ANA便の国内線・国際線に搭乗すると必ずと言ってもいいほどに耳にする音楽はAnother skyですが、この音楽がいつまで続くが考えてみました。
Another skyとは
Another sky は高田万由子氏の夫でもある葉加瀬太郎氏が2006年にリリースしたアルバムのSweet Melodies〜TARO plays HAKASEのつづられた曲であり、ANAの搭乗時・降機時、空港によってはチェックインカウンターでも耳にする曲でもあります。
同じアルバムではテレビ番組で有名となった情熱大陸のテーマ曲である「情熱大陸」も有名であります。
葉加瀬氏のバイオリンの特徴であり、始まりは静かであるものの、徐々に盛り上がっていくところは待ち時間の機内ではいいところであります。そして、最後は再び落ち着くため、出発時はこれからの離陸、到着時は新たな国への入国する緊張を緩和してくれるものであります。
リリースされた時期から2018年くらいまではオリジナルで流されていましたが、国際線のCIに伴って、アレンジは変わりましたが、今もって流されているようです。
クリスマスシーズンなどはスターフライヤーのようなジャズ風でもありますが、通年を通すとやはりAnother skyが強いとえます。
コロナ禍では
コロナ禍では飛行機に乗る機会がなくなり、家にいる人も多いと思います。なかなか、羽田にいって機内でAnother skyを聞くことは少ないと思います。
しかし、同じ葉加瀬太郎氏の曲を毎朝聞いていたりします。朝8時となるとその音楽は流れます。テレビ朝日の羽鳥慎一モーニングショーのオープニング曲は葉加瀬太郎氏の作曲であり、リズムや楽器的にはAnother skyに近いと言えます。
テレビ番組のため、その音楽を使用するのはオープニングとエンディングだけですが、(元旦の特番ではCM入りでも使っていましたが)、それでもなんとなく、Another skyを想起させます。
また、激論の後の玉川徹社員もエンディングでは、さわやかな同曲にあわせて、どこまで頭を下げるのかというのも注目点であります。
モーニングショーを毎朝見ていると葉加瀬氏の音楽が聴けるのでなんとなく、足りている気もしますが、やはり飛行機に乗れていないのはコロナ禍と感じてしまうところであります。
そのモーニングショーも2021年4月1日からテーマ曲が変わってしまい、Another skyは貴重な葉加瀬太郎になりそうです。
ANA Another skyはいつまでか
2018年あたりから、リアレンジした音楽を流しており、時代の流れに合わせていると感じます。しかし、コロナ禍で時間がストップしているので、しれっと変えてしまっては既存客の違和感が大きくなることは予想されます。
やはり、全盛期に一度戻してから、変えるのが得策かもしれません。葉加瀬氏への敬意も考えると、少なくとも2025年くらいまでは今のままでもいいかもしれません。
最後に
飛行機旅はシートの広さや機内食のおいしさもありますが、意外と強制的に聞かされる音楽とかも印象に残ります。
ANAではここ15年くらいはベストマッチな音楽をゲットしてきており、限界効用があるのかわかりませんが、そろそろ次にと考えていた時点で、新コロとなり、微妙な時期かもしれません。
アレンジを変えて、もう少しAnother skyは耳にしたいところであります。提供者からするとそうでないかもしれませんが、モーニングショーでは継続されているのでまだ価値はありそうですが。