横浜みなみとみらにあるIHGグループのヨコハマ グランド インターコンチネンタルホテルに宿泊しましたので、まとめてみました。
ロケーション・歴史
アクセス
同ホテルはもはや死語になりつつある「ウォーターフロント」であるみなとみらいに位置しています。
同ホテルが開業してから13年後に開業したみなとみらい線により、劇的にアクセスは改善し、同エリアにはタワーマンションが雨後のタケノコのように林立するようになりました。
また、同ホテルの目の前には横浜駅東口ベイクォーター(そごうの先)からシーバス(船便)がでており、同ホテル前の桟橋である(みなとみらい)に途中寄港し、山下公園まで向かいます。
横浜駅から港の景色を見て、ダイレクトに同ホテルに行くのも結構旅らしくていいかもしれません。
ただし、台風などの荒天時は結構、運休するようでもあり、同社ホームページにはそうした情報がまめにアップデートされるためチェックした方が良いかもしれません。
title | マリーンルージュ・マリーンシャトル・シーバス・横浜クルージング
同ホテルの付近はコンベンションセンターやオフィスが中心であり、夜間は割と静かな場所でもあります。
なんとなく、JWマリオット・ホテル・シンガポール・サウスビーチのような感じもします。交通アクセスが良く、付近は大型施設が多く、海も近いと言うのは共通しているようです。
コンビニについてはデイリーヤマザキが至近でありますが、現況は営業時間が限られ、その先(みなみみらい駅側)にセブンイレブンがあります。
歴史
同ホテルは1991年に開業しており、設計はスカイツリーや東京ドームを手掛けた日建設計であります。同ホテルの2年後に竣工した同エリアの文字通りのランドマークである横浜ランドマークタワーと並んで同地区では特徴的なビルとなっています。
特徴的な形は「風をはらんだヨットの帆」をイメージしています。地上31階であるものの最長部の高さは140mとホテルとしては日本全盛期の豪華な建築とも言えます。
また、内部では抜き抜けとなっているところもあります。
宿泊記
館内アクセスには常に検温が
ホテルの中にアクセスするためには常に検温があります。しかし、最初の検温時に異常なしであれば、検温パスポートを貰えて、その日は検温が免除されます。このパスポートを携帯すれば、次の入館時の検温は免除されます。
スバイアエリート会員としてワンランクアップグレード
今回はビジネスホテルのような最安のレート(スタンダードクイーン)で予約しましたが、ワンランクのアップグレードでスーペリアルームのツインとなりました。
広いエレベーターホールの傍にはアイスマシーンがあります。最近は禁止しているホテルも多い中利用可能でした。
そして、海側に近い部屋となります。
フロアは13階とスパイアエリートでも一見さんはと言うところでしょうか。しかしながら、同地区の建物の間隔が広いため、景色はなかなかです。
ベイブリッジビュー
横浜ベイブリッジもばっちりの景色です。高層ビルとしては珍しく窓を開けることも可能です。ただし、手を出すのが精一杯ぐらいであり、安全対策は取られています。
スタンダードクイーンとはいえ、家具は北欧風の清潔感のあるものでした。
Wi-Fiの接続設定やコンセント、ミニバーなどは海外を感じさせるところであり、インターコンチネンタルと言ったところです。
引き出しを開けるとLANケーブルや部屋着がある点はANA IHGとも感じるところです。
会員特典のペットボトル2本無料はきちんとあります。
セーフティボックスは大きく、映画「あぶない刑事リターンズ」の劇中で出てきた記憶があります。
バスルーム
大理石やタイルを多用したバスルームの広さは十分であり、豪華であります。アメニティはこうした時代なのかシンプルとなっています。
ハンド用ソープが豪華さを感じたりします。
フィットネス
フィットネスは4階にあり、ジムのみは宿泊者であれば24時間無料で利用できます。とりあえずフィットネスあります的なマシンを数台だけ置いているホテルとは違い、本格的であります。
筋トレマシンと有酸素運動系のマシンのルームは分かれており、ランニングマシンなどはハーバービューとなっています。同系列のPier8を眺めながらランニングができます。
最後に
来年で30年となる同ホテルはその外観からは古さを感じませんが、内部は経年感も感じる一方でバブル末期に考えられた建物と言うことで豪華さを感じるところもあります。
ルームも海外ホテル級の広さがあり、ノビノビと過ごすことが出来ます。それでいて、リーズナブルなレートで滞在できるため、満足度は高いかもしれません。