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フライングブルー XPとは何か?

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スカイチーム加盟の大手キャリアのエールフランスとKLMが共通して実施しているマイレージプログラムのフライブルーのXPについて考察してみました。

フライングブルーとは

フライングブルー(Flying Blue)は、エールフランス(Air France)およびKLMオランダ航空(KLM Royal Dutch Airlines)が提供するフリークエントフライヤープログラム(マイレージプログラム)です。このプログラムは、両社の航空便を主に利用することでマイルを獲得し、そのマイルを航空券の特典交換やアップグレード、その他の特典に利用することができます。

■フライングブルーの主な特徴
マイルの獲得

エールフランス、KLM、その他の提携航空会社(スカイチームメンバーなど)を利用することでマイルを獲得。航空券の価格、運賃クラス、フライトの距離に応じてマイルが加算されます。
マイルの利用

獲得したマイルを特典航空券に交換。アップグレード(エコノミーからビジネスなど)。ホテルの宿泊やレンタカーなど、旅行関連のサービスにも利用可能。
エリートステータス

フライングブループログラムには、Explorer、Silver、Gold、Platinumの4つのエリートステータスがあります。さらに、エールフランスとKLM便のみ利用では極上なUlimateもあります。まあ、あまり日本人では関係ないと言えますが。

ステータスに応じて、優先チェックイン、荷物の追加許容量、ラウンジアクセスなどの特典があります。エリートステータス獲得のためには本日、取り上げるXPと言うのが重要になってきます。
提携航空会社

スカイチームの他のメンバー(デルタ航空、大韓航空、アエロメヒコなど)と提携しており、それらのフライトでもマイルを獲得・利用できます。
以上のようにスカイチーム加盟航空会社の大手であるエールフランスとKLMが主催と言う事もあり、デルタ・スカイマイル級の規模があり、日本人でもそこそこ利便性はありそうです。

XPとは

簡単に言うとプレミアムポイント

GPTに聞いたら下記の回答がきました。

フライングブルー(Flying Blue)のXPは、"Experience Points"(エクスペリエンスポイント)の略で、プログラムのステータス(レベル)を決定するためのポイントです。XPは、マイルとは異なり、主にフライトの距離や予約クラスに基づいて獲得されます。XPの累積により、フライングブルーのエリートステータスが決定され、さまざまな特典やサービスを受けることができます。

XPの獲得方法
フライトによる獲得

エールフランス、KLM、および提携航空会社(スカイチームメンバーなど)のフライトを利用することでXPを獲得。
獲得XPはフライトの距離、クラス、運賃に基づいて計算されます。
エリートステータスの決定

獲得したXPにより、Explorer、Silver、Gold、Platinumの各ステータスに到達。
各ステータスに到達するために必要なXPは次の通りです:
Explorer: 初期ステータス(0 XPからスタート)
Silver: 100 XP
Gold: 180 XP
Platinum: 300 XP
エリートステータスの特典
各ステータスに応じて、以下のような特典が受けられます:

Silver: 優先チェックイン、追加の手荷物許容量、特典航空券の空席優先
Gold: ラウンジアクセス、優先搭乗、より多くの追加手荷物許容量
Platinum: さらに優れたラウンジアクセス、より優先的なサービス
その他の特徴
ステータスの維持: エリートステータスは、12ヶ月の期間中に必要なXPを再度獲得することで維持されます。
マイルとは別: XPはマイルとは異なり、直接特典に交換することはできませんが、ステータスアップにより、マイル獲得や利用の際に有利な条件が適用されます。

XPというと悪しきOSのWindows XPを思い出してしまいますが、Experience Pointsの略と言う事です。

ANAマイレージクラブやJALマイレージバンクのように基本的には一定のポイントを獲得して、上級会員になっていくのは変わりません。デルタ・スカイマイルのように支払った金額ではないのがわかりやすいかもしれません。

また、GPTは説明しませんでしたが、プラチナを10年間継続すると修行をせずとも、生涯プラチナ・フォー・ライフ会員となれるため、マリオットのライフタイム・プラチナのようなモチベーションはあります。

