ANA865便で夕方に羽田からソウル金浦まで移動してみましたので、お伝えします。
閑寂な羽田ターミナル2国際線
ANA865便は16:10発であり、第2ターミナルからの出発であります。3時間ぐらい前の昼下がりに行くと、とてもガラガラであります。国際線とは思えない手荷物検査の通過具合とこの静寂さであります。ANA大丈夫かと思ってしまいます。
スイートラウンジの受付も休業中であり、無印のANAラウンジでの受付となりました。スタッフさんがいないので初めて撮影してみました。
当然、ラウンジ内もガラガラであります。まあ、同スイートラウンジが混雑していることはほとんどないので割と驚きはありません。この時間帯でも国内線のスイートラウンジはかなり混んでいると思われますが。
バーカウンターの下にはANAの機内とラウンジで提供されているSakeの瓶が置いてありました。日本酒をあまり飲まない人でも1度は目にしたことがある銘柄がずらりとあります。左から北国かと思いましたが、そんなことはないようです。
搭乗
あまり高低差がないターミナル2国際線エリアですが、唯一エスカレーターで降りるところですが、英語表記の方が目立つところでもあり、ちょっと不思議な感覚になります。英語単独表記はアメリカとイギリスぐらいですかね。
本日は73番ゲートであり、ANAラウンジから近いゲートです。朝や夜はニューヨークやロンドン、フランクフルトなどのフラッグシップ便が発着しますが、15時台はソウル金浦行きもこのゲートを使います。ソウル便も利用客が多いので空いていれば最優先と言う事なのでしょう。
ラウンジやターミナルは静かなのでしたが、どこから集まったのだろうと思うくらいに搭乗直前には搭乗客が集まっていました。日本から出国だとLCCが多いと思うのですが、際際乗り継ぎが多いのかもしれません。ソウルだと欧米から直行便も多いと思いますが。ANAマイレージクラブのおかげなのでしょうか。
最近はすっかり金浦便に定着したボーイング767-300ERです。個人的にはマイル修業で長い付き合いであり、古くはなっていますが、ともに経年してきた同士と言った感じです。
本日はエコノミー最前列の真ん中の通路側の座席の15D席です。787の詰め込み仕様が出来る前に出来たシートなので、比較的豪華なエコノミークラスのシートです。


最前列はシートモニターがセンター部と右側肘掛けに収納されているため、重厚な肘掛けなのも特徴的です。そしてシートピッチです。言わずと知れた最前列の余裕です。カーペットの模様がビジネスクラスのパジャマと似ているのは何かの縁なのでしょうか。
シートモニターは歴史を感じます。最前列席のシートモニターの格納について毎回、必ず迷っていたのも今となっては良い記憶です。また、最初の頃は上映していない映画はとてもありがたかったですが、今はそう感じないのはネットの強さでしょうか。
この先はYouTubeなどの動画配信も観られるようになるので益々、その傾向は良いでしょう。実はこうしたライセンスがない動画配信に寄せて、映画などのコンテンツ使用料がかかるものを削減でコスト削減と言う事なのかもしれませんが。
767の非常口です。座席との間に壁があるのでCAさんとお見合いにはなりません。昔はここのバルクヘッド席の方が確保しやすかった記憶もあります。
機内食
2025年初のANAのエコノミークラスの機内食です。ここ何年くらいでしょうか。布陣は変わっていなく、多めの生野菜に、サラダと言う名の糖質なパスタサラダに、和な丼という構成です。紅ショウガで味濃いめにしている感じもあります。
そして、ご飯では物足りない人には米をさらにと言う事なのか米なクラッカーもあります。お菓子のパッケージが映えるように計算しているのかもしれません。ここ数年これですが。
ドレッシングはANAオリジナルであります。国際線ビジネスクラスとかでもガーデンサラダに添えられるのは同じものなのかもしれません。キューピーブランドとかでも良いと思いますが。イタリアンとは何かと問いてみたいところです。
あがりは寿司のように緑茶としてみました。(回転ずしみたいですが) いつもだと最後までワインを粘るのですが、体調の変化でしょうか。まあ、ホテルに着いてからは随分飲んでしまいましたが。。。
到着
さてさて、すでに大韓民国の上空に入り、金浦空港も間近であります。近くて遠いと言うか、遠くて近いと言うか、いつも通りな時間の過ぎ方です。那覇とは違う楽しみ方です。
沖縄の方が距離は離れているのですが、韓国の方が一本映画は見られる感じです。まあ、国内線だとコンテンツ提供が映画推しと言った感じでないので気づくまで時間がかかるのかもしれませんが。
着陸後はピカチュウを見ながらビジネスクラスとの間を遮るカーテンが空くのを待つこととなります。こうしたキャラクターで少しでも幼いころから青組させようとする取り組みは20年後どうなるのでしょうね。
金浦空港はあまり広くないですが、混んでいなく、ソウルな都会を感じさせてくれて仁川とはまた違った趣があります。昔は紫色のラインの地下鉄のみだった印象ですが、今は急行もあり、中心部も近く感じます。ソウル中心部まで行かないのでも便利なので金浦は良いですね。
最後に
今回は羽田空港第2ターミナルの国際線エリアを昼下がりにてまったりとしてから夕方のフライトでソウル金浦まで行って見ました。ソウル行きは朝一か夜遅めのフライトと極端であり、865便はソウルにはちょっと遅めの到着ですが、一番楽なフライトでもあり、重宝です。
羽田からソウル金浦までと言うのはフルサービスキャリアの特権と思いつつも、ワンワールドもスカイチームも設定があり、それはそれで競争は厳しいのかもしれません。
ただ、各色に染まっている人は意外と気まぐれはなく各アライアンスを利用しているので安定しているのかもしれません。
このフライトで2025#1のソウル発券が終了して、新たなソウル発券のスタートとなりました。今年は意外と気まぐれのない発券です。次も時間は空きますが、欧州に行きます。