進撃のプライオリティパスですが、関西空港でのまた、と言うか新たなことをやらかしたみたいですので、まとめてみました。
関西空港のプライオリティパス
関西空港において、現時点で利用できるのと言えば、国際線エリアでは
カードメンバーズラウンジ 「六甲」
カードメンバーズラウンジ 「金剛」
カードメンバーズラウンジ 「アネックス六甲」
であります。世界の国際空港の国際線ラウンジで利用できる場所としては関空の国際線のラウンジは正直、ちょっとと言うところがあります。それよりもインパクトとなったのが、国内線制限エリア内にある「ぼてじゅう1946」と言えます。それ以前は誰でもアクセスできるエリアにありましたが、閉店し、エアサイドに移転し、国内線エアライン利用者には到着時でも出発時でも利用できるようになり、3,400円分利用できるのはありがたいところであります。
今度はANAラウンジ
そして、今度はANAの国際線ラウンジがプライオリティパスで利用対象となります。ANAラウンジは関西空港の国際線エリアの出国審査後にあるため、国際線出発時利用が必須となりますが、大きな進撃と言えます。
関西空港のANAラウンジと言えば、関西空港にANA運航便が再開されないながらも、2023年5月末に、このままディスコンになると言う記事を書いた直後に再開となっています。しかしながら、基本的に同ラウンジを利用するにはスターアライアンス便の利用であり、近場であれば、アシアナ航空の金浦か仁川、エバー航空であれば台北桃園という事なりますが、同じ空港から飛んでいるLCCと比較しても割高であり、最後になるかもしれない関西空港の国際線ラウンジを利用しておきたいところでありますが、コストが高いため、あぐねいていました。
ここは、ソウルまでのLCCを利用して、ANAラウンジを利用すると言うのが、ベストと言えそうです。
なお、関西空港のANAラウンジの営業時間は下記のとおりです。
月曜:午前6時30分~午後9時30分
火曜:午前6時30分~午後5時
水曜:午前6時30分~午後9時30分
木曜:午前6時30分~午後5時
金曜:午前6時30分~午後5時
土曜:午前6時30分~午後9時30分
日曜:午前6時30分~午後5時プライオリティパスホームページより
2023年9月以降は全日AM6:30-PM9:30まで利用できるようになるとのことです。
関西空港のANAラウンジについては、シャワールームは有りませんが、国際線ラウンジであり、食べ物については、それなりに充実していたと言えます。2023年では、スマホオーダーがメインとなっているかわかりませんが、JALに対抗したチキンカレーが関西空港では一番インパクトがあるかもしれません。
羽田・成田のANAラウンジ(Suite含む)では、冷凍の寿司や麺類などが充実していると言えますが、関西ではレトルトが主流となり、そう考えるとカレーがメインとなりそうです。
ソウルで韓国料理を堪能する前にカレーでお腹の調子を整えると言うのも良いかもしれません。カレーのスパイスには弱った胃の調子を整える作用も有り、激辛前に整える意味も有るかもしれません。いずれにしても暴食(個人的には暴飲)は良くありませんが。
最後に
現在、オープンなビジネスきっぷ(羽田⇔大阪すべて)がなぜか1回分あります。関西にまず行き、到着後にお好み焼きかハラミでブランチとして、国際線に移動してカレーを食べて、LCCで昼寝をして仁川に到着と言うのも有りかもしれません。
一昔前はフルサービス利用で、プライオリティパスラウンジが前提でしたが、今は国内線・国際線でも何でもありと言えます。
利権の濃い、羽田発着よりもラウンジ利用などでメリットがあり、関西空港経由と言うのもマイル修行の旅においては楽しいかもしれません。
マイル修業とは別としても、ANAはプライオリティパスと提携するのはやはり、ラウンジでマネタイズを考えていると言うところかもしれません。羽田T3のように猫の手(アネックス)を借りてでもラウンジを裁くターミナルは別として、通常ではマネタイズする余力があると言うことかもしれません。
ましてや、ANA便の運航がいまだにないKIXでは、利用者は限られ、稼働率を上げるために、使える資産で稼げるものは少しでも稼ぐと言うのがあると言えます。プライオリティパスと提携するとプライオリティパス利用者しか寄り付かなくなるかもしれませんが、安定稼働をして、その実績を基に別な客層の店舗をつかむとかあり得そうであります。ANAの場合は航空事業者なので、こうしたことは該当しませんが、JALとはずいぶん違う会社のようであります。
個人的には、プライオリティパス1枚持っていると利用できる空港のアップデートが刺激的であり、空旅の感覚が敏感で新鮮になるのは、半世紀近く空旅を続けて来て、マンネリ化する中で、相反して、魔法のプラスチックカードとも言えます。クレジットカード付帯で持つことができ、面白いサービスであります。