。原発銀座を越えると天橋立が見えてきます。眼下には伊根の舟屋が見えたりと現地に行くのはなかなか大変ですが、飛行機だとあっという間です。

画像は随分荒くなってしまいましたが、数分後には鳥取砂丘が見えます。上空から見ると壮大とは言い難い感じであります。しかし、天橋立から鳥取砂丘まで数分で来られるのは飛行機と言う神業でしょう。バス旅だと1日以上もかかるケースもあります。
日本海に入ると雲が立ち込めて景色もなくなります。まあ、景色がなくなると言っても、雲上の景色と翼もなかなかでありますが。

普通はコーヒーかお茶を頼む時間ですが、ワインを追加してみました。時間はかかりますが、断らずに出してくれるのはANAらしいところでもあります。
到着

時間はあっという間であり、ビジネスクラスとの仕切りにある目隠しも開放されます。ANAのデザインはTHE Roomとかは別ですが、意外とエコノミーや壁などのリニューアルは保守的と言うかコストをかけていないと言うか意外に変化が少ない感じであります。

そして、金浦空港に到着です。日本と似ているようで似ていない金浦周辺です。タワー住宅の高さと細さが一番そうさせるのかもしれません。ソウルに随分来たので随分見慣れましたが、時代が経つにつれて、日本よりも快適になっている感じもします。

と言う事で韓国入国です。時短になっているのかよくわからないPCでの事前情報は登録済みでしたので、QRコードのシールをパスポートに張られて入国です。

今回のルートは金浦まで天候も良く、フライトは順当なルートでした。15分ぐらい早く到着し、その後も列車を1本早く乗ることが出来ました。
最後に

今回は羽田から金浦までいつもようにANAエコノミーを利用してみました。ダイヤモンド会員なのでスイートラウンジを利用でき、しかも、空いている昼下がりなので、食事をふんだんに食べて、わざわざ機内でのエコノミー食を食べない方が良いのは正論であります。
ただ、今回は食欲がなかったのと作業があったのでスイートラウンジでは食べなかったのですが、さすがにお腹がすいてきた夕時に、機内食でカレーと食欲がそそられてしまいました。
ラウンジと畿内と両方で食べていると血糖値が上がってしまいそうであり、どちらかを選択した方が良さそうです。事前に機内食メニューを調べて、ラウンジにするか機内にするか、その日の胃腸の調子と鑑みて決心して、選択が便利かもしれません。
そういう意味ではソウル便は羽田からでは機内食はいらないかもしれませんが。