ANAでは臨時便でありますが、関西空港と欧米(アメリカとドイツ)の間に直行便を運航させるため、調べてみました。
サンフランシスコとフランクフルトから関西空港への直行便
今回、運航されるのは臨時便であり、春休みの帰国、帰任や赴任による、北米や欧州から関西地域への需要に対応したものであります。
スケジュールは下記のとおりです。
サンフランシスコ
NH1915便 SFO 13:00 →KIX 18:05+1 3/13のみ
フランクフルト
NH1926便 FRA 18:00 →KIX 13:15+1 3/12と19のみ
早速、検索してみると有償でも特典でもサンフランシスコ発はでてきますが、フランクフルト発はまだ出てこないようです。
ちなみにサンフランシスコ→関西の特典ビジネスクラスは空いていました。
流石にこの時期に旅行に行こうと思う人は少ないので、帰国費用を抑える目的とかでは良さそうです。
機材はボーイング777-300ER 212席
機材は現在、どんどん退役させられているボーイング777-300ERの212席仕様のようです。212席仕様は2つあり、一つは従来からのビジネスクラスではスタッガードシートであります。そして、もう一つは最新のThe SuiteとThe Roomが設定されたシートとなります。SFO発はビシネススタッガードシートのようです。
予約に出てこないとわかりませんが、フランクフルト便は羽田線にて新212席仕様を利用するケースが多いため、関西便にも新212席仕様が運用される可能性もあります。
羽田→フランクフルト→関西→羽田で運行されれば、国内線でThe Roomに座ることも可能かと思ってしまいましたが、今のところは到着日とその翌日の関西→羽田便は全て小型機でした。
そのまま、関西にしばらく留まるのかもしれません。
アフターコロナでネットワークに見直しか
今回は臨時的な需要であり、西日本の人が東京に帰国してから大変と言う点もあり、設定された意味合いが強いようです。
しかし、アフターコロナでの人の動きが変わる可能性もあり、羽田と成田のデュアルハブ戦略が変更となり、関西空港からの直行便が増えたりするかもしれません。
また、スターアライアンス加盟では関西=サンフランシスコがユナイテッド、関西=フランクフルトはルフトハンザが運航しており、撤退の可能性もあり、それを引き継ぐなども想像できます。
最後に
個人的には東京を経由した方が400PPを積算する回数が多くなるので、良いのですが、帰国後に国内線に乗り換え、家に到着するのが遅くなる、逆に早朝に家を出ると言うケースでは関西空港からの直行便はとても便利そうです。
今回は本当に臨時便だけの意味なのか、何か新たな試みの実験なのか不明ですが、関西空港への欧米から直行便というのを予約画面で見ると新鮮です。