アシアナ航空のエアバスA350-900でソウル仁川空港から福岡空港まで搭乗しましたの
で、お伝えします。
日本発着スターアライアンス最短ルート
日本を発着スターアライアンスの中で、ソウル=福岡間は350マイルであり、現状もっともスターアライアンス加盟運航の国際線としては、もっとも短いルートです。以前は釜山や済州島からも福岡に就航していましたが、エアプサンとのコードシェアに切り替えており、ANAでマイル・プレミアムポイントが加算される最短ルートとなります。ちなみに、エバー航空が運航する沖縄=台北は407マイルです。スターアライアンス世界一周特典航空券を少ないマイルで組み立てる場合に、右回り(先に太平洋を横断)ルートで欧州から日本、もしくはソウルまでの海外発券を組み込む際に、ソウル=福岡間はマイルをセーブするにはとても役立つルートでもあります。
搭乗記
搭乗
朝寝坊をして、ラウンジに行く余裕もなくゲートに。ゲート到着間もなく、搭乗。
優雅なビジネスクラスを過ぎ、シートピッチの広いエコノミースマティウムの一つ後ろの席となりました。
シートピッチはやはりエコノミークラスですが、飛行距離は約350マイル、時間にして1時間30分であり、それほど苦痛にはなりません。


シートモニターはタッチパネルの11インチほどであり、シートコントローラも新世代のものが設置されています。
シート電源は全席の足元についており、使う場合は、足に引っ掛けないように注意が必要です。ヘッドフォンはオープンタイプであり、イヤフォンではないところがサービスの質が高いと言えます。


セーフティビデオは、最近、乗客の目を引くように、工夫をしているキャリアも多いですが、アシアナ航空ではベーシックなセーフティビデオでした。
機内食
90分程の搭乗時間ですが、機内食はあります。シンプルにワンカップウォーターとワンボックスの機内食です。中身を空けるとすき焼き弁当でした。アシアナ航空に搭乗するとプルコギやビビンバ、すき焼きなど、牛肉を使った機内食が多く、牛肉を中心とした料理にすることで調達コストを抑えているのでしょうか。
味は濃い目で、お酒が欲しくなるところですが、朝のフライトでしたので、提供はありませんでした。
着陸
ソウルからのフライトは天気が良ければ東京行きでも、大阪行きでも福岡行きでも、朝鮮半島南岸の入り組んだ地形や対馬、隠岐など見どころが多いルートで景色を見ていると時間を忘れさせてくれます。
対馬上空を通過し、混雑の福岡空港で多少待たされ、着陸。前方から2番目のドアのみボーディングブリッジ接続ということもあり、エアバスA350独特のコックピットの窓と流線型のスタイルが見えます。
入国手続きもすぐに終わり、国際線ターミナル到着ホールに到着。この後、無料シャトルバスで国内線ターミナル行くこととなりました。
最後に
日本発着スアライアンス最短ルートに最新鋭のエアバスA350-900であっという間に到着してしまいましたが、こうしたルートでエアバスA350-900に搭乗できたのはラッキーであります。また、天気が良いと意外と風光明媚な景色が観られ、短時間のわりに印象的なルートでもあります。