インターコンチネンタル東京ベイに宿泊しましたが、ちょっと残念な気分を味わってみましたので、記事にしてみました。
アクセス
東京・竹芝にあり、東京都の離島とのアクセスラインの桟橋が多い場所でもあります。
浜松町の近くとピンと来る人もあると思いますが、モノレールの浜松町駅からは徒歩10分程の位置にあります。さらに、東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ)の竹芝駅からは徒歩3分でアクセスできます。
ゆりかもめは新橋駅からアクセスできるため、丸の内や新宿からアクセスするにはゆりかもめを利用した方がいかもしれません。
エントランスは基本、ロビーフロアーですが、3階からルームにダイレクトにアクセスできたりとチェックイン後は導線は消せそうです。
インターコンチネンタルでのスパイアエリートの意義とは
ポイントで滞在できるスタンダードからデラックスへのアップグレードであり、アップグレードはアップグレードでありますが、一速ギアアップしたのみとも言えます。
去年、釧路から長崎までクラウンプラザを制覇し、スパイアエリートとなってもこんなものかと感じる瞬間でもありました。
有償でアンバサダーになったりすれば、少しはいいのかもしれませんが、基本的には一見さんの短期ステイには厳しいのかもしれません。
また、レイトチェックアウトについては14時と満額回答ではありますが、カードキーと同梱されたカードにはレイトチェックアウト時間がレ点式となっており、何か松竹梅の竹かと何かがっかりさせてられてしまいます。時間だけ書いていれば、何も気にしないのですが。
イギリスという階級の中で醸成されたホテルグループであり、何でも知られてしまい、ひとりの人間がどう取り扱いされるかという今の時代にどうするのか、さらに、ビジネスの拡張性は今後どうなるのか見ものであります。
ロビー階のエレベーターフロアは特徴的であるが
ロビー階のエレベーターフロアはそれほどスペースではありませんが、グランドハイアット東京のロビーのエレベーターフロアにも通じるような特徴的な空間であります。
実際、ウエディング姿のカップルがプロのカメラマンに同背景で撮影していたくらいであります。
個人的には何度か昇降したのですが、一緒になる人がいつもクラブフロアのボタンを押しており、デラックスフロアの自分に引け目を感じてしまうほどでした。
夜間に外から、ホテルの点灯具合を外から見ても、かなりに空いているのにと思い、婆を引く思いをエレベーターに来ると思い出す終いでした。
改装されたばかりで新しいデラックスフロアスーペリアルーム
そうは言っても川岸に建つ同ホテルは低層でも高層でも基本的には景色がいいロケーションであります。デラックスフロアは2020年内に改装されており、コンテンポラリーな空間であります。
フロア別に改装は異なるものの、基本的にあまり広さは異ならず、オーバー30㎡であり、広さは満足です。
シェード越しでもリバービューが保証されていることが期待できます。実際にシェードを開けてみてみると隅田川とスカイツリーとタワーマンションの抜群の景色が見えます。
日中は倉庫の屋号が見えたりと現実的でありますが、東京の景色がわかりこれはこれでいい景色であります。
左側の景色はソフトバンク系列が入る新しいタワーが見えたりします。
室内のエキップメントについては、新世代対応ということもあり、USB電源ポートや壁掛けLCDテレビなど文句はありません。テレビはLG製であり、壁掛けは可変のアームで壁掛けされており、上下左右にチルトでき、HDMIポートを活用することもできます。
ネットアクセスは往年のinter touchであり、ドコモ資本からエグジットしてもインタコでは活用されているようです。
アメニティは歴史的というか以前とあまり変わらないようです。グラスとかはハイアットと比べると寂しい感じもします。
ミニバーはありますが、アルコールはビールのみであり、デラックスルーム利用者はほぼ利用しない前提とも感じてしまいます。
ベッドルーム以外は以前と変わらず
ベッドルームは大きく改修していますが、クローゼットやバスルーム、いわゆる、水回りは以前とあまり変わりません。
変化点としてクローゼットの壁紙の張替え、トイレのアップグレード(便座より上を変えて機能改善)のみのようです。
もともと同ホテルのバスルームは大理石などを活用しており、豪華であり、それを敢えて改装するよりはリファービッシュして活用した方が、より劣化した方に改装の力点を置く方が正解であり、妥当と言えます。
ただ、気になったのがトイレの水のにおいであります。リバーサイドということで仕方ないのかもしれませんが、下水的なにおいがフラッシュすると漂うのはちょっと気になります。
自宅を含めてあまり意識することのないにおいであり、マイナス点が入りそうです。
フィットネスルームも休業
フィットネスルームは休業であるため、外に出て走ることに。とりあえずレインボーブリッジ方面に行ってみます。ほぼ倉庫が立ち並ぶところであり、関係者以外はいなく、よく言えば、静かなところであります。
ホテルからレインボーブリッジまでは約2kmであり、橋脚のふもとに行くと、レインボープロムナードの入口がありましたが、不運にも10時からということで橋に昇ることはできませんでした。
芝浦南ふ頭公園では学生がソフトボールの練習をしたり、釣りをしている静かな場所でした。
ホテルに戻ると約4.5kmであり、ちょっと物足りないものの、信号が少なく、人も少ないため、比較的走りやすいところではありました。
バースデイであったのですが
実は今回滞在した直近に誕生日でしたが、同ホテルからは特に何もありませんでした。以前、航空会社で誕生日にファーストクラスに搭乗した際に何もその件に関しての取り扱いがなく、SNS上で話題となっていました。ある意味、自己申告してこそ意味があるのかもしれませんが、同ホテルでは何もありませんでした。
プレゼントと言えば、チェックインの際に新聞は不要と言ったにもかかわらず、日経と讀賣がドアに提げられていたくらいです。
ちなみに同ホテルをチェックアウトした日にチェックインしたマリオット系のホテルでは、アップグレードは渋かったものの、室内に入ると「誕生日おめでとうございます」のスイーツがありました。この差は何でしょう。
マリオットはプラチナ、IHGはスパイアエリートであり、泊まったホテルのグレードからするとインターコンチネンタルの方が上ですが、迷惑顧客なのか、プライバシー重視ということなのでしょうか。
最後に
まれにみる世界的危機の中でホテル各社は優遇プログラムを出しており、それがある意味、上級会員を増殖させた結果として、平時の特典ができなくなっている現状もあります。
言い換えるとホテルに来るのは特典欲しさの上級会員ばかりであり、レートを安くしても原価はかかり、利益率にヒットしてしまうという次第なのかもしれません。
ポイントレートとかキャッシュバックとかのアピールにより、滞在の意欲は出ますが、いざ滞在するとちょっと残念だと次回はないかなと感じてしまいます。
なんか、寝ただけの滞在でありました。