ロンドン発券の北米(アメリカ行き)ファーストクラス往復が安いためまとめてみました。
ロンドン発券のアメリカ行きのファーストクラスが安い
下図はロンドン発券の北米行きのファーストクラス往復の最安料金を地図で表したものであります。
アメリカの主要都市(ニューヨーク、ワシントン、オーランド、マイアミ、シカゴ、デンバー、シアトル、フェニックス、サンフランシスコ)などで軒並み20万円台となっています。ビジネスクラスではなく、ファーストクラスと言うのが驚きでもあります。
ロンドン=サンフランシスコ往復のファーストクラスはどれくらいか
こうした中でロンドンから距離があるサンフランシスコの往復をフィーチャーしてみました。
旅程としてはゴールデンウィークに往復する旅程です。4月29日にロンドンからサンフランシスコ、5月3日にサンフランシスコからロンドンです。
航空会社はブリティッシュエアウェイズであり、機材は往復ともにA380となります。
運賃・予約クラス、そして、JALでのFOPは下記のとおりです。
運賃 239,691円
予約クラス Aクラス(150%)
FLY ONポイント 16,102FOP
FOP単価14.89円/FOP
10円を切ることはないものの、ファーストクラスとしてはビジネスクラス級の安さであり、単価は15円切りとなっています。
なぜ、ファーストクラスが安いのか
なぜ、ファーストクラスがアメリカ向けに安くなっているのか考えてみると、やはり、昨今の事情が影響しているようです。ブリティッシュエアウェイズは大型機の退役を見据えているものの、それまでは飛ばし続ける必要があります。
座席そのものはファーストクラスであり、やはりそのクラスで提供する必要があります。マレーシア航空ではファーストクラスを廃止してシートはそのままにビジネススイートとして安価で提供している事例はあります。
しかし、リブランドするコストもあり、需要が復活する可能性もあり、プロモーションとして、安く提供しているのかもしれません。
ファーストクラスは空の上の王様でありましたが、現在は立場の狭い存在とも言えます。
最後に
ファーストクラスがこれほど安いと東京からロンドン経由で北米に行くのも有りかもしれません。大西洋をファーストクラスで横断は夢のようでもあります。
また、仮にコンコルドが現在まで運航しており、昨今の事情に巻き込まれ、こうした運賃が出ていたら、速攻で発券していたかもしれません。