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【JR九州の旅】折尾駅からA列車

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JR九州完乗の旅、二周目の最終日をまとめてみました。

筑豊本線

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昨日はかなり福岡県内のJR九州を攻めたのですが、まだまだあるのは福岡県内のJRの強さなのかもしれません。今日は朝8時半前からのスタートです。
まずは筑豊本線の完乗のため、篠栗線経由で直方から先を目指します。昨年、鉄印帳を求めて同路線を直方まで行き、そこから平成筑豊鉄道に乗り換えて鉄印を獲得した記憶があります。

再び、同じ道を辿り、直方を目指します。

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福岡県内の車窓は住宅地や工場地帯と思っていましたが、やさしい山並みがあり、落ち着く景色でもあります。

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筑前山手駅付近はそんな中でも結構険しいあたりですが、電化された路線のためか飄々と超えていきます。

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川が多く、川沿いは氾濫対策のためか広く整地されており、鉄道の旅では清々しい景色が広がります。

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小竹駅に停車です。昨年、鉄印帳をゲットした後に早く博多に戻ろうという邪な心が発動しました。戻りの平成筑豊鉄道を待つ時間さえ、カットして小竹駅までタクシーで移動してそこから快速に乗り、一足早く博多に戻るという事も考えましたが、結局、金田駅でタクシーを呼ぶと時間がかかるという事で断念したことを思い出してしまいました。邪はダメです。

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今回の始まりである直方駅に到着であります。ここから折尾駅までが新たな完乗区間となります。列車は純電車のCTの817系であります。

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やっぱり川が多い福岡県内であります。そんなに大きな川が立て続けにあるわけではないですが、川は印象的であります。

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そして、鹿児島本線と筑豊本線がクロスする折尾駅に到着であります。ここからはバッテリー搭載の電車であるDENCHA819系が出番が多くなります。

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折尾=若松間は非電化区間であり、パンタグラフを畳んでの走行であります。男鹿線とかと同じであります。

折尾駅から若松駅までの景色は海も見えますが、どちらかと言うと現代と言う感覚であり、工場や物流倉庫が多く見えるところでもあります。

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そして、若松駅に到着です。これにて筑豊本線の完乗であります。本線と言っても、違う路線とつないだ路線がメインとなっており、特急も変な時間帯に1往復しか走っていない路線ではありますが、印象に残る路線でありました。

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盲腸路線であり、車止めがあります。そして、改札から列車まで遠いのも盲腸の特徴を表しています。写真のとおりで若松タッチで、すぐに折り返し、折尾駅を目指します。

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20分程で再び、折尾駅に到着しします。その昔、時刻表を見ると折尾駅における鹿児島本線と筑豊本線の乗り継ぎについて、乗り継ぎ時間の警告とも言える注記が印象的でしたが、今はそうした懸念もないかもしれません。

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駅舎は残っていますが、令和の駅の大改造で高架化しており、あたかも線路の歯並び矯正とも言える大改造をしていたようです。

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その甲斐あってか、二つの本線間の乗り継ぎはかなり良くなっているようです。一方で、工事が続く駅周辺はタクシーやバス乗り場がどこかわからず、これからきれいになっていきそうです。

そして、博多方面ホームで列車を待っているとソニック(883系)の入線であります。ようやく、乗ることができた車両でもあります。

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白い885系の方が優雅で新しいのですが、こちらはこちらで歴史を変えた列車としては興味深い列車でもあり、今回乗車できたのは感慨深いところでもあります。

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筑豊本線ともすぐに別れて、博多を目指します。

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博多駅ではおそらく初めてとなる新幹線乗り換え口を利用します。関西や東北・北陸では良く利用しますが、博多での利用は初めてであります。

改札内のセブンイレブンのお酒の種類がもっとあると嬉しいところではありますが、マニアックなリクエストなのであるもので我慢します。

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博多南駅あたりを通過します。こんなに新幹線が駐留しているのが驚きでした。やはり、東海道・山陽パワーは強く、これくらい車両がないと成り立たないというのを痛感しました。

A列車で行こうや

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朝から結構タイトな乗り継ぎをしてきて、ようやく熊本到着です。東京から小田原まで新幹線に行くより早いくらいで熊本に到着であります。

ここからは三角線をスペシャルな特急で制覇であります。

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A列車は熊本と三角まで結び、特急としてはかなり短い路線であります。三角線自体は25.6kmであり、関東で言うとホームライナーよりも短い特急でもあります。

しかし、車内は豪華であり、短い区間をたくさん繰り返すことで逆にプロフィッタブルな利益があることを意味し、経営的には正かもしれません。

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金色のペイントは圧巻であります。車内販売もあり、今はオリジナルのアルコールメニューもあり、乗って納得であります。

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行きは事前に調達したアルコールからスタートです。九州新幹線の高架もすぐにお別れしていきます。

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特急と言っても観光列車であり、共用スペースは充実しています。

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三角線の醍醐味は有明海の景色であり、雲仙が見えます。長崎本線とは違った風景であり、富士山を静岡と山梨から見る違いのようでもあります。

