シドニーのサーキュラーキーにあるシドニーハーバーマリオットに滞在しましたのでお伝えします。
場所
場所はシドニー観光のど真ん中と言えるサーキュラーキーにあります。サーキュラーキー駅からは300mくらいの位置にあり、駅は高架駅なのでホームまでもすぐであります。したがって、シドニー空港からも近いと言う事にもなります。30分弱で着いてしまいます。
サーキュラーキーはハーバーブリッジとオペラハウスが見える観光でシドニーに来たら1回は行く場所であります。ハーバーブリッジと巨大な客船は印象的であります。
シドニーハーバーマリオットは32階建てのタワーホテルでありますが、近年、近隣に高層ビルが建ち、目立たなくなっていますが、ホテルからハーバーブリッジとオペラハウスの景色は担保されているようです。
近くにはコンビニやワインストアがあります。ワインストアは隣であり、白ワインもチルドして販売されているので、部屋に戻ってすぐに飲むことができます。
ロビーなど
ホテルのロビーは3階まで吹き抜けの豪華な造りであります。新しいホテルはロビーこそ天井は高いものの、吹き抜けはないので、同ホテルの昔の豪華さが伺えます。
タワーは直角三角形であり、ハーバーブリッジビューは左側、オペラハウスビューは斜め部分(3:4:5の5の部分)でした。今回はハーバーブリッジビューでした。
エレベーターは低層階と高層階で分かれていません。海外だと13は避けられているのか13階はありませんでした。また、エレベーターのリニューアル中であり、1基が稼働していないため、来るまで少し時間がかかっていました。
フィットネス・プール
フィットネスとプールは4階にあります。受け付けは無人でした。写真奥に進むとプールがあり、手前に進むとフィットネスがあります。
ランニングマシン中心ではありますが、筋トレ用のマシンもわずかではありました。そこはマリオットらしいですね。建物はクラシックさを感じますが、マシンは新しめでした。
ハーバーブリッジビュールーム
ルームレビュー
部屋の広さの面でのアップグレードはなく、キングベッド1台の部屋でした。ただ、クラブラウンジが利用できるフロアであり、高層階のハーバーブリッジビューでした。一見するとハーバーブリッジビューが見えませんが、それは後述します。
マリオットかと思うくらいのシンプルな部屋であります。外観からするともっと古いイメージはありましたが、意外とモダンであります。
デスクは小ぶりであり、天板はガラスとなっているため、マウスが反応しないというところはありました。椅子は長時間作業しても疲れないものでした。
冷蔵庫などのアメニティ周りであります。こちらもシンプルであります。赤い箱は気になるところであります。
赤い箱を開けると写真集に近い観光ガイドが入っていました。カップやグラスもシンプルであります。ワイングラスはありませんでした。ワインオープナーはありました。
無料の水は小さめのペットボトルであります。海外の水はどうも合わない気がしてしまいます。
コンセントはデスクとベッドサイドにあります。いずれもオーストラリアのOタイプのコンセントのみでした。USBポートはありませんでした。
デスクの引き出しを開けると変換アダプタが入っていました。前回、渡豪した際に変換アダプタをなくしてしまい、今回の出発前日にそれを気づいて、通販に注文し、出発当日の夕方に到着するとのことでギリギリまで待っていても来ないので出発するとその5分後に配達完了と何とも不運でした。シドニーで買えばよいと到着後に市中で探すもののなかかな見つからずに、何とか高額でしたが見つけて購入して、チェックインすると部屋にアダプタがあったという、ついていない1日でした。
テレビはクロームキャスト対応であり、スマホから動画サイトなどリモコンのように操作して鑑賞することができます。
クローゼットは2ドアのみです。中にはセーフティーボックスがあり、一眼カメラも小さいレンズであればつけたまま収納できてしまいます。ガウンは薄手のものが二つありました。
バスルーム
バスルームは改装されており、綺麗ではありますが、何とシャワーは今時珍しい、固定式シャワーでした。水流が良ければ良いのですが、そうでもなかったので、なかなか長機になりない感じでした。可動式のシャワーはメンテが大変からなのでしょうか。
アメニティはシンプルであり、歯ブラシセットはありませんでしたが、マウスウォッシュがありました。最近は歯ブラシセットがないところが多いので、通販で買ったホテル用の使い捨ての歯磨きチューブと綿棒は持参するようにしています。荷物にならなくて良いです。
ハーバーブリッジビュー
窓からの景色です。写真のとおり、ハーバーブリッジがばっちり見えます。高さ的にはハーバーブリッジの路面よりも高い位置から見えるのでなかなかの景色でした。
ただ、窓の正面に見えるのではなく、窓辺に行ってビルとビルの間からハーバーブリッジが見えるものでした。正面には建設中の高層ビルが見えるというところであります。
まあ、距離はあるので人目は気にならない感じでした。
エクゼクティブ・ラウンジ
部屋はシンプルで素っ気ない感じでしたが、このホテルをリピートしたくなる理由でもあるエグゼクティブラウンジであります。場所は2階にあり、アクセスはルームキーで開錠してアクセスします。
朝6:30から夜10:00までオープンしています。朝食は平日6:30-10:30、土日祝は7:00-11:00となっています。イブニングオードブルは夕方5:00-8:00であり、アルコールも同時間であります。
ラウンジ自体はクラシックな雰囲気が漂いますが、花より団子であります。ヨーロッパのクラブラウンジに行くとガラガラの事が多いのですが、シドニーのこちらのホテルは盛況であります。
ワインやビール、ソフトドリンクは上の冷蔵庫に。下の冷蔵庫はストック用のようです。生ビールが飲めるサーバーもあります。
ワインは5種類あり、赤はピノノワールとシラーズカベルネ、白はピノグリとシャルドネ、そして、辛口のスパークリングです。
食事類は冷菜から温菜まで充実しています。多分のこのホテルを利用したいという源泉かもしれません。
ホットミールはスープからフライまで種類がたくさんあります。オーストラリアに来ると必ず巻き寿司がラウンジにある感じでもあります。また、鮮度の高い葉物野菜も充実しています。
そして、生ハムの山盛りであります。肉の国ではありますが、山盛りと言うのはなかなか見られない景色であります。
朝食もイブニングオードブル並みに充実しています。さすがにワインの入った冷蔵庫には鍵がかかっていました。日本のクラブラウンジと比較すると食事とドリンクが充実しており、ホテルだけで食事が完結してしまい、食費がかからなくて良いくらいであります。円安時代には助かります。
最後に
シドニー観光のど真ん中とも言えるサーキュラーキーにあるシドニーハーバーマリオットはサーキュラーキー駅から徒歩3分くらいであります。サーキュラーキー駅発着の列車はシドニー空港直通のものもあるので、空港からも近いホテルであります。
部屋からはオペラハウスやハーバーブリッジも見え印象的であります。部屋はシンプルで少し古い感じもしますが、快適であります。
何よりもクラブラウンジの食べ物とドリンクが充実しているため、リピートしたくなります。あとはレートが安ければ良いのですが。