フロリダのパームビーチから東京成田までのプレミアムエコノミー往復が最近ではレアな16万円台でしたので、まとめてみました。
エアカナダ・プレエコ パームビーチ=成田往復
スタートはウエスト・パームビーチ空港(PBI)であります。今回の時期は3月に出発し、日本で1か月ほど滞在した後にパームビーチに戻るルートであります。
3月9日の夜9:40に出発し、日付の変わった未明の0:55にトロントに到着します。トロントでは半日の乗継時間があります。トロントからは13:35に出発し、成田には翌日の16:30に到着します。ウエスト・パームビーチからカレンダーが2日経過します。
復路は4月10日の17:35に出発し、トロントには当日の17:00に到着します。こちらも長時間の乗継となり、翌日の早朝の7:30にトロントを出発し、ウエスト・パームビーチには10:59に到着します。まあ、時間的には苦行なので安さにつながるとも言えます。修行僧の朝は早いの一言です。
機材については成田発着はトロント、モントリオールいすれれもボーイング777-300ERのプレミアムエコノミーであり、東海岸区間はナローボディ機材のエコノミーとなります。半ドメ区間のエコノミーは仕方ないです。
今回のフライトルート
今回のフライトマイルを整理してみました。
PBI-YYZ 1,172マイル
YYZ-NRT 6,415マイル
NRT-YUL 6,449マイル
YUL-PBI 1,342マイル
極東の東京からアメリカ東海岸は緯度が高くても、日本発着では最長クラスの距離があり、トロントもモントリオールも6,500マイル弱とトップクラスであります。そして、東海岸を南下する路線も1,000マイル越えであり、東京から上海や台北に行く程度の距離があるので、フライトマイルではかなり稼げます。
運賃・予約クラス・プレミアムポイント
運賃・予約クラス・プレミアムポイントは以下のとおりです。
運賃 160,980円
予約クラス 北米区間エコノミーBクラス(100%+400PP)
太平洋区間プレエコ Aクラス(100%+400PP)
プレミアムポイント 16,978PP
PP単価 9.48円
今回は距離と積算クラスが効いている結果と言えます。北米でありながら、アメリカの最東南端にあたる地域までカナダ東部経由で行くので、距離としては寄り切り一杯であります。そして、予約クラスはBとAクラスなので搭乗ポイント400PP×4レグも大きいと言えます。もっと検索すれば6レグとかにもなり、さらにPP単価は落ちることも可能であります。まあ、今回は抑えめにしてみました。
そうした結果を盛り上げるように運賃は16万円と一昔前の感覚であり、ドル建てながらレアな運賃であります。円高に進めばさらに単価はシャープになります。
今回は結果的に単価は10円以下となっており、珍しいところであります。
パームビーチ国際空港とは
パームビーチ国際空港(Palm Beach International Airport, PBI)は、フロリダ州ウェストパームビーチにある空港です。主に観光客やビジネス旅行者向けの空港で国内線・国内線が就航しています。
ロケーション: パームビーチ地区(特にウェストパームビーチ)にアクセスしやすく、ビーチリゾートや高級住宅地にも近い空港です。トランプ大統領が所有する別荘のマー・ア・ラゴはパームビーチにあります。
フロリダとなるとマイアミ発券にフォーカスしてしまいますが、東京行きと考えるとウエスト・パーム・ビーチ発券のプレミアムエコノミーがおそらく、大陸間フライトでは東京行きが世界で最も安い路線と言えます。
最後に
今回のルートはいつでもと言うわけではなく、16万円台で完結するには往路と復路の日程はかなり絞られます。なぜか成田発は木曜日で最安が多くなっています。まあ、東京発着なので、日程に制約があるとは言え、東京での滞在が日常な場合は復路までの滞在時間を先にすれば選択肢があると言えます。
なかなか16万円台でPP単価9円台のプレミアムエコノミーは近年はレアなので選択となるかもしれません。クアラルンプール発券の北米往復の間に挟んでもよさそうであります。
また、トランプ氏の休暇の地で束の間のリゾートを味わうのも良いかもしれません。