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そして、三角線の終着且つ、A列車の終点でもある三角駅に到着です。ホームからはここが終点であることを示す車止めが見えます。

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三角駅は歴史的であり、外も内も見ごたえのある駅であり、カメラを変えて色々と撮影してしまう場所でもあります。

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次の出発まで時間があったため、駅前観光客が楽しめそうなスペースが広がっているところに行ってみます。ソフトクリームのような(巻貝と例えるのが正統派)建物があります。フリーで中に入れます。

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中は螺旋状に頂上までアクセスできます。ヨーロッパにありそうな建物であります。

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頂上に着くとオープンデッキで湾内の景色を堪能できます。同地の複雑な地形を実感できる場所でもあり、三角という地名がおそらく一生記憶に残るとも言えます。

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駅に戻ると、復路の出発を控えて車止め近くでスタンバイしているA列車が見えます。何気にこの画が意外と同路線ではA列車観点からするとベストかもしれません。

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復路は往路でやり残したことを中心にします。まずはスタンプであります。

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往路では気にしていなかったすれ違いも見れます。網田駅はなかなかです。

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車内ではアルコールの販売が現在実施されており、オリジナルのハイボールをいただきます。氷が多めであり、この先の道中を案じてくれたのかもしれません。

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A列車の時間はあっという間であり、熊本駅に到着です。A列車以上に弾丸な旅程であり、熊本をすぐに後にします。今回は数分しか滞在のない熊本ですが、次回は馬刺しを思う存分食べに来たいです。

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再びN700系で博多を目指します。今回はさくらであります。個性的な800系はなかなか遭遇しません。

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九州新幹線も乗り慣れたのかトンネル以外の景色もかなり、地図を見なくても理解できるようになりました。

最後は香椎線、そしてバス旅で空港

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新幹線でまったりして、このまま福岡空港に戻り、今回の旅は終わりとしたいところでしたが、時間はまだあり、欲張ってみました。

香椎線

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博多から近い場所に位置する香椎線であります。香椎線は鹿児島本線の香椎駅の南北に延びる路線であり、完乗するにはちょっと工夫がいるのかもしれません。

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まずは海側の北方面を目指します。鹿児島本線と分離をして北上します。

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終着が近くなると海や砂浜が近くなり、沿岸列車と言うのを強く感じます。

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終点の西戸崎(さいとざき)に到着です。あっという間の到着であります。

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沿線は宇美が見えるのですが、西戸崎付近はベッドタウンのようにマンションが多く、住宅地です。一見すると海の景色が普段の日常であり、良さそうですが、ベランダとかは掃除を結構まめにしないと塩分がたっぷりそうでもあります。

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そんなこんなで、復路の電車で博多方面というか再び、香椎駅を目指します。

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香椎駅に到着でありますが、更に欲張りであり、香椎線の南部方面を目指します。ここまで来ると、最終目的地は宇美駅であります。

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本日何度目かわかりませんが、再びDENCHAであります。架線のないローカル線をインバータを効かせて走る姿は20世紀では想像できなかった光景であり、それが当たり前のようにある福岡県内の路線はある意味進んでいるかもしれません。

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すれ違いもローカル線とは一線を画したお洒落さです。でも、線路単体を見るとローカルであります。

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そして、香椎線南端の終着駅である宇美駅に到着です。これまで乗り潰してきた路線のような終着駅です。

バスで空港に一直線

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今回はみんなの九州きっぷであり、折り返しのJRで戻れば、キャッシュアウトはありませんが、日曜の夕方という事もあり、早く福岡空港に行きたいと思ってしまうところです。

そこで、今回はJR経由では戻らず、路線バスでダイレクトに博多空港を目指します。バス停は宇美駅から徒歩4分ぐらいのところにある上宇美バス停であります。

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博多まで鉄路で戻ることなく、福岡空港までダイレクトに行けるルートでありますが、いざ乗車すると、山の上にある住宅地を経由するためか、意外と時間はかかります。

結果的に、目論んでいたフライトには無事搭乗できましたが、ラウンジに寄って、生ビールを一杯を一気飲みするぐらいしか空港での滞在時間はありませんでした。

しかし、個人的には無駄のない時間で詰め込んだという満足感があった旅程でもあります。

最後に

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鉄道の乗り継ぎ旅は本人のやる気次第で一日の乗り継ぎ回数は変化してきます。今回は結構乗り継いだ一日でもありました。

今回完乗した路線は下記であります。

三角線        宇土~三角       25.6km

香椎線    西戸崎~宇美    25.4 km

筑豊本線    若松~直方    24.8.km

走破した距離は約75kmと少ないですが、結構頑張ったと感じたルートでもありました。

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まだまだ先は長いですが、JR九州は残すところ、不通の肥薩線、日南線、筑肥線(東部)、日田彦山線の一部となりました。不通でどうしようもないところ以外は年内にクリアしたいと思います。

しかし、四国と西日本は先が遠く感じてしまいます。

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