大西洋路線のビジネスクラスが安いところが多くまとめてみました。ある意味、うらやましく、太平洋路線も安くならないか期待するところです。
バルセロナ発券ビジネスクラスサンチャゴ往復
南米の目的地としてはサンパウロやリオデジャネイロ、ブエノスアイレスの陰に隠れてあまり安く無い都市であり、今回は珍しくサンチャゴが安くなっています。
サンチャゴはチリの首都であり、近年は暴動が多いですが、南米の中ではウルグアイと並んで治安のよい国であります。お得なワインやウニなども日本でも有名であり、地震が多い国でもあります。
青森の税金でチリに住宅を供給してしまったアニータ氏の国でもあります。
個人的には最初に訪問した南米大陸の国であり、市内のショッピングセンターにあった時間制のインターネット端末でメールの確認をしていた記憶があります。
ブエノスアイレスの方が街並みはヨーロピアンですが、サンチャゴでは日本では見ることができない高い山々に囲まれた都市は異国感があります。
旅程
今回は5月の頭にバルセロナから往復するルートです。5月2日の夕方にバルセロナを出発し、アムステルダム経由でアエロメヒコ便に乗り継ぎます。KLMラウンジの滞在は2時間ほどと乗り継ぎも良いです。
メキシコシティには夜中の3時にすぎ、約7時間の乗り継ぎでサンチャゴに向かいます。アエロメヒコ便は両方ともドリームライナー(789と788)と大西洋路線としてはなかなか良いかもしれません。
復路は5月9日に出発し、メキシコシティ、アムステルダムと乗り継ぎバルセロナに到着します。メキシコシティでは朝5時に到着の夜9時にと16時間もあります。
空港のホテルのデイユースでも良いですし、市内を観光(ちょっと怖いですが)でもよいですし、アビアンカやコパ航空でプレミアポイント修業をするのもよいかもしれません。
運賃・予約クラス・ステータスポイント
運賃・予約クラス・ステータスポイントは下記のとおりです。デルタ航空のステータスポイントであるMQMで計算してみました。
運賃 131,290円
予約クラス Iクラス(150%)
MQM 31,758MQM
MQM単価 4.14円/MQM
スカイマイルは日系のステータスポイントと違いますが、そうは言っても4円台とはかなり安いです。
そして、一旦アムステルダムまで北上して、メキシコシティを経由(AMS-MEX間5,729マイル)して、サンチャゴに行く(MEX-SCL間4,085マイル)と日本から南米に行くのに近く、ビジネスクラスで往復13万円とは安いものであります。
最後に
太平洋と大西洋を比較すると太平洋の方が2倍も広いため、おのずと飛行距離が伸び、時間がかかり、燃料費や人件費などの原価がかかるため、高いと言えますが、今回のルートでは距離は長く、人の移動が多い、拠点間は競争が激しそうです。
太平洋でも大西洋のようにもっと積極的な安さがあると嬉しいと感じてしまいます。
ワクチンで落ち着いた世界になったら、訪問したことがある国を拡大する目的も兼ねて、マイル修行で大西洋を渡りたいと思います。