
クアラルンプール発券の北京までのビジネスクラス往復で16万円の航空券を取り上げてみましたので、お伝えします。
深セン航空 ビジネスクラス クアラルンプール-北京往復

今回は2月の連休の終わりの24日にクアラルンプールを出発します。朝4:30にクアラルンプールにです。修行僧の朝は早いと言いますが、早すぎであります。まあ、成田からのNH便がクアラルンプールに到着する時間を鑑みるとちょうど良いのかもしれませんが。
朝8時半に深セン宝安空港に到着します。乗り継ぎは4時間弱で北京に向かいます。北京には15:45に到着します。日本にはNH便では惜しく乗り換えられないところであります。残念。

復路は3月8日の17時発であり、当日朝に羽田をNH便で出発すれば、北京で乗り継ぎは可能であります。深センまでは3時間半であり、20:30に到着します。乗り継ぎ時間は2時間半と乗り継ぎが良く、23時にクアラルンプールに到着します。クアラルンプールには深夜3:30に到着とんでも時間でありますが、こちらも成田行きのNH便に乗り継ぎと考えると良い時間とも言えます。
まあ、クアラルンプールまで来て安いホテルに泊まりたいところではありますが。
今回のフライトマイル
KUL-SZX 1,590マイル
SZX-PEK 1,213マイル
トータルで片道2,803マイルと意外とマイル数が伸びません。後述するPP単価に影響が出てくるわけです。
運賃・予約クラス・プレミアムポイント

運賃・予約クラス・プレミアムポイントは以下のとおりです。
運賃 164,480円
予約クラス Zクラス(125%+400PP)
プレミアムポイント 8,608PP
PP単価 19.01円/PP
単価20円は切っているものの、ダメダメです。運賃は良いのですが、距離が伸びないので、4レグあって1,600PP貯まるにも関わらずと言うところであります。教訓としてはマイル修業の基本である距離がある程度は必要と言う事です。レグが多くて乗り継ぎ時間が良く、深夜に到着と出発と言うのはホテル代も削減できるので良いのではありますが。
ちなみにエアチャイナとのコードシェアの組み合わせがあり、SZXとPEK間はA350やB789で移動できる旅程もあるのですが、Gクラスとなり、ANAマイレージクラブの場合は予約クラスは運航キャリアに基づくので、そのまま考えると積算されないとなります。危ない橋はわたらずにナローボディの深セン航空運航便に乗るべきでしょう。ワンチャン、搭乗時に予約クラスがリクラスされる可能性があるので何とも言えませんが。
しかし、16万円と言うのは往年のクアラルンプール発券東京止まりのビジネスクラスの運賃にそっくりであります。いみじくも予約クラスはZクラスであります。
あちらの方は直行便であるにも関わらず、東京は遠い且つ、路線倍率があるので往復で13,342PPが積算されていたので、今としては夢の単価でした。
まあ、あの時代は東京止まりのプレミアムエコノミーEが最強でしたが。今はアメリカまで行くことで出会えるところです。
最後に

中華系スターアライアンスの活用法としては、割り切って最安エコノミーでLCC級に移動して、解脱したらラウンジなど使いまくるか、プレミアムポイント優先で日本発で単価の良いアジアの南をビジネスクラスで往復すると言うところとなりそうです。
クアラルンプールだと距離が伸びなく、運賃が安くなれば解決するところではありますが、なかなかそうはならないでしょう。
クアラルンプールまでの道のりは遠いところであります。