アムステルダム発券の極東アジアであるソウルまでのプレミアムエコノミーが安いので、まとめてみました。
アムステルダム発券プレミアムエコノミーソウル往復
今回は6月の旅程となります。往路は6月15日朝10時半にアムステルダムを出発します。ワルシャワ時間で正午半にワルシャワに到着します。乗り継ぎは時間は2時間40分と乗り継ぎだけならちょうど良い時間であります。
午後3時10分にワルシャワを出発し、翌日の朝9時半にソウル仁川に到着します。機材はボーイング787-9ドリームライナーとなります。
復路は6月28日の昼の12:40に出発します。こちらもドリームライナーであります。ワルシャワには夕方6時半に到着します。ワルシャワでは1時間45分の乗継でアムステルダムに向かいます。アムステルダムには同日着の22:45となります。
旅程としては乗り継ぎ時間は比較的良く、アムステルダム発時間は早めで、アムステルダム到着時間は遅めではありますが、まあ、無理な時間ではありません。
今回のフライトルート
今回のフライトルートは以下のとおりです。
AMS-WAW 686マイル
WAW-ICN 4,813マイル
アムステルダムからソウルまでトータルでは5,499マイルであり、大陸横断のマイル数はあるので、プレミアムポイントも気になるところであります。
運賃・予約クラス・プレミアムポイント
運賃・予約クラス・プレミアムポイントは以下のとおりです。
運賃 約139,884円
予約クラス エコノミー区間Yクラス
プレエコ区間 Rクラス
いずれも100%+400PP
プレミアムポイント 12,598PP
PP単価 11.10円/PP
単価的には10円は切れませんが、13万円台とかなり安くなっています。ソウル発券のANAプレミアムエコノミーの欧州往復の約半分であり、アップグレードなど気にしなければ、こちらでピストンした方がメリットが高いかもしれません。プレエコ区間も日本からのフライトと比較すると北極海を飛ばないので飛行時間は相対的に短く、肉体的負担が少ないのも良いかもしれません。
何故、アムステルダムが安いのか
今回はアムステルダム発券で13万円台であります。他の路線を見るとパリやコペンハーゲンなどスカイチームのハブ発券でもLOTは16万円台であります。
また、同じアムステルダム発券で別で旅程で最安なのはワンワールドのフィンエアーが17.9万円でした。
ワルシャワ-ソウル仁川間については他の発券とも一緒なわけでありますが、こうした事からアムステルダム-ワルシャワ間に個別の理由がありそうです。アムステルダム発券でヨーロッパ域内のスターアライアンス運賃で絞り込んでみるとポーランド国内への乗継やブダペスト、ルーマニアへの乗継が軒並み安くなっており、同区間の搭乗率に関連がありそうです。
ブリュッセル、パリ、ロンドンにも就航している中で乗り継ぎとしての機能が少ないので、本来の地元需要だけではカバーできなく、結果的に空席が多く安くなっているのではないかと思います。貨物需要は別かもしれませんが。
最後に
昔はヨーロッパとソウルのプレミアムエコノミー往復が10万円を下回るのがありましたが今は昔であります。ただ、今回のように、13万円台の運賃が出てくるとさらに下の運賃が出てくることに期待してしまいます。
アムステルダムは西欧ではかなり大きな都市であり、スキポール空港自体も大きな空港でありますが、こうしたところにもPP単価の壺があったりするので、色々と調べてみるとおもろしい運賃があったりします。海外発券の醍醐味でもあります。