ANAの対象者限定のキャンペーンであるダイヤモンドサービス +More特典獲得キャンペーンについて、最近大きな動きがありましたので、お伝えします。
ダイヤモンドサービス +More特典獲得キャンペーンとは
ダイヤモンドサービス +More特典獲得キャンペーンは通常のダイヤモンド達成基準(10万PP)以上のプレミアムポイント(定められた値)を達成し、さらに、ANAカードの対象期間での利用額が一定以上達成すると、得られる特典であります。
スペシャルな特典とは
スペシャルな特典は二つあります。
スカイコイン交換倍率アップ
一つ目は、マイルからANA SKY コインへ特別交換倍率2.0倍のボーナスコインをプレゼントするものです。
ただし、交換してすぐに二倍となるわけではなく、上記のようなスケジュールで差分が反映されます。キャンペーンのため、景品表示法のような法令順守が背後にありそうです。
当初は国際線でまとめて使うのに最大交換率(1.7倍)との0.3倍しか違わないと思いましたが、単価の小さい国内線で使う場合にちょこちょこ交換しても、2倍となると翌月には差分が加算され、またちょこちょこ交換するようなことができるため、国際線復活がいつ訪れるかを見ながらできるのは良いかもしれません。
対象期間は2021年4月1日(木)~2022年3月31日(木)交換分となっています。
家族へのダイヤモンドサービスを提供
二つ目は、ANAカードファミリーマイルに登録の家族へ「ダイヤモンドサービス」ステイタスをプレゼントです。
これはわかりやすく、頑張ろうと思う人が多い特典かもしれません。ただし、家族1名となりますが、そもそものダイヤモンドでは同行者1名がラウンジアクセスできるため、4人家族であれば、2人ダイヤモンドとなると家族そろってスイートラウンジに入れることとなります。
加えて、家族と言っても生活スタイルが別な場合も活用はできそうです。
家族のダイヤモンド会員期間は本人と同じく、2021年4月1日(木)~2022年3月31日(木)となります。
ただし、事前ダイヤモンドサービスはないため、本人が頑張って早期に基準を達成しても、時期は変わりません。
獲得条件の変更
当初の条件は下記のとおりでした。
①プレミアムポイント 15万ポイント※1
②ANAカード利用額 対象期間で500万円※2
③キャンペーンへの参加登録 ~2020年12月15日23:59(日本時間)まで
※1 2020年1月1日~2020年12月31日
※2 2019年12月1日~2020年12月15日
しかし、8月27日に条件が更新されています。①と②が変更となっています。
①プレミアムポイント 12万ポイント
②ANAカード利用額 対象期間で400万円
プレミアムポイントで3万ポイント減、カード利用額で100万円利用減となっています。条件緩和となり、プラスモアの特典を入手しやすくなっています。
条件を緩和した理由は
対象ページ冒頭に以下のように記載されています。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、多数の運休・減便をさせていただいていることから、この度本キャンペーンの達成条件を変更することにいたしました。
ここから読み取れるのは、2021年、オーガニックにダイヤモンド会員に到達している人が少なく、当初の15万に到達する人はほとんどいないのではない可能性もあります。
猛烈にたたかれた2倍特別対応も思ったほど利用がいなかったのかもしれません。
そのため、ハードルを下げて、本当に利用している人には恩恵を提供するということかもしれません。
ハードルを下げて利用が増える方が、将来の特典を付与するコストよりも当座のキャッシュの方が先決という経営的な判断もあると思いますが。
個人的には
個人的には現在のプレミアムポイントは111,203ポイントであります。去年まではスターアライアンスのプレミアムポイントもありましたが、今年は文字通り、オールALL NIPPONとなっています。12万までは8,797PPとなります。羽田=沖縄2往復で到達できそうな感じです。
一方でANAカードの利用も結構、いいところまで行っていると思います。国際線バリバリで搭乗していないのですが、カードの利用は結構多かったりします。
このキャンペーンがなくても、12万か15万は到達させて、アップグレードポイントをごっそりと考えていました。
最近は第三セクターばかりですが、そろそろ目途が付きそうですので、再び空に戻ろうかなと思います。
最後に
2020年は特別対応や、プレミアムメンバーの期間延長、各種有効期限の延長、キャンセル料の不徴収など経営を痛めるようなことを利用者視点で実施しているなかで、さらに最高峰とも言えるダイヤモンドのキャンペーンでハードルを下げたのは驚きです。
来年度、オーガニックにダイヤモンド会員になった人はさらにその期間を延長すると有償フライトをする人が増えるかもしれません。