個人的にはANAダイヤモンドを17年間継続しても、こうした事はありません。一応、ダイヤモンドは数年継続すれば1年休んでも救済ダイヤという裏メニューがありますが、終身はやはり強いと言えます。ああ、そう言えばSFCがあったと言う事になりますが、年々肩身の狭くなっているSFCよりは条件は良さそうであります。まあ、SFCは1年で獲得できますが、ラチナ・フォー・ライフ会員は10年はかかりますが。

一気に駆け上りも年々とレベルアップも

実際にプラチナまでのシミュレーションしてみます。ANAやJALのように一気に1年間の間にプラチナまで駆け上がるパターンであります。と言っても、12か月間は1月からではなく、始めた時期からであるので、キャッシュフローに合わせても駆け上がることもできそうです。

まず、エリート会員の入り口の100XPに到達します。100に到達の場合は多少は上振れますが、この分は繰り越されます。

ここで到達するといったん100XPは没シュートされ、その代わりにシルバーステイタスが付与されます。そして、ほぼ残高0になったところから次のゴールドまでの180XPを目指します。そして、180XPに到達するとゴールステイタスとなりますが、その代償として、再び没シュートされてほぼ0からのスタートとなります。

そして、最後はプラチナまでの300XPを駆け上ることとなります。色々な意見はありますが、ラウンジアクセスができるゴールドまでは安いビジネスクラスで長距離で稼ぐのが良いかもしれません。そして、ゴールド到達後は安いエコノミー国際線でピストンするか、その時間がなければ安いビジネスの長距離を活用となりそうです。

こうして、100XP+180XP+300XP=580XPを12か月間の間に達成し、プラチナに到達してハッピーではありますが、12か月が過ぎると残高はリセットされます。300XP以上の残高を持っていれば最大300XPまでは繰り越されるます。言い方を変えると600XPまで12か月間に稼ぐと、プラチナ分の300XPは差し引かれるものの、繰り越しは300XPまでは担保されます。そして、翌年もプラチナ確定となります。

以前は繰り越しは無制限でしたが、1年で数年分のプラチナを担保するぐらいのXPを貯める会員が続出したためか、繰り越し上限300XPが制限されてしまいました。初心者からするとそんなに年間で貯められないと感じてしまいますが。

このように、まずシルバーに到達するとリセットされ、0から次のステイタスのゴールドまでの目標が設定されているのは虚無感があるかもしれませんが、最初の12か月間で獲得したステータスからスタートするので、次のステイタスへの発射台が高く設定されるのはメリットと言えます。

日系の場合は例えばプラチナに到達しても、次年度はダイヤモンドまでのポイントはプラチナの5万との差分の5万ではなく、リセットされ10万は常に獲得しないといけないので、そうした意味では楽ではあります。ただ、エリート会員のメリットとしてはゴールド以上なので、早々にゴールドは到達して、次の12か月間にプラチナに到達すると言うのがキャッシュフローを含めてやりやすいのかなと思います。

救済策も

上のチャートはプラチナ会員からの凋落劇であります。プラチナ会員として迎えた12か月に280XP貯めたものの300XPには到達せず、プラチナ防衛はできない状態であります。あたかも、現職議員が接戦で落選となった状態であります。議員であればただの人になってしまいますが、フライングブルーの場合は、翌年はワンランク下のゴールドにとどまり、貯めた残高のうち、ゴールドに必要な分は確保されます。敗者にも優しいプログラムと言えます。

そして、この年は何もXPを獲得しないとシルバー分の100XPの暖高が引かれてシルバーからのスタートとなります。シルバーまで凋落してしまうとやる気は失せてしまうかもしれませんが、家庭の都合で休む時期とかあってもカムバックはしやすいと言えます。

このように勝てなくても敗者復活戦のように一つ下のステイタスに落として再びチャレンジする機会があり、他のプログラムでスタートするよりも楽ですよと言う事を示唆しているようです。

