アジア内でエミレーツのファーストクラスに乗れる路線はあそこですが、それがまだ残っていたので、記事にしてみました。
エミレーツ ファーストクラス バンコク=香港
エミレーツアジア路線でのファーストクラスと言えば以遠権路線のバンコク=香港間であり、一時期からファーストクラスのない詰め込みサンパチに変更するなどその動向が気になっていましたが、今はファーストクラスが入っているようです。78M的思考で儲かることを考えているのかもしれません。
どの組み合わせがベストか
航空券の買い方としては往復、片道があり、今回の場合はバンコク発と香港発の組み合わせがあり、合計4通りの組み合わせがあります。
その組み合わせをすべてチェックしてみました。
香港発券
まずは香港発券です。日本在住のマイラーにとっての香港発券のメリットとしては香港から時系列で南下できる点であります。日本から香港まで特典チケットを活用して香港まで行き、そこから南下することが出来るため、フライト的には重複がなくて済むルートと言えます。
香港発券バンコク往復
まずは往復チケットです。旅程は2021年のゴールデンウィークです。往路は4月30日発、復路は5月4日です。
予約クラスはAクラス、運賃は127,210円となります。
香港発券バンコク片道
バンコクへの片道切符です。予約クラスはAクラス、運賃は87,920円となります。往復の方が、メリットはありますが、同区間のビジネスと比較するとかなり高く、香港発は日本在住者にとっては時系列的には良いですが、コストは高そうです。
バンコク発券
次はバンコク発券です。かつての海外発券・聖地の意地を見せるかどうかであります。
バンコク発券香港往復
まずは往復チケットです。旅程は2021年のゴールデンウィークです。往路は4月30日発、復路は5月4日です。一応合わせていますが、日本からバンコクに行く場合もう少し日程をずらしても良さそうであります。それでもファーストクラスということで運賃は極端に需給が変わる場合は除いて変わりません。
予約クラスはAクラス、運賃は85,990円となります。香港発券の片道よりも安い結果となっています。
バンコク発券香港片道
このチケットの活用方法としては日本に戻るパーツとして利用できそうです。予約クラスはAクラスであり、運賃は57,780円と組み合わせの中では最も安い運賃となります。往復の場合2レグで8.6万円なので効率的にはメリットですが、持ち出しと言う観点からバンコク発券の片道が一番安い状態です。
結果
結果を見るとバンコク発券の香港往復が一番メリットはありそうです。ファーストクラスのAクラスであるため、先の日程に復路をしておくことも可能であり、気の向くまま組み立てても良いでしょう。
ちなみにJALマイレージバンクでのマイル加算
あまり、メリットは少ないですが、一応、JALマイレージバンクでマイルも積算されます。ZIPもマイル加算されるようになるそうですが、LCCのビジネスとフルサービスのファーストではコストはどうかわかりませんが、雲泥の差となりそうです。
JMBではエミレーツのファーストクラスのAクラスは150%加算となります。片道で1,574マイルの積算となります。
当然ですが、上級会員資格ポイントのFOPの対象とはなりません。
最後に
今回、サーチした旅程では機材は往復ともにA380-800であり、ファーストクラスとなります。そうするとシャワールームが付いた機材となります。
今の時代、使用禁止と言うことになりそうですが、超大型機材のファーストクラスを最安5万円台で利用できることが存続しているのは飛行機旅の楽しさがまだ残っていると言うことであります。
いまはとにかく飛行機旅の楽しさを追求するルートを探して、仕分けをしておいて、可能になったら、どこから飛ぶか優先順位をつけてみる試算が一番いい時期かもしれません。
飛行機旅が好きでも乗れないなら、別趣味に走る前に時間があると思って、深堀してみるのが意外と充実するかもしれません。