かつて存在した、全国をプレミアムクラスで一年間全国乗り放題という今で考えられないチケットが年間販売されたことがあり、それが復活するならば、現在の配信力を生かして活用してみようかなと思いました。
きっかけはこの記事
今回のこの記事を書こうと思ったのが、下記の記事です。ANAの妹分のPeachがサブスク狙いの月額定額の乗り放題プランを画策していると言う記事であります。
記事の内容的にはサブスク的な広がりがある内容であり、年間パス的ではありません。AdobeのCreative Cloud的な発想であり、ウィルスソフトの年間契約的ではなさそうです。
ANA HDからこうした考案が出ると期待するのが、10年以上前に存在したプレミアムパスであります。
当時の時代背景としてはリーマンショック後であり、日本でもその影響があった時期であります。当時はサブスク的な定義はなく、年間パス的な意味合いが強いものでした。
詳細は下記であります。
概要は下記のとおりです。
【搭乗期間】 : 2010年10月1日(金)〜2011年9月30日(金)
【発売期間】 : 2010年7月26日(月)〜9月30日(木)
【発売枚数】 : 300枚(先着順) ※1枚につきパスの名義人1名様のみのご利用となります。
【運賃額】 : 300万円 (消費税、旅客施設使用料込み)
【ご利用いただける路線】 : ANA国内全路線
ダイヤモンド修行は最大でも150万円ですむことから一年間のマイル修行で処理しようとするとメリットないですが、毎日しこしこ搭乗するとマイル数は300万円対価を超えることから、ある意味魅惑的であったと言えます。
芸能人では、故やしきたかじん氏が同パスを購入したようなコメントオンエアでされておりますが、あまりメジャーではありませんでしたが、一般人で毎日の搭乗記を書いた人があったのも特徴的であります。
毎日、プレミアムクラス搭乗をライブしたらどうなるのか
新型コロナで海外に行けない中、毎日飛行機で離陸と着陸をライブすると言うのは貴重なコンテンツかもしれません。飛行機タッチで空港のお店などをフィーチャーするのも良いですが、エクスカーションでその地を巡るのもいいかもしれません。
初代は飛行機乗りに集中し、機内サービスに焦点を充てており、それはそれでいいのでしたが、辛口ばかりだったのは現在にはそぐわなかったかもしれません。
現在であれば、空港から限られた時間で遠くまで行って誰でも感じられるような体感をゲットしてライブするのがあっているのかもしれません。
その方が、たくさんの本数を配信してもメリットがありそうです。でも、そちらに焦点があたり、プレミアムクラス乗り放題のメリットは少なくなりそうです。
当時はプレミアムクラスに乗るための空港アクセス費用がかさむことに言及しており、ある意味現実的でした。
最後に
2020年代の今、プレミアムパスが存在したら、どんな人がどんな表現をするのか楽しみであり、復活させても良いかもしれません。78Mで余裕しゃくしゃくの路線を生み出しても面白いかもしれません