ANAでは2022年冬にかけて国内線をマイルで搭乗(特典航空券利用)すればするほど、利用したマイルがバックされるキャンペーンを実施するためまとめてみました。
キャンペーンの内容
対象搭乗期間中、ANA国内線特典航空券を利用し、利用した搭乗区間数に応じて利用したマイル数の一部を搭乗後にマイルでバックする内容です。
実施時期
2022年1月6日(木)から2022年3月26日(土)まで
※2021年12月13日(月)から2022年3月25日(金)までの予約発券分が対象
特典航空券は搭乗時期により、発券に必要なマイル数が異なり、今回のキャンペーン実施時期のシーズンを整理してみました。
対象期間中ではローシーズンが1/6~2/28、レギュラーシーズンが3/1~3/10、ハイシーズンが3/11~3/26までとなっています。
対象路線
ANA便名の日本国内線全路線
ANA便名で予約したコードシェア便含む
キャンペーン登録
登録が必要
参加登録期間:2021年12月13日(月)10:00から2022年3月26日
マイルバック率
下記の表のとおりです。
搭乗区間数 | マイルバック数 |
---|---|
4区間 | 利用マイル数の5% |
5~9区間 | 利用マイル数の10% |
10区間以上 | 利用マイル数の15% |
最大15%のマイルがバックされます。
マイルバックの時期
マイル積算は2022年4月末頃(予定)
マイルを特典交換者と搭乗者が異なる場合はマイル特典交換者の口座に積算されます。
主な注意点
- 「今週のトクたびマイル」、「いっしょにマイル割」を利用の特典航空券はキャンペーン対象外
- ANAにキュン!減額マイルキャンペーンは対象外
- 国際線特典航空券や提携航空会社特典航空券の日本国内線の乗り継ぎはキャンペーン対象外
- バックされるマイルは予約発券時のマイル数に準じて計算
トクたびマイルは対象外であり、実際に特典航空券を予約する際はトクたびマイルの対象となっているか天秤にかけることとなりそうです。
トクたびマイルとどちらがお得か
国内線のマイル利用でお得なのは「今週のトクたびマイル」であります。
「今週のトクたびマイル」はマイル数が通常の特典航空券と比較する最大で半分程度利用できる半面、利用できる路線は限定され、しかも選択できる期間は一週間、路線が判明する時期は搭乗する2-8日前と時間的な制限が多く、複数人で旅行に行く場合などは不向きであります。
今回のキャンペーンは通常の特典航空券に対してある程度搭乗しないとマイルバックされないという制約はあるものの広く適用されるため、使い分けがベストかもしれません。
例)3月5日と6日に羽田⇔沖縄を通算で1往復(搭乗2回)し、3/10に日帰りで羽田⇔伊丹1往復(搭乗2回)、あわせて4回搭乗した場合
1回の搭乗に必要なマイル数=9,000マイル(沖縄)、6,000マイル(伊丹)
(9,000マイル+6,000マイル)×2搭乗=30,000マイル
4区間搭乗の場合、5%のマイルバックされるため、▲1,500マイル
実質、4区間が28,500マイルとなります。
仮にこの期間中にトクたびマイルで羽田⇔沖縄を通算で1往復(搭乗2回)し、3/10に日帰りで羽田⇔伊丹1往復(搭乗2回)、あわせて4回搭乗した場合
いずれもトクたびマイルで路線設定があった前提です。
1回の搭乗に必要なマイル数=6,000マイル(沖縄)、3,000マイル(伊丹)
(6,000マイル+3,000マイル)×2搭乗=18,000マイル
合計18,000マイルとかなりお得になります。
ただし、トクたびマイルは直前の予約となるため、乗りたい便が萬世茎であったりする可能性があり、通常特典はかなり前から予約できるため、時間の都合はつきやすいですが、トクたびマイルのマイル数は魅力的であります。
大阪(伊丹、神戸、関西)は頻繁に出現する路線であり、沖縄も良くあるので、ねらい目かもしれません。
最後に
好評なのか今回は2回目であります。トクたびマイルやANAにキュンで減額マイルキャンペーンを実施するなど、マイル数を少なくしたり、マイルをバックしないとなかなか口座からマイル数が消えないという事かもしれません。
いっそのこと、プレミアムクラスへのアップグレードもマイルを使ってできるキャンペーンでもやったら良さそうですが、そうするとプレミア会員のメリットが薄れてしまうので、手を出さないのかもしれませんが。