神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズに滞在しましたので、お伝えします。
アクセス


アクセスで一番簡単なのは六甲ライナーのアイランドセンター駅からほぼ直結なので車で行く以外は便利であります。
六甲ライナーは三ノ宮から神戸空港まで行っているポートライナーとは異なり、JRの住吉駅、阪神電鉄の魚崎駅が接続駅となっています。
ポートライナーの方が有名であり、勘違いしそうですが、東京でもゆりかもめは有名ですが、日暮里舎人ライナーは都民以外の認知度が少ないのに似ています。新橋と日暮里間は7.7km、三ノ宮と住吉間は6.9kmと距離的にも似ています。
ちなみに地上に降りると広場はライトアップされており、なかなかきれいであります。夜景の名所という事はなく、近隣のマンションの住民が帰宅を急いでいる姿位しか見えません。
六甲ライナーだけでなく、直通バスも三ノ宮駅からあります。所要は20分くらいかかり、直通という事で便利ではありますが、交通系ICが利用できないため、バスに乗るのが苦手な人は鉄路で行った方が無難かもしれません。
ホテル側のバス停は一階のホテル車寄せにあるのでアクセス的には便利でもあります。
アイランドセンター駅を降りると上下移動はなく、ホテルのあるシェラトンスクエアにアクセスできます。シェランスクエアはちょっとしたショッピングモールとなっています。
ホテルのエントランスは2階にあり、スクエアの2階にはファミリーマートと麺類の杵屋があります。1階には100均のキャンドウ、埼玉発のサイゼリヤがあったりします。
出来た当時は肝入りの施設だったようですが、現在は日本人がお気楽に入れる店が多く、日本人らしさを感じます。
ホテルのエントランスは六甲ライナーの駅から平行移動のみの2階であります。スーモのキャラクターのような緑色の球体のオブジェがあります。
ロビー・エレベーターアクセス
入り口を入ると広々としたロビーが広がります。高級ホテルらしい演出です。同じく港町の横浜のシェラトンに比肩する豪華さであります。
エレベータは各フロアまで3基あり、いずれもシースルータイプであります。4階まではシェラトンスクエアのアトリウムの景色ですが、それ以降は海側(と言っても海まではかなり距離があるので近隣の建物の景色)が見えます。
3基とも1階から最上階までアクセスしているので、後述する温泉やレストランに行くのにもストレスはありません。滞在時はかなりの稼働率でしたが、各駅停車みたいなことはありませんでした。
シェラトンらしい格調高いティピカルな光景が廊下から広がります。ライバルとしてはインターコンチネンタルという感じもします。
プレミアキングルーム
今回は週末という事もあり、急遽神戸に滞在となったため、直前に予約したものの、かなり広い部屋にアップグレードされました。
14階とクラブフロアではないものの49㎡のプレミアキングルームとなりました。クラブフロアではないものの、チタン会員という事できちんとクラブフロアアクセスは可能でした。
ただし、まん防のため、アルコールの提供はないため、行きませんでしたが。。。酒の切れ目は縁の切れ目であります。
49㎡ではあり、基本的に1k構成でありますが、リビングスペースとベッドスペースは分かれています。壁があるかないかでスイートと違うくらいでした。
デスクは広々としており、ランプの麓にはコンセントがあるため、パソゴンの電源確保などもできます。ただしポートは少ないため、スマホやカメラは別場所で充電する必要があります。
テレビはパナソニック製であり、47インチぐらいでしょうか。BDプレイヤーがあるほか、結構クラシックな有料ビデオシステムがついていました。


