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アシアナ航空 ビジネスクラス搭乗記 A321neoで熊本空港から

阿蘇くまもと空港からアシアナ航空のビジネスクラスでソウル仁川まで行って見ましたので、お伝えします。

特徴的な熊本空港国際線の搭乗

新しくなってまだ新しい熊本空港でありますが、国際線の搭乗までの道程はちょっと不思議であります。

国際線チェックインカウンターは国内線の奥にあり、動線的には国内線よりも歩く動線となっています。今回、アシアナ航空に搭乗の時間は国際線LCCと時間が重なっており、かなり混雑しています。アシアナ航空もビジネスクラスやスターアライアンスゴールドでないと結構な時間待ちとなるところでした。

今回はビジネスクラスのため、ラウンジクーポンをいただきました。まあ、NH*Gでも同じではありますが。ラウンジについてはどこの利用か後述します。

国内線とは反対側にある国際線手荷物検査入り口です。搭乗券をスキャンして搭乗客しか入れないエリアに入ります。

この後は手荷物検査であり、LCCと時間が重なっていたため、7人待ちでした。手荷物検査については、新しいターミナルではありますが、パソコンを取り出すタイプでした。

そして、手荷物検査を抜けると国際線出国側に行くか、ラウンジに行くかとなります。しかし、このラウンジは国内線と共用のラウンジであるラウンジASOであります。

ラウンジに行くには一度、国内線制限区域にダイレクトにアクセスできるゲートを抜けることとなります。一旦、このゲートを使うと国際線エリアに戻るには国際線の手荷物検査を再び受けることとなります。

ちょうど、上の写真では左側が国際線手荷物検査方面からアクセスするゲートであり、写真右側が再び、国際線手荷物検査入り口に戻るゲートとなります。

と言う事で、時間があるので国内線制限エリアにあるラウンジASOに行きます。ラウンジASOの詳細はこちらです。

ちなみに国内線の手荷物検査からアクセスしたほうが早いと思いますが、手荷物検査のレベルが違うためかダメなのようで上述のプロセスとなります。

このラウンジはワインがないので、国内線制限エリア内にあるお酒の美術館でグラスワインを飲んでラウンジにアクセスします。国際線側には出発の1時間前に戻らないといけないと言う事で小一時間の滞在となります。

焼酎は試飲用の紙コップに氷を入れてロックで飲みますが、2杯目は物足りないので、カップを変えてのロックとしてみました。ビールは国内線同様にコインが必要でした。

さて、2度目の国際線手荷物検査を経て、出国審査となります。2度目の手荷物検査は外から入って来たよりも優先されての検査となり、すぐに終わりました。

自動ゲートはなく、有人でスタンプでの出国となります。これにて、羽田、成田、セントレア、関西、福岡、那覇、石垣に次ぐ出国空港となりました。

国際線のゲートと言うか待合エリアとなります。先述のとおり、2便重なっていたため、かなり混雑しています。座るところがない感じであります。シベタリアンはいませんでした。

待合エリアの地図は上の写真のとおりです。免税店は多くありますが、フードコートはありません。当然、ラウンジもありません。

ベンチ席は混んでいましたが、デスク席は空いていたので、こちらで搭乗を待ちます。コンセントもあります。

ひときわ、行列となっているので何かと思うとコーヒーの自動販売機であり、アイスは売り切れでホットのみでした。唯一の飲み物が手に入るので行列のわけでした。

ボーディング

いよいよ搭乗です。ほぼ時間通りの搭乗であります。沖止めではなくそのまま搭乗となります。ビジネスは行列なく一番乗りの搭乗でした。

しかし、飛行機まではかなり歩かされる道のりであります。アシアナ航空の飛行機が遠く見えます。歩いているうちに、旧ターミナルから新しく出来たゲートを歩いている数年前の記憶が蘇ってきました。

ビジネスクラス 1A

機材はA321neoであり、ビジネスクラスのシートは2-2配列の2列の計8席であります。今回は筆頭席である1Aでした。ANAプレミアムクラスの32Pに似た感じですが、色合いが違うと雰囲気はだいぶ変わります。

シートピッチは余裕であります。当然スリッパもあります。

今日は窓側のみの搭乗であり、ビジネスクラスは4人のみでした。狭い機材ではありますが、静かなひと時でありました。

日系のキャリアでは電子化が進んでいますが、アシアナ航空はまだまだ紙媒体があります。こちらの方がブログ的には画になって良いところでもあります。

ヘッドフォンもあります。後述しますが、このヘッドフォンを使う機会があるのかと言うところであります。

離陸前にウェットタオル(使い捨て)が渡されます。ウェルカムドリンクがあるかと勝手に思わせしてしまいましたが、ウェルカムドリンクはありませんでした。

入国カードを渡されます。K-ETAは無効になってしまいましたが、現在は取得なしでも入国できるので入国カードを早々に書き上げます。記載すべき内容は昔と比較すると減ったように感じます。