以上からするとどうせリセットされて0になるのであれば、翌年は違うキャリアに行こうと言う事を阻止するため、こうしたスローダウンなプログラムとしているようです。

計算方法

ただし、ビジネスクラスやプレミアムエコノミーはほとんどのクラスが対象となっており、しかも同じクラスで安い運賃で積算率による差別化がなく、距離とクラスでのポイントが確定するので、安いビジネスでマイル区界の範囲で最も低い値で運賃が安いのが有利になると言えます。

ちなみに公式なXPの計算方法か下記にあります。

www.flyingblue.nl

海外の個人の方で複数区間を一気にXPを計算できる方法を作成しているサイトもあったりします。

先述のとおり、XP対象は積算される予約クラスがあり、この辺りは従来からあるマイレージプログラムのような予約クラス確認作業が必要であります。面倒ではありますが、この世はでっかい宝島というのを感じられる醍醐味でもあるので、マイル修業をする人であれば、この楽しさは身に着けて損はないと言えます。気持ちだけでなく、マイルを使う時にはマイル数で計算されるため、積算率と言うのは意外と大事であります。

以下は各航空会社のマイル積算率です。

www.flyingblue.fr

制度設計

先述のとおり、予約クラスと言うよりはXP対象予約クラスであれば、一律に各クラス、エコノミー、プレミアムエコノミー、ビジネスクラス、ファーストクラスが距離別にXPが設定されているのは良いところであります。

クラスごとの差はエコノミーを1とすると、プレミアムエコノミーは2、ビジネスクラスは3、ファーストクラスは4となっており、エコノミーの3倍以下の運賃であればビジネスクラスの方がメリットがあると言えます。

もう一つの軸としては距離であります。後述しますが、日本において国内線はありませんが、国内線を1とすると、2,000マイル未満の短距離国際線が2.5、2,000~3,500マイル未満の中距離国際線が4、3,500~5,000マイル未満の中・長国際線が5、5,000マイル超の長距離国際線が6となっています。

この制度設計からすると基本的には予約クラスにおいて積算幅の広いアッパークラス(プレミアムエコノミー、ビジネスクラス)が有利とは言いつつも、距離のレバレッジが高いと言えます。バリとリヨンの国内線よりはパリとジュネーブの国際線ではほぼ距離が同じでも2.5倍の差が出たりします。

日本近場の短距離ピストンであれば福岡=チェジュが国内線と国際線の2区間を獲得できそうであります。基本的には距離とアッパークラスである程、XPが貯まるので、既存のマイレージプログラムに近いので親しみやすいと言えます。

運賃と距離と国際線か国内線かのあたりをつけるのが面白いプログラムであります。

対象航空会社

XP対象航空会社は以下のとおりです。基本的にはスカイチーム加盟が絶対ですが、エールフランスとKLMの傘下の航空会社の一部運賃が対象だったりします。

エールフランス(Air France) - フランス
KLMオランダ航空(KLM Royal Dutch Airlines) - オランダ
デルタ航空(Delta Air Lines) - アメリカ合衆国
ITAエアウェイズ(ITA Airways) - イタリア
大韓航空(Korean Air) - 韓国
中国東方航空(China Eastern Airlines) - 中国
アエロメヒコ航空(Aeroméxico) - メキシコ
ガルーダ・インドネシア航空(Garuda Indonesia) - インドネシア
チェコ航空(Czech Airlines) - チェコ共和国
サウディア(Saudia) - サウジアラビア
タロム航空(TAROM) - ルーマニア
エア・ヨーロッパ(Air Europa) - スペイン
ミドル・イースト航空(Middle East Airlines) - レバノン
ベトナム航空(Vietnam Airlines) - ベトナム
ケニア航空(Kenya Airways) - ケニア
アエロフロート・ロシア航空(Aeroflot) - ロシア
アルゼンチン航空(Aerolíneas Argentinas) - アルゼンチン
厦門航空(Xiamen Airlines) - 中国

ヴァージン・アトランティック航空(Virgin Atlantic)- イギリス

トランサヴィア(PlusおよびMax運賃のみ)

エアカラン、エア・コルシカ(パリ=オルリー空港~コルシカ間のフライト)