冷蔵庫はデスク背面にあり、ミニバーは満載であります。今回、クラブラウンジでアルコールの提供がない代償としてミニバー2,500円分がフリーでありました。
ビールは600円、スパークリングが2,500円、白ワインが1,500円、梅酒が700円でありました。ソフトドリンクは360円でした。
酒でコンプリートするのであれば、ビール3本+梅酒がアルコール総量獲得がてきそうです。
ベッドサイドもかなり広くなっています。キングベットの目前にはもう一つの窓があり、開放感があります。
ベッドはキングサイズで広々としています。ライティングは結構暗めであり、眠気を誘うようであり、実際、このまま寝落ちいしまいました。
ベッドの上には浴衣と半天と大浴場にアクセス用のバックが用意されています。色合いや柄が個人的には気に入りました。
この組み合わせで後述する温泉大浴場にはアクセス可能であります。
クローゼットはウォークインクローゼットであり、ここに必要なものがすべてあります。荷物もここにおいておけば、いちいちここに取りに行く必要はありますが、部屋はすっきりして日常感がなくなり、荷物がどこに行ったかという事もないので便利であります。
ここにはガウンやパジャマもあります。温泉は浴衣で行き、戻ってきて汗ばんだら、パジャマに着替えて就寝という事ができるのは良いところであります。
バスルーム
続いて水回りであります。同ホテルでは大浴場があるのですが、水回りも豪華な大理石で埋め尽くされています。
バスタブとシャワーブースはセパレートでトイレには扉はないものの、ほぼ独立タイプであり、豪華さが際立っています。


アメニティも充実しており、上の二つの写真はどこでも当たり前くらいでありますが、マウスウォッシュやメンズ用のスキンケアがついていたりちょっと違います。


それだけでは終わらず、フェイシャルパックや顔を中心とした美容液が充実していました。
シャワーブースはハンドシャワーだけでなく、レインフォールタイプもついており、高級ホテルらしい印象であります。レインフォールは第一波が拷問のように冷たいのであまり使う事はありませんが。
バスタブ横にはボディスポンジがあります。と言ってもいわゆるスポンジタイプではないメッシュを折り重ねたものであり、高級感があります。
個人的には安く出来ているため、すぐに泡立つスポンジの方が好みですが。
ウィンドービュー
窓からの景色は近隣の建物が見えるという夜景であり、絶景とは言えませんが、開けているのでストレスは感じません。
この辺りは住宅街なのですが、生活感が薄い不思議な空間でもあります。
そんな島をウォーキングするマップもウォークインクローゼットにはありました。手のひらサイズでストラップもついているので、ジョギングや朝の散歩には良いかもしれません。
神戸ベイシェラトンの朝食
朝食は1階のGARDEN CAFEでいただくことができ、ブッフェ形式となっています。
レストラン内は天井が高く、窓側は開放感があります。窓側は料理までちょっと遠いのでたくさん食べたい人向きではないかもありません。
メニューは色々とあります。フォーに豚汁、サラダ、もずく、フルーツ、ケーキ、和洋と色々とあります。たくさん食べてしまったので夕方まで食べなくてもいいくらいでした。
温泉大浴場「濱泉- HAMAIZUMI 」
同ホテルHPより
そして、一番のインパクトが温泉大浴場の濱泉であります。ドライ・スチームサウナに水風呂があり、内湯と露天風呂があります。つくりが高級であり、とても心地よい空間であります。
泉質はナトリウムー塩化物温泉(高張性・中性・高温泉)であり、海端にある温泉には良くある泉質ですが、やはり温まるので良いです。独特の石のような香りも堪りません。
露天風呂の隙間から見える新都市交通がそのギャップを感じさせ、なかなかであります。
同ホテルHPより
湯上りの後はラウンジのようなスペースでくつろげます。アイスコーヒーなどもありました。
ちなみに日帰り入浴も可能です。2,800円。
最後に
都会に雰囲気の神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズでありますが、繁華街から離れたある意味住宅地にあるので、喧騒がなく、遠くを見れば大阪湾も見えます。
そして、贅を尽くした温泉施設が高級旅館のような倒錯も覚え、くつろげます。特に温泉は何度でも来たくなる不思議な魅力を兼ね備えています。