簡単に言うと歩くとポイントが貯まり、クーポンや契約レベルによってはマイルが貯まるANAのライフスタイルアプリを試してみましたので、お伝えします。
ANA Pocketとは
ANAポケットとは歩いたり、車で移動したり、鉄道で移動したりするとその距離に応じてポイントがたまり、コンビニやネットショッピングで使えるクーポンが当たるガチャやANA SKYコインが当たるガチャ、そして、有料版(550円/月)ではマイルが当たる(外れなし)ガチャができます。
クーポンは全国各地の美術館が5%オフやファミリーマートのお買物券、ANAダイナミックパッケージの2,000円割引となっています。コンビニのクーポンは結構お得かもしれません。
ちなみにANA Pocketの読みはエイエヌーエーポケットという事であり、アナポケットではないようです。
ポイント貯まる率はどれくらいか
どれぐらいのレートでポイントが貯まるかと言うのは明記はされていないものの、利用例では下記のとおりにまとめられています。
徒歩/ジョギング 4km=200pt → 1pt=0.02km
サイクリング 15km=300pt→ 1pt=0.005km
電車 60km=480pt→ 1pt=0.000129km
車輪が付き、電気などのエネルギーを使うものほどレートが低くなっており、健康・環境志向に設定しています。
肝心の飛行機はまだ使用していませんが、大量のCO2を出すので、レートは低そうであります。
実際利用してみた
上のスクショの左側はトップページであります。今日と記載されていますが、おそらく過去24時間のことのようです。1日目は大阪まで2日目は広島まで移動しており、その経過時間は24時間以内であり合致します。
右側は日別のポイント獲得明細とも言える行動ログであります。電車は491.1kmで2時間30分であり、のぞみで東京から新大阪まで移動したのとほぼ同じログであります。
下に行くほど古い履歴と言うのは日本人には馴染みがないですが、メールアプリの受信トレイとかは基本そうなので慣れるしかありません。
のぞみ一発で約4,000pt加算されるのは結構驚きでした。
データ不足はポイントは付与されないようです。ホテルの部屋から駅のホームまで歩いたのに残念と言ったところです。
電車に乗ったのですが、車でカウントされたりとまだまだ改善の余地がありそうです。
こう考えるとどこでもきっぷを利用して表定速度の速い山陽新幹線ののぞみで新大阪と博多間(実キロ553.7km)を3.5往復/日すると1日間で31,000ポイントぐらいは稼げ、ガチャが62回引ける計算となります。
ただし、30日間で獲得・所有できる最大70,000ポイントという事で仕事にはできないようです。この制限がないと新幹線で車内販売や警備する人はこのアプリは絶対利用していたでしょう。
ガチャの当たり具合
遠くに出かけると一気にポイントが貯まりますが、ガチャの当たり具合が肝であります。
クーポン
何かしらのクーポンが当たるため、ハズレなしと言えますが、汎用性が高いのはコンビニのお買物券であります。
6回引いてみて、ファミリーマートのお買物券500円が1枚出たので、クジ運がいいと誤解してしまいそうなところであります。
旅をしていてポイントがたまり、ガチャをしてコンビニクーポンが出ると結構ありがたいかもしれません。
ハズレはナシという事ですが、スマホの壁紙とかもあり、さすがにハズレと言っていいでしょう。
マイル
マイルはANA Pcoket Pro契約をしないとガチャはできず、契約後5回試してみると、50マイル、1マイル、3マイル、1マイル、10マイルと合計65マイルとなりました。
しつこくやれば羽田=伊丹のフライトマイルぐらいは行けそうな気配ですが、10,000マイルが当たるとかは誇大かなと感じてしまいます。
ANAスカイコイン
5回ほど試しましたが、ANAマイレージクラブアプリで1日1回試せる「毎日回そう<ANAスカイコインガッチャ!モール>」とほぼ同じで1スカイコインしか出てきませんでした。
もしかしたら、ANAマイレージクラブアプリの方をますます、劣化させてやる気をそいでANA Pcoketに移行させて、ANAマイレージクラブアプリの方はディスコンにするのではないかと悪い想像をしてしまいました。
ANA Pcoket Proにしてみる
タイプは3種類
ANA Pocketは3タイプに分かれており、Pocket Lite、ANA Pocket、ANA Pocket Proとなります。
差分はライトは無料で誰でも登録できます。無印のANA PocketではANAマイレージクラブとの連携必須であります。連携させることによって、ANAスカイコインガチャで貯まったスカイコインが月1でAMCスカイコイン口座に加算されますす。
そして、ANA Pocket Proは月額550円の課金が必要となりますが、ライト、無印に加えて、マイルガチャが可能となります。
ライトだけでもコンビニで使えるお買物券が当たるとなるとメリットはありそうですが、このような会員タイプがあるという事は色が濃くなるほど、当たり方は違ってくるという事があるかもしれません。
特に月額固定で課金をする場合、課金する料金は同じでも、実際の利用はばらつきが出てきます。元を取ってやろうという人もいれば、最初は熱いもの、いつの間にか休眠となり、そのまま利用料だけ支払うというケースもあります。
後者の方が運営としてはコストがかからず良いのですが、利用してもらいと評判が広がらず、かと言って、ケチなヘビーユーザーばかり優遇では狙った効果が薄くなります。
利用して素直に楽しく、満足感があるというところにフォーカスしていくのがチャリンチャリンビジネスでは必要なのかもしれません。
Proを契約してみた
新幹線に乗ると想像以上にポイントが付与するのに驚き、物は試しと有料のPro契約にしてみます。
アプリなのでAppleやGoogle側での課金と思うと、そうではなく、独自にカード決済となります。毎月、月次採算をして、続けるかやめるかの判断は必要であります。。
特に作業はこれ以上なく、マイページでpro会員であることを確認し、後はマイルガチャができるようになります。
いまならダウンロードで5,000ポイントがもれなく
ローンチ当初という事もあり、利用者増やバグだしのために広く利用してもらいためか、誰でもダウンロードすればもれなく、5,000ポイントが付与され、10回分のガチャがついてきます。
10回のチャンスで汎用性の高いクーポンが当たれば、それだけで儲けものであり、試す価値はありそうです。
最後に
ANAでは飛行機以外の事業をライフソリューションと名付けており、こうした取り組みは積極的なようです。
往年のソラチカのようなものではありませんが、ちょっとした時間とちょっとした還付がありそうであり、ちょっと自力で歩こうかなと思うと体にも地球環境にも良いかもしれません。
古くからの飛行機乗りには、ついて行けない部分もありますが、新しいものに関心を持ち、試してみているうちは歳と時間を忘れることができ、個人的には楽しいです。
今後の旅でのポイントの加算具合やガチャの戦績など定期的にまとめてみたいと思います。
出来立てで不具合も多いようですが、今後改善されていくのか、致命的な落とし穴(ANA)があり、大量にポイント獲得案件とかできるのかわかりませんが、まずは行動してみたいと思います。