歩いたり、移動したりすることでマイルが積算できるANA Pocketですが、その魅力に疑問を感じ、解約してみましたので、お伝えします。
ANA Pocket Proとは
ANA Pocket Proとはライフスタイル系のアプリであり、移動することでポイントが付与され、そのポイントをガチャトライに交換してマイル獲得に繋げられる移動すると言うコツコツ感とガチャトライと言う射幸性を兼ね持つアプリであります。
謳い文句は下記の通りです。
ハズレなしのProマイルガチャで最大10,000マイルが当たる!
日常移動でポイントがどんどん貯まる!
継続特典として5,000ポイントをプレゼント!
これまで2年近く利用してきましたが、10,000マイルどころか100マイルも当たったことはなく、毎月200マイルが関の山であります。また、移動ポイントは国際線搭乗でも積算可能でありますが、毎月上限が100,000ポイントの上限があり、最低700マイル程度しか付与されないと言い換えることもできます。
また、毎月5,000ポイント付与とありますが、これも言い換えると最低7マイルであります。換金率は他のギャンブルと比較しても、どうかなと思ってしまいます。
ProというとPentium Proを思い出してしまいます。
ハズレ無しですが、最低が日常
せっせと歩いたり、移動したり積算したポイントでありますが、それをマイルに交換する際のガチャは1回で最低でも7マイルで最大で10,000マイルが当たるチャンスもあると言う事ですが、ほぼ毎回7マイルであります。
面倒なので10,000ポイントをまとめてガチャしますが、70マイルか72マイル、73マイル以外は目にしたことはありません。
海外渡航すれば、ポイントは貯まるのですが、先述の通り、上限は10万ポイントという制限があり、どれだけ頑張っても、700マイルしか貯まらないと考えると毎月、550円の課金は無駄と感じてしまいます。まあ、移動することを生業にしている人にとっては上限なしに貯められる対策としは言えますが、そうした職業に従事していないことを条件に無制限にして欲しいところであります。
ANAの毎日トライできるガチャ系ではガッチャがありますが、こちらも3年以上1スカイコイン以外は出たことはなく、1年で365スカイコインのみが続いています。
Mクラスの国際航空券やプレミアム運賃購入した翌日ぐらいは10スカイコインとか出して欲しいところですが、そうしたこともなく、毎日1スカイコインであり、何の楽しみもないガチャであり、こうした残念感が継続することが興味が薄れることとなり、無駄な費用はカットしようとするところであります。
マイル積算率として良いが、時間の無駄
そこそこ移動しなくても、ガチャからマイルに交換すると月に200マイルぐらいは積算されるので、年間にすると2,400マイルぐらいは溜まります。550円/月×12ヶ月=6,600円で考えるとマイル積算率として良いのですが、毎日、おすすめチャレンジをクリックしないといけないのは疲れてしまいます。また、そのチャレンジの半数は広告が流れるので、その間20秒ぐらいは時間を拘束されてしまい、時間の無駄であります。
日系の広告業者はすぐに×マークが出てきて、広告を終了できますが、外資系のゲーム広告は毎回同じ内容で飽きてしまいます。3-5分の無駄遣いであり、乗り継ぎ時間とか考えると無駄であります。
マイル積算率は良いのですが、時間は明らかに無駄であり、年間2,000-3,000マイルと考えるとその時間をプレミアムポイント付きのフライトにした方が良いのではと感じてしまいます。
体には良いがその割に
最初の頃は動く事でウェルネスでサステナブルな感もありましたが、スポンサーのアクセスポイントへのタッチが多い感じがします。また、iPhoneから歩数は反映されるようになっている反面、Apple watchとの連動はなく、Apple watchのみでジョギングしている時は全く反映されないのは、残念なところでもあります。
watchアプリに対応するにはコストがかかるので致し方ないですが、そうしたところからも550円を毎月支払うのは不思議に感じてしまいます。チョコザップの方が5倍ほど毎月コストはかかりますが、歯を白くしたりできるので、健康的で効果的かもしれません。
最後に
直近のANAにキュン!でANA Pocketチャレンジ達成で国内航空券があたる!?、移動ポイントもUP!と!?マークが東スポみたく、信憑性に欠く内容であり、ただてさえ、不信感の募るANA PocketにANAキュンが重なり、ますます、興味が失せてしまうところであります。
飛行機に乗れない時代には少しでもマイルが貯まるので試してみたのですが、飛行機が飛び出すとリターンがしょぼくなり、一日に、その操作に費やす時間が無駄と感じてしまった次第です。
出会いは別れの始まりと言えますが、今回は卒業して、シンプルにしたいと思います。