羽田発伊丹行きの始発便であるNH985便に搭乗しましたので、お伝えします。
大阪と羽田間の始発便・最終便
大阪と羽田間の始発便と最終を3空港(伊丹、関西、神戸)別にまとめてみました。
大阪3空港(OSA)の滑走路運用時間は下記のとおりです。
伊丹空港(ITM) 午前7時から午後9時までの14時間
関西空港(KIX) 24時間
神戸空港(UKB) 午前7時から午後10時までの15時間
羽田から3空港への始発便・最終便出発時間(ANA)
ANAの運航ダイヤ(7~8月)での3空港への始発便と最終便の出発時間は下記のとおりです。もっとも需要のある羽田から出発時間となります。
伊丹 始発6:25(着7:30)、最終19:20(着20:35)
関西 始発7:10(着8:25)、最終21:30(着22:45)※スターフライヤー運航
神戸 始発6:25(着7:35)、最終20:15(着21:30)
3空港から羽田への始発便・最終便出発時間(ANA)
一方で、3空港からの羽田への始発便と最終便は下記のとおりです。ANAの運航ダイヤ(7~8月)
伊丹 始発7:05(着8:15)、最終20:20(着21:35)
関西 始発6:30(着7:40)、最終21:35(着22:50)
神戸 始発7:05(着8:20)、最終20:55(着22:20)
伊丹と神戸は滑走路運用時間ギリギリで発着のダイヤを組んでおり、関西空港がそれ以降の時間をカバーしていると言えます。東京オリンピック開催時は関西空港をフル稼働して、もっと遅い便を設定して、混雑緩和とかするのか気になるところです。
搭乗記
搭乗
梅雨明けが待ち遠しい生温い空気が肌にまとわりつく天気であり、サンデーモーニングにも関わらず、飛行機もだるそうな感じに見えます。
シートは5Kと搭乗前日でも最前列の窓側を指定できたのはダイヤモンド会員のメリットと言えます。
機材はボーイング787-9型機であり、国際線では乗り慣れていますが、国内線はレアな存在と言えます。機内Wi-Fiも当然装着されています。今月のANAフライトであり、機内誌に目を通します。
搭乗が思いのほか早く始まり、予定より2分早く出発となりました。日曜の朝のためか混雑もなく、すいすいとD滑走路に。
増築中のターミナル、ラウンジはどこになるのでしょうか。
沖止めされているJA795Aがいました。中には、THE SuiteとTHE Roomが設置された最新機材であります。特徴としては3つ目のドアまでの窓の間隔が不規則である点とインターネット通信用のレーダードームが機体前方上部にデカデカと設置されている点と写真では見えませんが機体後部に「BOEING 777-300ER」が青字でペイントされている点と言えます。
離陸
離陸前にはBKKから飛んできたTGの744が着陸していくなど早朝らしい光景です。
どんよりとした空気の中、離陸していきます。晴天よりもどことなく、エンジンの強い唸り音が続いている感じがします。あっという間に雲の中に入り、雲を抜けるとひょっこりと富士山が見えます。切り絵のような光景が見えます。
離陸の様子を動画で撮影しました。動画は4Kであり、時間は約3分です。
あっという間の水平飛行
雲の間から富士山が見え、ドリンクのサービスです。
ナビタイムの広告がプリントされており、原価と収入がどれくらいになるのか気になってしまいました。
高度1万メートル以内で、どんどん大阪が近くなります。
着陸
エンジンの回転も弱くなり、徐々に高度を下げていきます。5K席のため大阪城や高層ビルは眺められませんでしたが、大阪の街並みや淀川に架かるおおさか東線の鉄橋、アジアハイウェイ1号線でもある名神高速を見ながら着陸となります。どことなく、日曜日の朝らしく、街も静かに感じられます。
着陸も動画にまとめてみました。4K動画となります。
大阪の方が東京よりも天気がよく、明るく飛行機もシャキッとしています。このあとボーイング787-9型機は沖縄に飛んでいきます。
いつも改装工事をしている伊丹空港ですが、来るたびに綺麗になっており、快適であります。
最後に
始発便は起床も早く、寝てしまいますが、離陸から着陸まで早い、東阪路線は意外と飽きず見ていられ、時間があっという間に過ぎます。特に市街地の伊丹空港への着陸は景色を見ているだけでも満足であります。