シートモニターはない

CAさんが写真のカードを持って説明します。「当機材はシートモニターが付いていないので、自身の端末にWi-Fi接続して、コンテンツを楽しんでください。」と言う事でした。A321neoは決して古い機材ではないので、ものすごい吹っ切った設備であります。

初期コストも維持コストもかかるフライトエンターテイメントをカットするぐらいアシアナ航空は厳しかったのでしょうか。まあ、大韓航空にまもなくなってしまいますが。

映画やフライトマップ、機材情報などがあり、80分程のフライトでは十分であります。ヘッドフォンについては当然自身のBluetoothのイヤフォンを使うので、ノイズキャンセルがいつものように効いて良いです。

邦画も一応あります。見ているほどフライト時間はありませんでした。モニターはありませんが、コンセントはあるので到着後にスマホのバッテリ不足と言う事はありませんでした。

離陸

定刻前に出発であります。昼時間帯のためか、ANAもJALもおらず、ソラシドぐらいしかいませんでした。そして、すぐに離陸であります。

今回は離陸の様子を動画に記録しました。熊本空港からの離陸の動画です。

朝は曇りでしたが、午後になると晴れとなり、肥後の大地が見えます。大きな半導体の工場が見えて旋回をして雲の上に入っていきます。

おいしい機内食

ベルトサインが消えるとすぐに機内食メニューが配られます。短時間ながらも立派な機内食メニューです。

前菜とデザートは共通でメインはビーフ+麺または、魚+ご飯の選択でした。魚のアンコウも惹かれたのですが、以前にビジネスクラスの隣席客(おそらく韓国人)に「ええ、魚を頼んだの!韓国と言えばビーフでしょ」と言われたこと思い出し、ビーフにしてみます。

そして、ドリンクであります。ワインは赤白1種類から選択です。白はネットで調べてみると3,000円弱のワインでした。日系のビジネスクラスのワインはもう少し安かったので少しは良い感じです。

すぐにワンプレートでの機内食が到着です。メインと前菜とパンとデザートであります。見た目はビジネスクラスとしてはクラシックであります。

前菜はヤリイカのシトラス地中海サラダであります。韓国はホテルに行ってもそうなのですが、サラダの野菜の種類が多く、サラダをたくさん食べる気になります。まあ、日本は砂漠の国よりも種類が少ないくらいです。これだけ雨が降るのにキャベツ、レタス、トマト、大根とかぐらいです。まあ、野菜も高級食材になっていますが。何かおかしいですね。

続いてはパンです。バターは無駄になる覚悟で昔のホテルのような盛り付けであります。

そして、メインであります。韓国系のキャリアに搭乗すると見たことがあるような機内食であります。ただ、味は想像以上の美味しさでした。よくあるチューブの辛子味噌はなく、辛さに逃げることもない美味しさでした。

肉については固くなく、本当に食べやすいものでした。

ここしばらくビジネスクラスでは久しぶりに美味しいと感じた食事でした。ここは暫くはANAしか乗っていないので、そういう事であります。

デザートはバニラキウイムースケーキでした。甘すぎずボソボソしていないしっとりとした味でした。もっと甘くても良い感じでした。

グラスが空くと何も言わなくてもボトルを持ってくるのはアジアンなキャリアであります。まあ、グラスがかわいいのですぐに空いてしまうのですが。

用意されているボトルは短距離線のためか、ハーフボトル(375ml)でありビジネスクラス全体で1本で足りるかと想定したようですが、小生が想定外なのか、2本目を開ける結果となっていました。そして、2本目を無駄にしないためか、集中的に継いでくれました。

ランディング

フライト時間は80分であり、さすがに熊本からソウルは近いです。対馬上空通過して、釜山朝鮮半島に入っていきます。あっという間であります。

日本は晴れていましたが、韓国は厚い雲に覆われています。A321neoのアシアナシャークレットが見られるのもあと少しかもしれません。

そして、定刻通りよりも早く仁川空港に到着であります。長い滑走路なので余裕の着陸で安心できます。

OZ地帯のゲートに到着です。奥にはスターアライアンス塗装機も見えます。スターアライアンスは現在でも最強ではありますが、徐々に脱退が増えており、スカイチームと力関係が逆転することがあるのか気になってしまいました。

このモニターには日の丸が表示されていましたが、アジスアベバからの便であればエチオピアの国旗が出るのか気になるところであります。

国家プロジェクトとは言え、羽田や成田、関空と比較しても広い通路であります。世界一利用が多い国内線は仁川-済州となり、新千歳-羽田も過去となりそうです。

国土面積も人口も広いのになんか追い抜かれた感を抱いてしまうところです。一部の富裕層や官僚は関係ない話として切り捨てるのでしょうが、年々、海外に行くとヒシヒシと感じます。

最後に

今回は何かと話題の熊本空港から国際線で出発しました。独特な国際線の動線の熊本空港でした。

アシアナ航空のビジネスクラスはなかなか上質であり、短い時間でもワインと機内食を堪能することが出来ました。ANAに飽きたらスターアライアンス加盟キャリアのビジネスクラスを利用するのがマイル修業を長年続けられるかもしれません。

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