アブダビからアンマンまでセイシェル航空?にて搭乗しましたので、お伝えします。
アブダビ空港
広大な空港ではありますが、どことなく仙台空港(SDJ)にも似たターミナルです。オイルマネーはいいですね。石油を色々な資産に変換でき、数十年にわたって残せるので。
ターミナル内も広く、利用者が少ないように見えてしまいます。21世紀頭では日本の空港は世界的に秀でていましたが、もはや過去と言うか中東やアジアの空港に追いつかれてしまったと言う事が正解なのかもしれません。
曲線の使い方や間接照明などお金のかかった空港であることを感じます。都内のビルでは外資系の設計事務所を使ってもデザインこそは妥協はないとしても素材は低コストと感じることもありますが、同空港は豪華な感じです。
本日は同空港ターミナルでは端っこのB25から搭乗です。EY591と表示されているので、エティバド航空運航のヨルダンの首都アンマン直行便であります。アンマンには15時前に到着です。
ボーディングブリッジにも間接照明がある豪華な空港と感じてしまいます。コンテナ車を改造したような真っ暗なPTBとは一線を画します。ただ、搭乗客はこの区間に価値を感じるかは不明です。日本人と西洋の人の考え方は違うのかもしれませんが。
セイシェル航空?
Veuveはフランス語で未亡人と言う意味らしいですが、酒呑みとしてはVeuve Clicquotを想起してしまいます。クリコ未亡人と言う意味らしいですが。
フランス語なのはもともとフランスがフランス革命前に実効支配していたのがもとでありますが、フランス革命後にはイギリスの統治が長かったようです。
セイシェルパラダイスとか書いております。あれあれ、アンマンに行くはずなのにセイシェルとは間違えたのかと一瞬思ってしまいます。まあ、アンマンにせよ、セイシェルにセス、初めて訪れる国なので訪問国が一つ増えると言う意味ではウェルカムです。
やはりセイシェル航空の文字が見えます。エティバド航空なのにセイシェル航空が機材が運用されているのはセイシェル航空は大株主がエティバド航空(比率40%)であり、そうしたことからエティバド航空のフライトの運用に機材を活用しているようです。
ザンジバルもそうですが、もともとセイシェルはアラブ圏との結びつきがあり、ヨーロッパからの入植以前はつながりが深いので人流とか考えると資本関係は自然なのかもしれません。
さてさて、今回はエコノミークラスの最前列としてみました。一般的なナローボディの機材とは異なり、パーテションでは分離していなく、最後列のビジネスクラスの座席が前にあり、カーテンが掛けられていると言う、不思議な感じでした。シートピッチはそこそこあり、ビジネスクラス側からのリクライニング倒しの圧迫感もありませんでした。
ピローやブランケットもあり、このあたりはエティバド航空のフルサービスキャリアぶりが感じられます。


セーフティカードはセイシェル航空のA320neoであります。これから南洋に行くと思ってしまいます。ただ、他の媒体はエティバド航空であり、E-Boxという自分のスマホで機内エンターテイメントが利用できるシステムは利用可能でした。このあたりは40%も株式を保有していると自ずとこういう座組になるのでしょう。
窓は2窓あるので結構開放感があります。
雲上の3時間
アブダビ空港を離陸して、ハイウェイのランプが見えます。ナスカの地上絵のような感じでもありましたるあいにく、フライトの日は珍しく、霧が立ち込めており、見通しはかなり悪い感じでした。
船の港であれば、霧笛をガンガン鳴らして衝突防止をするのですが、飛行機はそうはいかずにレーダーと管制官頼みなのでしょう。
機内食が配られます。4時間弱のフライトですが、シンプルなトルティーヤのみであります。赤ワインをお願いしたら、きちんと提供してくれました。ラマダン時期ではありますが、エティバド航空は機内ではアルコール提供は有ります。
一杯では足りないので3杯たのみましだ、リクエスト通りでした。
アブダビとアンマンの区間マイルは1,243マイルあり、東京羽田と石垣空港間の距離であります。そこそこ、時間があるので自分のスマホで機内エンターテイメントを楽しんでいるとアンマンと言った感じです。ナビの位置表示がちょっと不思議で上が北になっていないため、アンマンに南下しているようですが、西北に向かっています。
最前列にいるとあまり気づきませんでしたが、意外と搭乗率は高いです。ラマダン時期の昼のフライトであり、かつ、フルサービスキャリアなのでお高いので利用率は少ないと思っていましたが、アンマン行きの場合はちょっと違うようです。
アンマンに
今回の旅でタンザニアに行って以来の1,000マイル超のフライトでありましたが、最前列席と言う事もあり、意外と時間の経過が早く、アンマン空港にアプローチです。アンマンの人口は120万人ぐらいと言う事で世界各地と比較すると小さいように見えますが、2山手線の内側ぐらいの人口が要るので同エリアでは大都市と言えます。
ヨルダン入国はヨーロッパみたくライトではありませんですが、非課金でスムーズでした。事前に調べたアライバルビザ的な処理も係員がしてくれた感じです。免税店があり、アライバルエリアにはスターバックスもありました。
映えポイントもあります。QAIAはQueen Alia International Airportの略であり、AMMの正式名称の略称のようです。
ヨルダンの首都と言うアンマンであり、湾岸戦争の当時はアンマンと良く耳にしましたが、肉まんはあるのか気になっていました。意外と中国の人が進出しているイメージがあるので肉まんとともにあんまんもありそうですが、どうなのでしょう。
酒蒸しだと御法度なので、ピユアなあんまんと言うのはなかなか厳しそうですが。
Queen Alia International Airportはスカイラックスで4つ星ほ獲得しているようです。羽田とかチャンギ空港を利用しているとサービスの高さに麻痺していますが、こうした空港のポイントはチェックしていた方が良いと言えます。
近年の評価ポイントは変化しており、参考となるかもしれません。
最後に
今回はアブダビからヨルダンの首都・アンマンまでエティバド航空で移動してみました。ただ、機材はセイシェル航空であり、異国感がありましたが、機内サービスはエティバド航空でした。まあ、不思議でありますが、そうした事も中東では多いのでしょう。25日の旅のファイナルでようやくヨルダンに着いた感じです。さあ、ヨルダンは何処に行きますでしょうか。