ANAプレミアムクラスの最新シート装着機であるボーイング777-200ER(722)に搭乗しましたのでお伝えします。
プレミアムクラスの最新シート
搭乗機材はボーイング777-200ER機体番号JA715Aであり、もともとは国際線で使用されていた機体です。
新シートの配列2-3-2配列の4列となっており、プレミアムクラスの空間が大空間に感じます。
本日は最前列の1Kであり、隣席はいませんでした。日中は食事が軽いのか空いていることが多いようです。
シートコントローラーやモニターコントローラー、USBポート付き電源などは新世代を感じます。
最前列のシートモニターは壁に設置されています。モニターで放送されていたのはニュースですが内容がシュールです。
隣席とのパーティションはもともとプライバシー用ですが、今では飛沫拡散防止としても効果がありそうです。
カクテルテーブルは自分の方が広く見えるデザインをしています。錯覚を利用しているのでしょうか。
最新シートは現在ボーイング777-200型機のみに設定されており、主にJALのA350-900が運用されている路線に集中的に投入されているようです。
福岡が最多であり、沖縄や札幌新千歳でもたまに運用されているようです。
徐々に機材も増えているのか、予約時に722の機材番号も良く見かけるようになっています。
搭乗記
スイートラウンジは特別なものが
スイートラウンジはではおにぎりなどの食事もあります。以前はドーナッツなどもありましたが、感染対策か置いておりませんでした。
しかし、夏だけなのか不明ですが、函館しおからポテトと東京レモンエイトクランチチョコレートがおいていました。
ポテトは食べた後、手を洗わないとちょっと臭いが気になるところです。
離陸
スイートラウンジ真下のゲートからの出発となり、D滑走路を目指します。T2国際線部分には77Wが二機、駐機しています。本当はこうした風景が当たり前だったのでしょうが、いつになることなのでしょう。
D滑走路は待ちもなく、すぐに離陸していきます。離陸してすぐに右に旋回し、アクアラインの人工島が見え、羽田空港も良く見えてきます。
このまま海上を西に進むかと思うとさらに右に旋回していきます。動画は以下のとおりです。
グラスで乾杯
午後2時前後のフライトのため、軽食ですが、幹線のため、シャンパンを飲むことが出来ます。そして、グラスはガラス製でした。何か月振りに手にする機内でのグラスでしょうか。
思わず、グラスで空に乾杯をしてしまいました。
景色が良さすぎるフライト
前述のとおり、海上を西に進むと思いきや、さらに右にターンをして多摩川の上空を飛んでいくこととなります。
この日は全国的に晴れで終始景色の良いフライトとなりました。
羽田空港全体がきれいに見え、その後は東京タワー、六本木、皇居、東京ドーム、新国立競技場など一つの写真の中に納められるなどこれまでにはないフライトでした。
南アルプスを通過していきます。穴を掘らせてもらえるのでしょうか。
琵琶湖を通過するとバス大王・太川陽介氏の故郷にある天橋立も見えます。
山陰沿岸を飛び、石見空港(IWJ)、長門市が見えます。
関門海峡を通過するともう着陸となります。海の中道が見えて、珍しく混雑のない福岡空港に到着です。
最後に
最新プレミアムクラスのシートは形状や配列こそあまり変わりませんが、快適であり、プライバシー間は増しています。
現在はライバルであるJALのA350-900に対抗する形でその路線に集中的に投入されています。今回も福岡空港では隣にA350-900が駐機していました。