モンゴル・ウランバートルまでの弾丸フライトはどれくらいでできるか時間とコストを考えてみましたので、お伝えします。
ウランバートルまでの道のり
ウランバートル(ウランバートル市、またはモンゴル語で「Улаанбаатар」)は、モンゴルの首都であり、同国最大の都市です。モンゴルの中央部に位置し、国内の政治、経済、文化の中心地として重要な役割を果たしています。
ウランバートルは、標高約1,350メートルにあり、寒冷な気候が特徴です。季節の気温では秋は急激に気温が下がり始め、特に11月には冬の寒さが感じられます。平均気温は約5〜15℃のようです。冬は非常に厳しく、特に1月が最も寒い月です。最低気温はしばしば-20℃〜-30℃に達し、最も寒い日には-40℃を下回ることもあります。日中でも-15℃〜-25℃程度になることが多いです。
行くなら、春か夏と言ったところです。ちなみに日本との時差は1時間と距離は遠いですが、時差は少ないです。
日本からフライトで行こうとするとモンゴル国営のMIATモンゴル航空が日本に就航しているほか、2025年5月より、ユナイテッド航空が成田とウランバートルの間を週3便就航させると言う事で、ウランバートルも比較的行きやすくなると言えます。
飛行距離は1,906マイルと香港ぐらいの距離でありますが、偏西風の影響を受けるため、往路(ウランバートルに行く際)は飛行時間はかかりそうです。
弾丸フライトをシミュレーション
と言う事で、今回はユナイテッド航空就航後の5月の旅程でシミュレーションしてみました。
行きは5月15日16:30に成田を出発してウランバートルまでは5時間25分と結構かかります。機材はボーイング737-800のナローボディであり、狭いので座席は有料でも指定したいところであります。ウランバートルには20:55に到着します。
そして復路は滞在時間13時間であります。入国と出国の搭乗手続きを考えると自由になる時間は実質9時間ぐらいでしょうか。
5月16日の朝9:55に出発し、4時間50分のフライトの後に成田に午後3:45に到着します。こちらも機材はB737-800となります。便名は6便と7便と1桁台となかなか珍しいと言えます。モンゴル就航に力が入っているのでしょうか。
運賃・予約クラス・プレミアムポイント
今回のフライトはユナイテッドと言う事もあり、スターアライアンス加盟であり、マイル修業もできるため運賃・予約クラス・プレミアムポイントも算出してみました。
運賃 81,120円
予約クラス Kクラス(30%+0PP)
プレミアムポイント 1,143PP
PP単価 70.97円/PP
モンゴルに行ったと言う弾丸ツアーと言う意味では実現しそうですが、マイル修業としてはちょっと利用しづらいぐらいの単価であります。
ANAマイルだと
ANAマイルの場合、モンゴルはアジア2・ロシア3(Zone 4)となり、シンガポールとかと同じになります。ただ、ANA便ではないのでマイル数は35,000マイルが往復でかかります。マイル数が1,906マイルなのでマイルとしては割高感がありますが、ユナイテッド便なので燃油サーチャージ等の持ち出しが少ないと想定されます。
もしくは、世界一周特典の1ルートとしてビジネスクラスを利用と言うのも有りかもしれません。まだ特典予約画面では出て来ないのでこれからだと思いますが、検索してみてはいかかでしょうか。
最後に
モンゴルと言うとフライトが少なく近くて遠いイメージがありましたが、ユナイテッド便が就航することで近くなるかもしれません。今回の弾丸旅程は木曜日と金曜日と言う事で土日休みの人には厳しいかもしれませんが、祝日と合わせるのも良いかもしれません。特典航空券はどれくらいから予約できるようになるかは不明ですが、キャッシュアウトが少なさそうなので期待できるところであります。
できることなら、防寒着の嵩む秋冬ではなく、快適な春夏に行って見たいところです。