カナダからブラジルまでヨーロッパ経由のビジネスクラスが安いのでまとめてみました。
ルフトハンザ・ビジネスクラス トロント=サンパウロ片道
今回は3月15日にトロントからローマに行き、ローマで11日程滞在(ローマの休日)し、3月26日にローマからサンパウロに向かうルートです。
3月15日の19:15にトロントをジャンボ機(B747-400)で出発し、フランクフルトには翌朝7:50に到着します。フランクフルトでは3時間の乗り継ぎでローマ・フィウミチーノ空港に向けて午前11時に出発します。ローマ到着は13時前となります。
そして、サンパウロへの旅程は3月26日の朝8時半に出発し、ミュンヘンには10時に到着します。ここは乗り継ぎが良く、100分での乗り換えでサンパウロに出発します。11:40に出発して同日の20:10にサンパウロに到着します。機材はA350-900となかなか新しい機材です。こちらはかなりのロングフライトです。
今回のフライトマイル
今回のフライトマイルは以下のとおりです。
YYZ-FRA 3,952マイル
FRA-FCO 595マイル
FCO-MUC 453マイル
MUC-GRU 6,112マイル
トータルでは11,112マイル(あと1マイル少ないと11,111であったのに)であります。大西洋区間は合計で1万マイルを越えているのでかなりのロングライトであります。特に南大西洋区間は長いです。
運賃・予約クラス・プレミアムポイント
運賃・予約クラス・プレミアムポイントは以下のとおりです。
運賃 約244,307円
予約クラス Pクラス(70%+0PP)
プレミアムポイント 7,778PP
PP単価 31.4円/PP
ルフトハンザのビジネスクラスで安いと聞くと70Pを想像する人は相当な海外発券に浸っている人だと思いますが、今回はまさに70Pのため、単価的には30円越えと全く良くありません。
ただ、カナダからヨーロッパへ行き、さらにサンパウロへ向かうのはロマンと言うかビジネスクラスの優雅な旅が比較的安く利用できます。
今回の運賃はヨーロッパでの乗り継ぎの日にちをかなり空けても同様な運賃が出てくるのでカナダからヨーロッパに行き、一旦日本に帰り、再びヨーロッパに行ってそこからブラジルに行くと言う方法もあります。サンパウロだけでなく、リオやボゴタでもこのような運賃がてるので検討の価値はあります。
運賃ルール
運賃ルールについては70Pであるので、変更ではかなりの手数料がかかり、返金不可となっています。時間がある人向けの運賃かもしれません。
無難なルートだと
今回は遠回りなルフトハンザで大西洋を二度わたるルートでしたが、素直にカナダから南下してサンパウロに行った場合はどうなるでしょうか。
パナマシティで乗り換えますが、2回のフライトで約14時間の旅でトロントからサンパウロに到着します。
キャリアはコパ航空であるため、ナローボディのビジネスクラスとなります。
運賃・予約クラス・プレミアムポイントは以下のとおりです
運賃 136,510円
予約クラス Rクラス(125%+400PP)
プレミアムポイント 7,722PP
PP単価 17.68円/PP
積算率が高いのでこちらはPP単価17円台と安くて早い吉野家のようであります。マイル修業なら素直にこちらではありますが、+9万円でビジネスクラスにてヨーロッパに行けると考えると安いところではあります。
最後に
今回は素直に南下すれば良いのに大西洋を2度横断するビジネスクラス割安運賃でした。ルフトハンザと言う事で積算率が70%でしたが、これが125%であるとPP単価は15.98円/PPまで下がるので、こうした変なルートはキャリアによっては探し甲斐がありそうです。世界はやはり広いと言うのを改めて感じてしまいました。