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地球規模でプレミアムポイント単価9円台

なかなか、エクストリームでありながら、安いPP単価9円台のプレミアムエコノミーがありましたのでねお伝えします。

シンガポール航空プレミアムエコノミー ケープタウン⇒サンフランシスコ

フライトルート

なかなか、地図が想像しにくいので、先にルートマップを出してみました。普通に考えると南アフリカから北米を目指すとなると大西洋を横断となりますが、インド洋を超えて、赤道近いアジアのシンガポールから太平洋を越えてアメリカ西海岸まで飛ぶと言うルートであります。世界の港町を一気に3か所も巡るルートでもあります。

旅程

旅程としては11月20日の午前中にケープタウンを出発します。ちょっと早い出発ですが、市内からケープタウン空港まではシャトルなどを手配すれば、小1時間であり、7時くらいにホテルを出発すればラウンジのまったり時間も含めて余裕があるかもしれません。

そこからヨハネスブルクを経由して、チャンギ空港までは13時間半であります。ここは最前列のシートを押さえたいところであります。

チャンギ空港には翌日早朝に到着します。ここは気合を入れて、シンガポール観光を朝からして、ホテルに早めにチェックインして、休養であります。翌日は遅めにチェックアウトして、空港に行き、プライオリティパスがあれば、ラウンジ吟味でもして、19:50発のサンフランシスコ行に乗ります。

ここからは14時間40分とまた、長いフライトであり、アップグレードができるのであれば、したいところであります。ニューヨーク線と異なり、ULRではないので、プレミアムエコノミーの1列シートは存在しないため、シート選びがポイントとなるかもしれません。

サンフランシスコには22日18:30と東回りなので時間が経過するのは致し方ありませんが、全区間プレミアムエコノミーで完結します。

運賃・予約クラス・プレミアムポイント

運賃・予約クラス・プレミアムポイントは下記のとおりです。

運賃 142,081円

予約クラス Lクラス(100%+400PP)

プレミアムポイント合計 15,255PP

プレミアムポイント単価 9.32円/PP

6,000マイル超と8,000マイル超のフライトが続き、プレミアムポイントは1.5万PP超と世界一周に匹敵するルートでありつつ、運賃は14万円台と20年前かと思ってしまいます。まさに地球を股にかけたフライトであり、ライフタイムマイルを大量生産したい場合には好適とも言えるルートであります。このルートを乗るだけでも結構な面白さがあります。

ちなみに、ニューヨークに行きたいかーの一択の人にはSFOでジェットブルーに乗り換える運賃も同等であります。チャンギ空港からEWRまたはJFK直行の場合は20万円超となるため、単価優先の場合はSFO経由必須と言えます。

大西洋経由の場合は

大西洋を渡る路線と言うとユナイテッドなどはダイレクトにニューアークに向かいますが、そこからは西海岸までは国内線フライトとなります。

また、スカイチームの場合はKLMが強く、アムステルダム・スキポール経由が多いと言えます。今回はSQ便と日付を合わせたため、JFLからSFOまではデルタを利用しますが、日によってはスキポールからサンフランシスコまで直行便もあるので、2区間のフライトで到達はできます。

ただ、運賃はSQよりは2万円弱、高くなります。区間マイルは下記のとおりです。

CPT-AMS   5,997マイル

AMS-SFO   5,473マイル

であり、基本的には西に向かうフライトのため、乗り継ぎ時間が良いと早く到着する感じがあります。こうした歴史代々続く、常識的なルートのところにSQは運賃で対抗しているとも言えます。プレミアムポイント修行には願ったり、叶ったりと言えますが。

最後に

世界一周と言うか、地球規模でプレミアムポイント単価9円台のフライトというのは一世一代のものかと思いますが、実際はエコノミー以外の快適なクラスでも探せば地球上に転がっていたりします。

出家するかのように何年もかけてじっくりと世界を廻るのも良いですが、ネットで一瞬でつながる時代なので、昨日はケープタウン、今日はシンガポール、明日はサンフランシスコ、明後日は東京の自宅のベッドでグッスリと言ったことの方が、新しい時代の地球儀を俯瞰しながらの旅となるかもしれません。

個人的には日本に戻らず、キト辺りに行ってから、ヨーロッパに行くかもしれませんが。地球規模で移動を考えるとやはり、飛行機一択であり、山に山菜を採りに行く感覚で割安なチケットを探す感覚であります。

PP単価、ANA運航便縛りで、国内線の乗り継ぎ運賃とかも面白いですが、地球儀単位でルートを巡らす方が楽しいところであります。結局のところ、単価と言うか原価は収斂します。

昨日、羽田経由で小松に行ってきたと言うよりは、チャンギ空港経由、サンフランシスコ経由で羽田に戻ってきたと言う方が興味を持たれるかもしれません。

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