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PeachはなぜANAグループなのにグループ運航便にならないのか

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ピーチ・アビエーションの株式の77.9%はANAホールディングスは保有しており、連結子会社であるにもかかわらず、グループ運航便になぜならないのか考えてみました。

ANAとピーチの新たなキャンペーン

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毎日ルーティンとなっているANAマイレージクラブのMyキャンペーンをパトロールしていると以下のようなキャンペーンが新たに掲載されていました。

ANA×Peach トクするトリプルキャンペーン

いよいよ、ANAマイレージ会員がピーチ便に乗るとメリットがあるサービスが来たかなと思いチェックしてみました。

すると、以下の3つでした。

Peach便のご搭乗で抽選でANAのマイルをプレゼント

Peachオンラインショップクーポンプレゼント

Peach店舗でお土産10%OFF

という事で、Peach便名で利用の際にANAラウンジが利用できたり、無料で座席指定が出来たりと言うわけではありませんでした。。。

一応、各キャンペーンを見てみます。

Peach便のご搭乗で抽選でANAのマイルをプレゼント

Peach便のご搭乗で抽選でANAのマイルをプレゼントについては、Peachが運航する路線に対象運賃で搭乗いただいた中から抽選でANAのマイルをプレゼントするものであり、フライト=マイル積算に一番近いキャンペーンかもしれません。

対象予約期間:2月17日(木)~3月30日(水)23:59まで
対象搭乗期間:3月1日(火)~3月31日(木)まで

対象路線・運賃
対象路線:Peachが運航する日本国内線全路線
対象運賃:バリューピーチ、プライムピーチ

そして、ANAマイレージクラブの会員であることとPeachアカウントを持っていることが条件でPeach予約サイトで追加オプションページ「ANAxPeach|トクするトリプルキャンペーン」コーナーにて応募が必要です。

抽選で当たるマイル数は10名に30,000マイル、90名に5,000マイルと合計100名で75万マイルと景品表示法の遵法の香りが漂うキャンペーンであります。

Peachオンラインショップクーポンプレゼント

続いて、Peachオンラインショップクーポンプレゼントは対象期間中にANAマイレージクラブ会員がPeach公式オンラインショップ PEACH SHOP ONLINEで利用できる650円分のクーポンをプレゼントするものであり、搭乗縛りや利用額縛りがないため、こちらは気に言ったものがあると良いかもしれません。

ただし、オンラインショップの送料は650円~(税込)となっており、実質的には送料無料という事なのかもしれません。

一応、消え物である食べ物もあり、釧路と新潟のオンライン物産展があります。ものによってはPeachの運賃が安い時に現地現物で買った方が良いかもしれません。

Peach店舗でお土産10%OFF

関西空港にあるPeach SHOP 国内ゲート店で1,000円以上の商品を購入した際に、ANAカード 、ANAマイレージクラブカード、・ANAマイレージクラブ デジタルカードを提示して購入すると10%割引になるというものです。

期間は3月1日(火)~3月31日(木)購入分となっています。

ANA FESTA感覚で割引が受けられ、10%と言う割引なので、関空方面に行き、お土産をたくさん購入する場合にはANA便利用よりもメリットがあるかもしれません。

莫大な顧客基盤のANAマイレージクラブ会員からの掘り起こし

こうしたキャンペーンをANAマイレージクラブ会員に展開するのはワンタイムなピーチ利用者よりも、使う人もいれば、使わず寝かせている人もいる色々な要素のあるものの、会員数は絶対的に多いANAマイレージクラブ会員に新たな提案で少しでも需要を掘り起こしたいのかもしれません。

いきなり、直球で航空部門に切り込むとどう触れるかわからないので、まずはこうしたキャンペーンでどう動くかと言うのも見ているのかもしれません。

また、決算期という事もあり、少しでも活発にさせたいという意図があるかもしれません。

なぜANAグループなのにグループ運航便にならないのか

冒頭のとおり、ピーチ・アビエーションはANAホールディングスが77.9%の株式を保有するかなり濃い連結子会社であります。77.9という数字がなかなか導入できないボーイング777-9とも数字があっており、何か縁があるのかもしれません。

通常はこれだけの支配をしているとグループ内外でシナジーを出すように動いても良いものであるが、現時点では成田と名古屋中部と福岡を中心にコードシェアをしているのみであります。

ヨーロッパにおけるルフトハンザとユーロウィングスのような関係に近いと言え、皮肉にもANAマイレージクラブではユーロウィングスはスターアライアンス加盟ではないものの、提携航空会社としてライフタイムマイルは積算されることとなっています。

一方で、ピーチはピーチ便として搭乗すればライフタイムマイルさえ積算されないという何とも無情であり、ANA HD株主からすると無残な現状かもしれません。

JALマイレージバンクではジェットスタージャパンは積算率は低いもののマイル積算(FOPと搭乗回数は対象外)さえできるにも関わらず不思議なところでもあります。

JALの持分は50%とメジャーはとっていますが、過半数を占めているANAとは違いがあります。

グループ一体運営をするとこれまで以上に国内線で独占が進むかわかりませんが、出資している先は一応は日本の株主なので、もっと血行促進をしてみた方がいいのではないかと感じてしまいます。

最後に

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フルサービスとLCCの棲み分けと言うところから始まったので、その聖域は相互に侵すことなく、展開していきたいところであはありますが、路線によっては不採算もあり、ライト級にしないといけなく、一方で色々な需要のある幹線はこれまで見たく大きな箱を用意して大量輸送で解決という事でもないようであります。

それは世代や収入別の層では割り切れず、収入が多くても時間と場所でLCCを選択したりするケースもあり、若年層であってもフルサービスを求めたりと複雑になっているかもしれません。

そうした中でベースとなるのがマイレージ口座であり、そこのマイルが使えるか貯まるか、そして、その沼に浸かっていくとライフタイムマイルが貯まるとかと言う点にはまり、バンドルとしては良いと思えるのですが。

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