エアインディアのヨーロッパから東京までのビジネスクラスが安いためまとめてみました。
エアインディア ビジネスクラス ミラノ→東京片道
今回は夏休みシーズンの8月21日出発であります。ボーイング787-8で夜9時に出発し、デリーには翌朝8時に到着します。乗り継ぎ時間は16時間近くあり、日付変わって深夜0時5分に成田に向けて出発します。成田には正午に到着します。
2レグのフライトはいずれも8時間前後のフライトなので、短すぎず、長すぎずと言ったところであります。
乗り継ぎ時間の間にデリーをちょっぴり観光が出来そうです。8月のデリーは東京と変わらないくらいであります。
運賃・予約クラス・プレミアムポイント
運賃、予約クラス、プレミアムポイントは以下のとおりです。
運賃 約172,037円
予約クラス Zクラス(125%+400PP)
プレミアムポイント 10,192PP
プレミアムポイント単価 16.88円/PP
ヨーロッパから東京までのビジネスクラスが何と17万円台であり、予約クラスは70Pではなく、125Zであり、プレミアムポイントは何と1万PP越えであります。
単価としては往年の10円切りには程遠いものの、かなり安いと言えます。同じミラノ発券のANAのプレミアムエコノミーと比較しても断然安いと言えます。
なぜ、安いのか
先日、記事にしましたが、エアインディアのミラノ発券シドニー行きの運賃もかなり安くなっています。デリーからシドニーまで遠いこともあり、こちらの方が単価は良いのですが、東京までと言うのはやはり魅力的であります。
また、シンガポールや香港、ソウルも安くなっています。ソウルは14万円台なのでLCCと組み合わせれば東京よりも安く済みそうです。
ロンドンやフランクフルト、パリ、ローマ、マドリードなどはそんなに安くなく、ミラノだけがとりわけ安くなっています。
これは2024年の夏場にミラノを含めて、コペンハーゲン、アムステルダムの各路線を増便することが影響しているようです。実際にアムステルダム発券は安くないものの、コペンハーゲン発券はミラノ程ではないものの、東京までは安くなっています。
ミラノの場合、豪州や東アジアまでの直行便がスターアライアンスではなく、遠回りでもビジネスクラス需要を取り込もうと言うのが感じられます。もちろん、増便により、搭乗率が下がってしまってはと言うところで、その対策もあるかもしれませんが。
最後に
過去にはエアインディアは、ロンドン→成田のビジネスクラスが安いこともありましたが、その再来にも感じます。今回の場合は夏場限りの増便であり、バカンスシーズンにヨーロッパからアジアへの需要を取り込もうという意気込みを感じる運賃設定でもあります。ヨーロッパだけでなく日本も夏休みシーズンなのでこの機会を活用するのもありと言えます。