ANA国内線でボーイング777型機か23日から運航再開されましたので、まとめてみました。
6月23日から運航再開
以前に以下のような記事をまとめました。
2021年2月21日に発生した米国内でのユナイテッド航空のボーイング777-200型機のエンジン損壊事故を受けて、国内に導入されていた同機は即日(日米で時差があるので実際は翌日)運航停止となっていました。
その後、今年の頭に国より再開してもいいよと言うお達しが出ており、第1四半期中(2022年6月中)には再開すると同社は行っていました。
5月末の予約画面では6月1日から一斉に777系列の機材がアサインされていましたが、その後、機材変更となり、7月以降になるのかと思われていました。
しかし、JA742A型機が6月23日の復活フライトNH55便福岡行きとして再スタートしています。福岡はお初路線として利用されることが多い路線ですね。
ちなみJA742は2012年5月に導入された機材であり、10年戦士と言ったところです。新しいであろう新シートを搭載した722よりも先に再登板してきたのは意外でしたが、6/1に向けて整備していたところ、実はここも整備しないとか出てきたので、このタイミングとなったのかもしれません。
いずれにしても、運航再開しているのでこの後、ぽつぽつとほかの777も再登板されると思われます。
777に拘らない方が快適
772は最近では珍しいので、乗ってみたいところではありますが、その後のフライトには78G、さらにその次のフライトでは76Eと続き、こちらの機材の方が快適そうでもあります。しばらくは様子見として、ここは722が出てくるまでは運賃と空席優先で搭乗した方が良いかもしれません。
あのエンジン音を一刻も早く体感したいという人は除きますが。
772のプレミアムクラスのシートはシート幅やピッチは他の機材とあまり変わりませんが、かなりの期間使用されていて古さもあります。
他の機材では国際線のビジネスクラスのシートが利用できたり、最近の三種の神器(電源、シートモニター、機内Wi-Fi)が完備されていたりするので快適性では優れいていると言えます。
最後に
ボーイング777型機が1年4か月ぶりに運航再開と言うことで、国内線の需要にも対応ができるようになるかもしれません。
しかし、この1年半弱に78Gや76Eが登場し、そして78Mが当たり前のように国内線を飛ぶようになり、浦島太郎状態となっているかもしれませんが、国内需要やインバウンド需要で夏場は活躍が期待できそうであります。
その後は国際線が拡大し、78Mが海外に行ってしまうと再び、羽田空港ではその大きな姿が誇らしげに見えるかもしれません。