シドニー空港近くにあるモクシー・ホテル・シドニー・エアポートに滞在しましたので、お伝えします。
ロケーション
場所はシドニー空港の国内線ターミナルから歩くと1.7kmぐらいのところにあります。国内線ターミナルは国際線ターミナルから行く場合には無料のシャトルバスがありますが、結構遠回りをするので15分くらいはかかります。
早いのは地下鉄ですが、有料なのと待ち時間がある点や上下移動があることを考えるとバスで良いと言えます。
チェックアウトの際に土砂降りに遭い、わずかな距離ですが、Uberを呼んだところきちんと来てくれました。
エントランス・ロビー
ホテルの建物自体はコンクリート打ちっぱなしのモダンな建物で無機質でありますが、エントランスはモクシーらしい照明とデザインが施されています。
チェックインの裏にあるカウンターバーはいつも盛況であります。空港ホテルなので、外出してもあまり飲食する場所がないからでしょうか。ちなみにドリンクやつまみなどの価格は結構高く、ホテル代が安くてもたくさん利用すると結構高くなってしまいます。
ロビーは奥に長くソファーエリアが続きます。夜は結構人がいますが、日中はガラガラなので、部屋の清掃中はここで、仕事をすることも可能であります。音楽が結構かかっているのでうるさく感じる場合もあるかもしれませんが。
卓球台か何かわかりませんが、遊技台などの設備があるのも同ホテルの特徴であります。
セルフショップには軽食やソフトドリンク、ワインなどもあります。ワインは1ボトル75AUDでした。ワインはここで買うよりもバーカウンターで買った方が良いです。
バーカウンターでは42AUDぐらいからあり、冷やすためのバケットもついてきます。もちろん、氷と水も入れてくれます。
フィットネス・ランドリーなど
4階はフィットネスとランドリーがあります。ランドリーは洗濯、乾燥ともに2機であり、結構利用している人が多い印象でした。また、ホテルでは唯一製氷器もここに設置されていました。
フィットネスも4階にあります。タオルや冷えたウォーターは当然あります。マシンはカーディオ中心であり、その他のトレーニングはダンベル中心であります。
フィットネスの先にはちょっとしたデッキがあります。トレーニングの後にクールダウンするには最適かもしれません。
4階ではありますが、近くに建物がないため、とても景色が良いです。右側が空港となります。その間に貨物鉄道の線路も見えます。
最上階へ
今回は部屋のアップグレードはありませんでしたが、最上階の12階に上がります。
エレベーターホールは広く、大きな窓が設置されています。窓越しにシドニー中心部が見えます。
フロアのレイアウトであります。エレベーターホールを挟んで左右に客室がありますが、左右対称と言うわけではありません。また、建物から避難した後の避難場所まで記載されているのは珍しいですね。
クイーン・スリーパールーム
今回は一番よくあるスリーパールームであります。いつものモクシーの景色が広がります。スペースを稼ぐためか洗面はむき出しであります。
部屋はそれほど広くないと言っても、日本のビジホと比較するとはるかに広くベッドも大きめであります。幅広めのチェアがあります。パソコンで作業はこのチェアが一番楽であります。
吊るされているチェアはあまり座り心地よくないため使うことはありませんでした。壁に備え付けの折り畳みデスクはなく、ラウンドテーブルがあります。
モクシーによくある折り畳みデスクよりもこちらのテーブルのほうが使いやすいので良いです。
電源はOタイプのコンセントのみであります。また、USBタイプAと写真では見えにくいですが、タイプAのすぐ下にタイプCのポートもあります。タイプCケーブルのみ持ち歩く人でも大丈夫です。
ベッドの下にはセーフティーボックスが設置されています。ホテルでベッド下を活用するのは結構珍しいかもしれません。
テレビはサムスン製であります。テレビ単体ではYouTubeを視聴できませんが、クロームキャスト経由でPCと接続でき、PCをリモコン代わりにしてYouTube等が視聴できます。
ペットウォーターは置いていなく、その代わりにガラスのボトルが置かれています。エレベーター横にある給水器というよりは給水栓に注ぎに行くタイプです。これもまた珍しい形式であります。
微妙な色合いの洗面であります。この色のほうが汚れが目立ちにくいのかもしれません。新しいだけあり、とても清潔感があります。
洗面の下にはケトルとティーパックがありました。ランドリーはありますが、クリーニングサービスもあったりとモクシーとしてはちょっと異色なのかもしれません。
バスルームについてはバスタブは当然というかありません。トイレについてはこちらも当然というかウォッシュレットはありません。こちらも設備が新しいためか清潔感があります。
バスアメニティについてはディスペンサータイプであり、ブラシなどのアメニティは部屋にはありません。ただ、ティッシュやタオルなどはきちんとしたものでした。
エアポート・ビュー
エアポートビューであります。滑走路から遠いためか、離陸時のエンジン音はほとんど聞こえませんでした。近くにはプライベートジェットが多く駐機されていました。遠くには海も見えたりします。
ターミナル側を見ると着陸したばかりのANAの789が見えたりします。カメラでかなりズームしないと見えないのでありますが。
朝食・ドリンク
朝食はロビーフロアであり、ブュッフェ形式であります。モクシーやアロフト、コートヤードの朝食と似ており、こうしたホテルばかりに行くと毎日、同じものを食べてしまいそうであります。
なお、食べた後は返却口に持っていく必要があります。
また、チタン会員の特典なのかドリンクが一杯無料でした。チェックイン時に貰ったトークンをバーカウンターで渡せば、ビールやグラスワインが一杯無料でいただけます。
最後に
シドニーでマリオット系と言うと中心部にシェラトンなどがありますが、結構高額であります。同ホテルはエアポートホテルではありますが、国内線ターミナルを経由して地下鉄でも中心部にはすぐにアクセスできるので、安く宿泊費を抑えたい場合は良いかもしれません。新しいホテルなので設備も充実しており、快適であります。