また、資格停止ではアエロフロートロシア航空となっています。この理由は言うまでもないでしょう。

長らく、微妙な立ち位置だった、ヴァージン・アトランティック航空(VS)も2023年にスカイチームに加盟しており、欧州は結構、スカイチームが多くなっています。

そして、2024年9月からは北欧の航空会社であるスカンジナビア航空(SK)が加盟します。また、現在、保留中となていますが、アシアナ航空も加盟予定となっており、これが実現すると意外と日本の路線もスカイチーム路線が多くなると言えます。

グーグルフライトで検索すると隣の芝は青く見えるではないですが、スカイチームの安さが際立っていたりします。こうして考えると、実利用の面でも、上級会員修行の面でも意外と手ごたえがあるかもしれません。

日本国内線は対象外

XPが積算できる航空会社は2024年4月より、スカイチーム加盟航空会社と厳格に決められてしまったため、ワンワールド加盟のJAL、スターアライアンス加盟のANAのフライトでは当然積算されません。

微妙な立ち位置のスカイマークもスカイチームに加盟していないので、積算されません。

と言う事で、日本国内の離島ピストンはできませんが、ソウル=釜山間のの大韓航空往復とかは有用であります。ただ、そんなに安いのかと言うのはあります。

意外と穴場となりそうなのは、スカンジナビア航空の三都物語間(ストックホルム、コペンハーゲン、オスロ)のフライトが国内線扱いとなるのか、国際線となるのがで分かれてきます。ANAマイレージクラブの時にはこの区間が微妙な立ち位置でしたが、国際線でしょと答えが出るとスカンジナビア・ピストンが完成しそうであります。

上級会員への道

ここまで、プログラムの説明をしてみましたが、実際のルートで計算をしてみました。案内ではわからない実践的なところでエリート会員への難易度と面白さを掴む感覚でもあります。

計算例

今回はスペインのマドリードからメキシコのティファナまでのルートであります。ティファナと言うとアメリカのサンディエゴが近い距離あります。個人的には、サンディエゴ滞在中に日帰りでティファナに行ったことがあります。路面電車で国境まで行き、アメリカ出国はガラガラ楽々でしたが、復路のアメリカ入国は長蛇の行列でした。今もそうした事はあると思いますが、サンディエゴやロサンゼルスまでのフライトをスペインから考えると安いと言えます。

今回は8月後半からマドリードからティファナまでルートであります。エアーヨーロッパでローマまで行き、そこからアエロメヒコでメキシコシティに行き、アエロメヒコ国内線でティファナに行くルートであります。

全区間ビジネスクラスであり、すべて、Iクラスであります。

マイル数は下記のとおりです。

MAD-FCO 829マイル 国際線

FCO-MEX 6,362マイル 国際線

MEX-TIJ 1,429マイル 国内線

これをXPに読み替えます。

MAD-FCO 15XP

FCO-MEX  36XP

MEX-TIJ 6XP

合計 57XPとなります。

シルバーまで過半を一気に超えるくらいであります。大西洋横断路線が6,000マイル超と5,000マイルをはるかに超えている点やメキシコ国内線が距離の割にXPが貯まらないと言う点はありますが、単価的には安いと言えます。

まあ、こうしたシミュレーションをしながら、搭乗クラスと距離と金額と乗り換え有利な空港であること等の分母と運賃である分子から、XPに効率的かを考察してあたりをつけていくのが修行と言えるかもしれません。

最後に

スカイマイルが金額移行してから楽しみが薄れたスカイチームですが、キャリア加盟数はスターアライアンスに次いで多く、日系キャリアは加盟していないものの東アジアではネットワークは大きいアライアンスでもあります。

今回、スカンジナビア航空が2024年9月からスカイチームに加盟し、欧州のネットワークはルフトハンザグループやブリティッシュエアウェイズが大きいとは言えども、ネットワーク的にはスカイチームが有利でもあります。

そうした事から、スカイチーム・ヨーロッパ大手のマイレージ・プログラムのフライングブルーの上級会員資格について考察してみました。制度設計が割と古典的なロジックがあるのでマイル修業には親和性があるのかもしれません。

もちろん、資格は達成には近道かもしれませんが、貯まったマイルはどう使われるのかという点については別途記事にしてみたいと思います。

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