ターキッシュエアラインズのビジネスクラスで沖縄那覇往復ができるか確認をしてみました。実現となると結構プレミアムポイントには有利となるため、整理してみました。
ANAマイレージクラブは運航する航空会社基準でプレミアムポイント積算
ANAマイレージクラブのプレミアムポイントの積算基準は運航便基準となっています。例えばTK便が降られたANA運航便の場合、ANA運航便のクラス積算率をもとにプレミアムポイントが積算されます。付与されるマイルも同じ考え方となります。
ターキッシュエアラインズは関西=那覇線でANAとコードシェア
ターキッシュエアラインズはイスタンブール=関西への就航を予定しており、関西から日本国内のコードシェアも予定しており、関西=沖縄那覇についてはANA Wings便とコードシェアをしています。TK8800番台の便名が割り振られています。
ANAマイレージクラブ積算の場合はANA便での積算基準となりますが、ANA国内線は国内線単独の各種運賃と国際線接続各種運賃が入り組んでおり、国際線のように単純にアルファベットの予約クラスで積算されない仕組みとなっています。
国際線乗り継ぎ運賃からプレミアムクラスに有償アップグレードした場合でも結構アルファベット文字のクラスになったりすることもあります。
他社販売の他社便名のANA運航便の場合にどういった処理がされるか気になるところであります。
ターキッシュエアラインズ ビジネスクラス ニース=沖縄那覇往復
コートダジュールのニースからニライカナイな沖縄までという何とも風情なビジネスクラスの旅ですが、ゴールデーンウィーク後半から夏休み開始の頃に発着と言う、海外発券チケットとしてみました。
旅程
ニースは昼前に出発となります。コートダジュール空港はニース市街地からは車で20分かかり、非シェンゲンフライトとなるため、ホテルのチェックアウトは9時前くらいになりそうです。映画Taxiのように結構飛ばしつつも、きっちりしたタクシードライバーが多いようであり、時間は意外と早いかもしれません。
イスタンブールからの関空行きは深夜と言うことで乗り継ぎ時間は10時間もあります。コロナ禍の今後の展開次第ですが、サンセットなボスポラス海峡で海風にあたりながら食事をして空港に戻ると言うことも有りかもしれません。移動時間と費用は結構高くなりそうですが。
関空便はB787-9であり、ビジネスクラスはマイルドヘリンボーン仕様であるため、ぐっすり眠れそうです。寝すぎて到着は夜6時過ぎと言うところではありますが、さらに沖縄までのフライトが待っています。
寝すぎにはちょうどいいフライトかもしれません。那覇までのフライトは2時間であり、TKサイトではビジネスと記載されています。
このビジネスはプレミアムクラスなのか、積算率ばかりの普通席なのか疑問なところであります。
ただし、他のOTAサイトでもチェックしてみるとビジネスクラスであり、エクスペディアではエクストラリクライニングシートと記載されており、プレミアムクラスに搭乗できるとなると結構おいしいかもしれません。
復路は7月24日に同じくANA Wingsで関空まで行き、そのまま同日深夜にイスタンブールに向かいます。ターキッシュエアラインズのイスタンブール早朝着フライトはヨーロッパへの乗り継ぎは良く、3時間ちょっとであります。
ニースには朝10時30分到着と昼食とワインでまったりしてからホテルチェックインとかできそうです。
ターキッシュ・ビジネスクラスのANA運航の国内線はどうなるのか
前述のとおり、TK直サイトに加えてOTAサイトでもビジネスクラスの表示となっています。TK直サイトでは同区間はJクラスであり、ANAの国内線にはないクラスでもあります。
こうした場合に運航会社をもとに積算する場合クラスの変換が実施されることがあります。Jクラスであっても実際は別なアルファベット文字のクラスとして積算されるケースもあります。
あくまで、ビジネスクラスの格重視となれば、国際航空券(国内区間 プレミアムクラス)ブッキングクラス F/Aに付け替えられ、積算が想定されます。
こうなるとプレミアムポイントでガクンと稼げるため、ターキッシュ100%加算のビジネスでも芽が見えてきます。
運賃・予約クラス・プレミアムポイント
以上を踏まえて、運賃・予約クラス・プレミアムポイントを整理してみました。
運賃 約238,207円
予約クラス TK区間 Jクラス(100%+400PP)
NH区間 Aクラス想定(150%+0PP)
プレミアムポイント 19,182PP
PP単価 12.41円/PP
東京止まりの場合、単価は13円台となるため、それよりは良いかもしれません。あとは国際区間の単価を駆使して、10円台を狙うと言うことも考えられるでしょう。
最後に
ターキッシュエアラインズの海外発券=東京完結でしたが、関西に再就航するため、ちょっと面白いルートも期待できます。
割引ビジネスクラスは100%加算と渋いものの、日本国内でプレミアムポイントが付与となるとOKA修行が意外な形で活路が復活するかもしれません。