定番の伊丹線ではありますが、今回は黄昏時に小型機搭乗となりました。
新大阪から伊丹空港は
新大阪駅に降り立ち、ここから伊丹空港となるといまだに迷ってしまいます。地下鉄に乗ればいいのか、バスの方がいいのか迷ってしまいます。
大阪であれば、阪急+モノレールまたは大阪マルビル、ハービス、新阪急ホテルと思いつくのですが、新大阪だとこのままのぞみで品川の方がいいとか思ってしまいます。
バスに乗ると渋滞にはまることもあります。南側にある梅田やなんばの方がバスの接続がいいのかは不思議であります。
東京であれば中央環状線ができてから劇的に変化した新宿は別格として、TCATは早いですが、その他地区はおおよそ距離と時間が比例しているようにも感じます。
渋滞で時間はかかるものの30分とか遅れるわけではなく、おおよそ10分くらいであり、ラウンジ楽しみであれば軽微と言えます。
伊丹空港も中は色々と変化はしていますが、ファサードはあまり変わりません。
2年前くらいから劇的に導線が変わったANAプレミアム導線ですが、すっかり慣れてしまいました。
昔は小屋みたいなプレミアム保安検査場を抜けて、階段を上がり、ラウンジに到着し、搭乗時には再び階段を下りたような記憶がありますが、それがなくなり、羽田や新千歳、福岡と同じようにエスカレーターアクセスとなっています。
ANAラウンジ独特(市販もされていますが)に白ワインをなみなみと注いでみます。久しぶりに海外ラウンジ訪問記のような画であります。
伊丹空港はラウンジと滑走路の関係がシンプルであるため、飛行機の離発着が良く見える場所でもあります。
J-AIRの着陸もタイヤの摩擦まで見えます。
続いてはALLL NIPPONの787の離陸も良く見えます。
ライバルJapan Airは最強のA359が離陸します。最強すぎて翼が光っています。
そんなこんなで撮影していると時間を忘れ、搭乗時間となります。いまだにパタパタ式の搭乗案内ですが、空港はリフレッシュしている中でいつまで使われるか興味深いところであります。
機材は32Pですが、目前では飛行機は大きい存在であります。
堂々とステッカーは張っていますが、伊丹線でどれだけ通信ができているのか不明であります。機内Wi-Fi始めた頃と通信量が飛躍的に伸びていることを知らないのかもしれません。
航空会社なので致し方ないですが、この辺りも今後は敏感でないと利用者から取り残されるかもしれません。
どれだけの人が触ったかわからないようなシートガイドであります。国際線機材とは言え、ほぼ国内だけの運用とは言え、これは変えた方がいいと言えます。
プレミアムクラスなので窓二つは占有であり、滑走路を中継してみます。
離陸すると地上との距離感は大きく、ズームに依存してしまい、ミニチュア画像のように荒くなってしまいます。
軽食タイムであり、あまり期待はありません。ドリンクもプラカップであります。東洋佐々木グラスのカップでの提供条約はいつの間にか伊丹ではなくなり、ライバルA359ファーストの福岡と新千歳のみのようです。
スパークリングもおいしいものはおいしいですが、いつまでも同じ銘柄のスパークリングであります。
飲み食いばかり考えるとイライラしてしまうので外の景色で気分転換です。静岡側からの富士山であります。
飛行ルートを見てもまさにそのとおりであります。このまま、房総半島から着陸かなと思います。
そして、神奈川県上空に入ると冬という事もあり、一気に日が沈むのか黄昏世界となります。
富士山には雲がかかり、日没が差し迫っている画像です。こんな景色は飛行機でも初めてであります。
このまま着陸かと思うとそうでもないようです。
秋から冬で天気が良いのと、太平洋高気圧が強いこともあるのか、南風であり、着陸はそれに対応したルートとなります。すなわち、新宿、渋谷の上空を経由するルートであります。
進行方向が変わると黄昏も一変し、意外と明るく、防衛相付近も良く見えます。南風が吹いている時に有事となり、パックスリー発射となると都心ルートで着陸の飛行機は大丈夫かと思ってしまいます。
この後はあっという間にお台場通過であります。やっぱり飛行機は速いです。
羽田空港には予定通り到着の32Pであります。
まだ日が暮れ切れていませんが、大阪と同じくリムジンバスに乗ります。新宿から西方面はおおよそ5番乗り場に集約されております。
夜遅いと行列が多いですが、背景が薄暮のような時間帯は結構空いていて、意外と快適な移動手段かもしれません。
最後に
先ほど上空を飛んできた新宿にバスで到着であります。夜はこれからと言った感じでありますが、鉄道旅で疲れてしまったため、パトロールせずに、すぐに引きこもりとなります。