普通席ではありますが、久々の最前列席に搭乗しましたので、お伝えします。
他人のお古を貰う最前列
マイル修行は一番早くて安いうちに仕込んで、寝かせておくのが常道なのかもしれませんが、国内線となるとコンビニを自分の家の冷蔵庫的な利用をするようになってしまいます。
ダイヤモンド会員を続けるとそれなりに、直前でも座席は空けば抑えやすく、それに甘えてしまって、ギリギリまで決心しないという事となってしまいます。
さすがにラウンジに入るときには座席は指定していますが、空港に着くまでハラハラといい座席を漁っていたりもします。
今回も、香椎線辺りを乗っている時に最前列の窓側の席が空き、一気に確保に走った次第でありますが、なんだかいつも慌ただしい道中となってしまいます。
空席なければ博多から新幹線で東京も辞さない覚悟であります。プロフィッタブルではありませんが乗車記を書くのも楽しいので、それはそれでありなのですが、ALL NIPPONは最後の最後できちんと拾ってくれることほとんどです。
決められたとおりに動き、早く空港に着いて、ラウンジでまったりというかベロベロになるくらいでないと思うのですが、最近はギリギリになってしまいす。
今回もギリギリであり、福岡空港のスイートラウンジにてビール一杯を一気飲みしてそのまま、ラウンジを後にした次第でした。
まだ、ダイヤモンド会員でもグループ6の時代であります。早く機内に行けるメリットは何かとグループ6時代を通して、思うようになってしまいました。
早く機内に行っても、空港によってはスマホの電波が悪く、離陸前から接続ができないという事もあり、どっちがいいのだろうと考えてしまいます。
今回は5K席であります。誰かが押さえていて、キャンセルか変更によって生じたお古を譲り受けた席であります。そうした席を瞬時に確保に行けるのが、ダイヤモンド特権なのかもしれません。
何回アクセスしても埋まっているのが、空席になった瞬間、感動する間もなく指定に行くのが快感でもあります。
それがダイヤモンド修業の源泉でもあるかもしれません。安定のために最上級会員を求めるよりも、直前のハラハラさを求めてしまうのかもしれません。
まあ、国際線だと失敗した後の後味の悪さがエコノミーという狭さで10時間も続くこともあるので、国際線では慎重なチキン体制となってしまいますが。
そんな国際線も2年近く、ご無沙汰となり、慣れない事態で誰もが引きこもり、国内線が取り放題な時期も過ぎ、国際線に行かない分、国内線にプレミアム会員が寄って集るという構図であり、競争も激しく、それがまた刺激でもあります。
離陸してしまえばドーパミンもなくなってしまう
予約、座席指定とかなりドーパミンが出るのですが、いざ離陸してしまうと普通となってしまいます。文字通り昇天であります
着陸まで再び刺激を求めて、アルコールに走るのですが、普通席では誰も提供してくれませんので、弾丸だけに自分で搭乗前に弾を詰めることとなります。
おおよその国内空港は定番のアルコールしか販売していませんが、たまにはちょっと珍しいものもあったりするものであり、試してみます。次に買うか別として。
きれいになった福岡空港ですが、左右の景色はあまり変わりません。78Pの多さは伊丹や新千歳を凌駕するくらいではないかと思うくらいであります。
一時は763の国際線機材がほぼ毎日入っていたりしましたが、最近は新千歳の方が多くなったりとプレミアムクラスの需要が多くなっているのかもしれません。
ピーチにSF、スカイマークと色々とありますが、やはり赤と青が幅を利かせているのは不滅かもしれません。
全世界どこでも必ず滑走路に行くまでに見るサインです。わかる人にはわかるサインなのですが、数十年マイル修行してもなかなか覚えようとしないサインでもあります。
福岡空港は離発着で市街の夜景が見られるところでもあります。伊丹空港もそうでありますが、撮影は機内の照明との戦いであります。
Adobeとかでこの反射をきれいに消す技術が確立できたら、絶対的地位なのですが、なかなかそこまで到達していません。PDFファイルの会社から脱却して欲しいところです。
普通席で一献を終えると着陸態勢となるのは国内線の良いところであります。羽田や各地の空港に行くまで、乗り換えや搭乗までの時間の管理は面倒ですが、いざ機上に行くと退屈しないであっという間に時間が過ぎるのが飛行機のいいところでもあり、満席でも最後の最後まで乗ると粘る所以でもあります。
今日のフライトも終わり
着陸態勢に入ると照明の色温度が変わります。変えるくらいだったら消灯して欲しいところでもあります。その方が余計なエネルギー消費がなく乗客も夜景に没頭でき、いざという時も暗闇に目が慣れるのではありますが。
C滑走路を横切り、着陸であります。なかなかブレずに撮影ができないのは、老眼のせいか年々厳しくなっています。手振れセンサーの優れた最新ボディに変えた方が良いかもしれません。
でも、そうすると欲張ってレンズを明るいものにしたりして、荷物が大きくなり、散財をしてしまうなど、これまでの人生の繰り返しになってしまうのですが。
夜遅くなると、モノレールの空港快速がほぼなくなり、大体は歩かなくて済むリムジンバスなのですが、なぜか今日は京急であります。京急は時刻表を睨めっこして、優等列車と各乗り換えポイントでタイミングが合えば最高なのですが、そうでないと結構だるい時間が続きます。
今回は緩いチェックであったため、案の定だるい時間を過ごすこととなりました。こんな時には羽田から、クラウン以上の高級仕様の個人タクシーで自宅まで直行が一番いいのかもしれません。羽田から20分もかからず自宅に着く快感はオーバードーズとなりそうであります。
現実はアップグレードを有償でするくらいお金がかかってしまうのであり、ダイヤモンド+More会員には年間10回、自宅まで帰宅限定でタクシーを無料にする特典とかあると嬉しいのですが。
最後に
今回は普通席の最前列に土壇場でアサインできたため、ドーパミンが出てしまいましたが、本当はプレミアムクラスへのアップグレードが極上のドーパミンだったかもしれません。
なかなか、厳しい日々が続きますが、キャパの多い路線は最後の最後まで粘ると不意に空席が出てくることがあり、それが快感でもあります。
ダイヤモンド会員に解脱すると余裕な日常が来るかのように思いますが、そうではない臨場感が実はダイヤモンドを継続するエッセンスなのかもしれません。
老いても釈迦力になるのが修行の神髄と言うところかもしれません。