2022年度のプレミアムメンバーサービスの獲得チャレンジが明らかになったため、まとめてみました。
獲得チャレンジとは
既存のステイタス獲得条件に加えて、キャンペーン限定の獲得条件を設けたものであり、搭乗のみで獲得が難しかったステイタスも、ANAのサービスを日常に利用することで、ステイタス獲得へのチャンスが拡大すると言うものです。
条件
下記の3つをクリアすることで獲得可能となります。
条件1:年間のプレミアムポイント獲得数(ANAグループ運航便ご利用分のみ)
条件2:ANAマイレージクラブのサービス利用数
条件3:ANAカード・ANA Pay決済額の総額
対象期間
条件1(フライト):2021年1月1日~2021年12月31日まで
条件2(サービス利用数):2020年12月16日(水)~2021年12月15日(水)まで
条件3(決済額):2020年12月16日(水)~2021年12月15日(水)まで
参加登録が必要
このチャレンジには参加登録が必要であり、参加登録期間は下記のとおりです。
参加登録期間 2020年12月16日(水)から2021年12月15日(水)
達成のための各条件詳細
各条件の詳細は下記のとおりです。
条件1 プレミアムポイント
これは今までと同じく、フライトで獲得するものであり、プレミアムポイント修行やマイル修行、フライト修行であり、これまでと同様の存在であります。
ただし、ANA便でのプレミアムポイントとなるため、チャレンジによっては現行のよりも制約が高くなる可能性もあります。
条件2 サービス利用数
以下の11のサービスの中から各ステイタスの獲得条件に必要な数のサービスを利用する必要があります。
ANAのふるさと納税
ANAの保険
住まいde マイル
ANA STORE @SKY・国際線機内販売
ANA FESTA,ANA DUTY FREE SHOP
ANA ショッピング A-style
ANAトラベラーズ
ANAマイレージモール
マイルが貯まるその他加盟店
ANAカードマイルプラス
ANAマイレージクラブモバイルプラス
ANAショッピング A-styleでANAカード決済を行うと、「A-style」と「ANAカードマイルプラス」の2つのサービス数がカウントされるということで、意識して使うと結構カウントされることになりそうです。
条件3 決済額
下記二つのサービスは決算額の合算額が対象となります。
ANAカード決済額
ANA Pay決済額
ただし、ANAカードからANA Payへのチャージ金額は除くと言うことで、JCBでなくても、従来のANAカードだけでも行けそうです。
注意点は下記のとおりです。
2022年1月末時点で、対象のANAカードを退会した場合は対象外
ANA VISAゴールド→ANA VISA プラチナ等への同ブランドのグレード切り替えは対象
別ブランドに切り替えた場合は合算対象外
ANAカード家族会員の利用は本会員の利用分に合算
ダイナース・ビジアカの利用分は本会員の利用分に合算
複数枚ANAカードホルダーの場合、どれか一つを一途に使うことが必要
ANAカード法人用は対象外
カード付帯の電子マネーの利用額は対象外
海外発行カードの利用分は対象外
銀聯カードの利用分は対象外
年会費、付帯カード発行手数料、ショッピングリボや分割払いやスキップ払いの手数料(利息にあたる)、キャッシング利用料は対象外
以上の条件はANAのサイトにPDFファイルとしてまとめられています。
https://www.ana.co.jp/amc/cpn/prm_challenge_2021/pdf/conditions.pdf
各ステイタスの達成のための基準値
各ステイタス達成のための基準値は以下のとおりです。
ダイヤモンド
ダイヤモンド獲得のためには二つの基準があります。一つはフライトが多めの基準と決済が多い基準となります。以下のとおりです。
条件 | ダイヤモンド | |
---|---|---|
プレミアムポイント数 | 50,000 | 80,000 |
サービス利用数(以上) | 7 | 4 |
決済額(万円) | 600 | 400 |
何気に通常の基準だと5万PP、ANA便搭乗が8万PPとなっており、注意が必要かもしれません。そうは言っても海外に出られない状態が続いているため、ANAしか乗りませんと言う状態は変わらないため、2021年バージョンと言うことかもしれません。
プラチナ
プラチナ獲得のための基準は一つのみであります。決済額600万に到達したら、ダイヤモンドを目指すモチベーションは起こりそうです。
条件 | プラチナ |
---|---|
プレミアムポイント数 | 30,000 |
サービス利用数(以上) | 7 |
決済額(万円) | 600 |
ブロンズ
昨年発表されたキャンペーンと同様の基準となっています。
条件 | ブロンズ |
---|---|
プレミアムポイント数 | 15,000 |
サービス利用数(以上) | 4 |
決済額(万円) | 400 |
ダイヤモンドはさらに上の+Moreが
ダイヤモンド獲得の達成の上には+Moreが発表されています。こちらもブロンズキャンペーンと同じく、昨年実施された+Moreと同等になっています。昨年は新型コロナの影響から後に基準が下げられていますが、当初の基準が設定されています。
以下のとおりです。
条件 | ダイヤモンド+More |
---|---|
プレミアムポイント数 | 150,000 |
サービス利用数(以上) | 7 |
決済額(万円) | 600 |
そして、特典はキャンペーン同様となっています。
特典1 マイルからANA SKY コインへ特別交換倍率2.0倍のボーナスコインをプレゼント
特典2 ANAカードファミリーマイルに登録のご家族へ「ダイヤモンドサービス」ステイタスをプレゼント
以前、キャンペーンについてまとめていますので、参考にしていただければと思います。
最後に
ついにその全貌が顕れた形ですが、内容的には昨年展開されたキャンペーンに沿った内容に近いと言えます。
スーパーフライヤーズカードの達成基準であるプラチナへのフライト修行は減るものの、決済額が多いため、ある程度、決済力のある人を取り込みたいと言うことかもしれません。
ダイヤモンドについて、PP単価重視の修行ダイヤモンド、決済額重視の成金ダイヤモンド、いままでフライトでは8万止まりだったものの、決済ではクリアするいつの間にかダイヤモンドとダイヤモンドが増えそうな気もあります。
それぞれの属性が違うため、ラウンジでの分断が生まれそうな気配もありますが、最上の存在である+Moreダイヤモンドが追加特典以外に隠れた特典があるか気になるところでもあります。