シンガポール航空のドバイ発券のプレミアムエコノミーの東京往復が安いため、まとめてみました。
シンガポール航空プレミアムエコノミー東京羽田往復
今回はお盆をドバイで過ごした後に羽田に行き、翌月に再びドバイに行く旅程です。ドバイと言えば日本から移住する人も多く、お金があると何とでもなりそうな都市であります。
日本の田舎で育つと強い日差しと砂漠の景色と無機質な摩天楼、そして、強すぎる冷房に慣れるかちょっと疑問かもしれませんが。
旅程
8月14日の夜にドバイを出発し、チャンギ空港には朝7時過ぎに到着します。空港地下のスタバで過ごしても良いですし、Jewelの店も開店しだすので、地らに移動しても良いかもしれません。もちろん、*G資格があればラウンジに早速滞在でもいいかもしれません。
約6時間後に羽田に向けて出発します。羽田到着は夜10時前であります。検査とかなくなっていれば良いのですが。
復路は9月10日の夜11時前に出発します。テレワークとか進んでいるとラウンジで仕事とかもあり得そうですが、事務所出勤の日となってもこの時間であれば間に合いそうです。
チャンギ空港には朝5時前に到着であり、市中まで散歩に行ってお粥でも朝食にするのが良いかもしれません。ここでも検査とかあると面倒なので空港で滞在すると言うのが、まだ安全なのかもしれません。
ドバイには19時前到着であり、ホテルまでの到着を考えるとちょっと遅いくらいですが、極東から道中を考えると仕方ないかもしれません。
運賃・予約クラス・プレミアムポイント
運賃・予約クラス・プレミアムポイントは下記のとおりです。
運賃 155,297円
予約クラス P,Tクラス(100%+400PP)
プレミアムポイント 15,454PP
PP単価 10.05円/PP
PP単価としては10円を切れないものの、スターアライアンスの中では安いのかもしれません。
エミレーツのプレミアムエコノミーに戦々恐々?
エミレーツ航空ではプレミアムエコノミーを新たに設定する予定であります。A380のシート配列では1階席に配置され、シート配列は2-4-2配列とボーイング777型機のプレミアムエコノミーと同等のシート配列のようです。座席数は56席とANAのA380よりは少ないものの、かなり多めの設定です。
シートスペックを見ると以前、ニュージーランド航空が提供した異色のプレミアムエコノミーのようなことはないものの、シートピッチは標準な38インチではなく、40インチとなっています。かつて存在したトルコ航空のコンフォートクラスには及ばないものの5センチちょっとの差は結構大きいかもしれません。
また、インテリアなどの質感は高そうであり、食事もビジネス並みとなれば満足いくでしょう。
なによりも、ドバイから東京までのノンストップが大きいため、国際専業のシンガポール航空やキャセイパシフィック航空には大きな敵となるでしょう。特に、新コロで体力がない中、戦うとなると結構厳しいかもしれません。
ビジネスクラスもSQは安い
もうひとつ、プレミアムエコノミーだけでなく、ビジネスクラスでもシンガポール航空は東京までの運賃が安くなっています。
前述のプレミアムエコノミーと同じ旅程で運賃を出してみました。運賃・予約クラス・プレミアムポイントは下記のとおりです。
運賃 約216,170円
予約クラス Dクラス(125%+400PP)
プレミアムポイント 18,918PP
PP単価 11.42円/PP
PP単価としてはプレミアムエコノミーに負けるものの、単価としてなかなかであります。プレミアムエコノミーでは早く降機したいと思いますが、ビジネスの場合は時間が長い程、ゆっくり寝られる、飲めるなど欲張ってしまい、意外と効果は高いかもしれません。
SQとしてはプレミアムエコノミーで勝負にならない場合は、ビジネスで勝負する可能性もあり、値段を下げてくる可能性もあります。17万円台となれば利用者が増えるでしょう。
マイル修行にとっては絶好の機会であり、エミレーツにとってはプレミアムエコノミーの値段を下げて対抗と言う形になる可能性もあり、結構がちがちな勝負となりそうな予感もあります。
一方でエミレーツがプレミアムエコノミー往復10万円以下となると熾烈な戦いと言うか、棲み分けができるかもしれません。
最後に
中東御三家の中でもっとも独立感のエミレーツがここにきてプレミアムエコノミーを設定することで、欧州とアジアのキャリアは新コロで疲弊している中で対抗せざるを得ない状況となっています。
この先、原油価格が上がると中東キャリアは優勢であり、運賃で勝負と言うキャリア側にとっては厳しい状況も予想されます。
一方で、利用する側にとっては選択肢が広がりそうです。