キャセイパシフィックのプレミアムエコノミーでマイル修業になりそうな単価を探してみましたので、お伝えします。
キャセイパシフィック・プレミアムエコノミー JNB-AKL片道
今回は南アフリカのヨハネスブルグ(JNB)からニュージーランドのオークランド(AKL)までのプレミアムエコノミー片道です。香港でストップオーバーできる旅程となっています。
5月24日土曜日にヨハネスブルグを出発し、香港には翌日の朝6時に到着します。この到着時間であれば日本に同日中に戻ることが可能な時間であります。
そして、香港からオークランドへは2週間あけた6月7日の夜9時過ぎに出発します。こちらも日本から出発して同日中に乗り継げる時間帯であります。オークランドには翌日の6月8日の正午前に到着します。
今回の機材はいずれもA350-900とCXの中では新しい機材であるので、プレミアムエコノミーも満足度が高いと言えます。
今回のフライトマイル
今回の区間マイルは以下のとおりです。
JNB-HKG 6,631マイル
HKG-AKL 5,688マイル
長距離2本勝負のフライトであります。日本からだと北米往復のような距離であります。
運賃・予約クラス・FOP
運賃・予約クラス・FLYONポイントは以下のとおりです。
運賃 約190,966円
予約クラス Rクラス(100%)
FLYONポイント 12,319FOP
FOP単価 15.50円/FOP
予約クラス100%が効いて単価は15円台となっています。ちなみにこれよりも安いプレミアムエコノミーは15万円で予約クラスはEクラスで積算率は70%となります。
両運賃を比較すると運賃の差が約21%、マイル積算率の差が30%であり、安いEクラスよりも今回の運賃的には高いRクラスの方がFOP単価は結果として高くなります。
値差と積算率の差を見るのもマイル修業といます。
運賃ルール
今回の運賃ルールについては、フライト変更手数料は無課金、キャンセル手数料は約18,500円であります。日程変更が無料でできるのは体調や急用に対応できるので安心であります。
キャセイパシフィック A350のプレミアムエコノミー
キャセイパシフィックのA350はダッシュ900と1000がありますが、プレミアムエコノミーについては同じ仕様となっているようです。
シート配列は2-4-2配列となっています。ボーイング777-300ERでもシート配列は2-4-2なので、一見すると横幅は狭そうに感じるところであります。
しかし、シートスペックはシートピッチが40インチ(101.6cm)であり、シート幅が20インチと世界標準(38インチ)よりもシートピッチが広めとなっています。
専用の食器やプロセッコ(スパークリングワイン)が提供されると言う事で、スターアライアンスのプレミアムエコノミー修行よりは少し快適と言えそうです。
最後に
今回は南アフリカからニュージーランドまでと言うかなり果て果てな旅程でありますが、快適なプレミアムエコノミー2区間であります。
普通に考えるとヨハネスブルグ>シドニー>オークランドのルートをカンタスで行くのが距離が短いところであります。こちらのトータルマイルは8,207マイルとなります。
ヨハネスブルグとシドニー間はA380であり、プレミアムエコノミー設定がありますが、シドニーとオークランド間はエコノミーのみとなります。
キャセイパシフィックが香港を経由してもプレミアムエコノミーを安く販売する理由は、カンタスに気を使いながらも、仮想敵のシンガポール航空に対抗があるのかもしれません。
次はオークランドから南米に行ける路線が安くあると良いのですが、そこはなかなかないようです。